リビング京都 中央版 6月16日号
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(12)2012年6月16日(土曜日)中央第1592号●主な配布地域=北区・上京区・中京区・下京区・左京区・南区・東山区・山科区●配布部数=193,910部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。 リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)京都リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催し等のお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付等の目的にのみ使用します。また、アンケート等の集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目京都リビング新聞社が取り扱う個人情報について 的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。個人情報保護管理者 平岩 護◆個人情報保護に関するお問い合わせ 個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙「町家を残さんといかん、というのは僕の生きる哲学みたいなもの。京都の町家は今や〝危機遺産〞ですからね」と話す木田安彦さん(68歳)。この思いが生まれたのは木田さんが大学生のころ。高度経済成長期の洋風建築ブームで、町家が壊され始めてきた時期なのだそう。「町家の文化が消える前に、確かめるようにして自転車で町中の町家をスケッチして回りました」長年空き家だった築80年の町家を、中京区在住の画家で京都市文化功労者の木田安彦さんが美術館として再生。先月開館した「木田安彦美術館」は、大正期の町家のたたずまいを今に伝える希少な空間が広がっていますよ。 撮影/三國賢一「木田安彦美術館」は、昭和7年に建てられた2階建ての町家全体が展示空間。大広間や床の間、廊下で木田さんの作品約50点を鑑賞できます。木田さんが世界中を旅して集めた美術品や家具も町家の空間になじんでいます。「実は、僕は個人美術館を建てることにはまったく興味がなかったんです」と木田さん。にもかかわらず美術館を開館するきっかけになったのは、木田さんの母親と町家の持ち主の20年前の約束だったとか。「母が持ち主と知り合いで、『息子は京都の町家を守る心意気があるから、人に貸すときは息子に声かけて』と言うてたんです」去年の秋、急にその20年前の話が木田さんの元へ。最初は断ろうとしたそうですが、「母親の思いを大事にしてやろう」と思い直して再生に着手しました。「僕が借りることで昔の姿のままに家を残せる。長年、町家を大切に考えてきた、僕なりの社会貢献のやり方です」と木田さん。この取り組みを京都市景観・まちづくりセンターや京町家再生研究会も応援。京都市からは景観重要建造物に指定されました。また、世界中で文化財保護活動を行っているアメリカのワールド・モニュメント財団も、木田さんの思いに共感したことで改修費用の半分を出資。町家が世界的にも文化財として認められることにつながったのです。「日本人には、『古びてゆく美を認める』という感性がありますね。この町家の空間で見たまま、感じたままに、自由に過ごしてもらえればと思います」(木田さん)開館予定は左記期間の金・土・日曜日。6月24日(日)まで、7月6日(金)〜8日(日)・20日(金)〜22日(日)、9月21日(金)〜30日(日)、10月5日(金)〜28日(日)、11月2日(金)〜18日(日)。いずれも正午〜午後5時。入館料一般500円、高・大学生300円、中学生以下無料。問い合わせは同館(中京区蛸薬師通高倉西入ル)=☎075(202)8136=へ。木田安彦さん。美術館2階に展示されている大作「朝鮮通信使屏風 1996 木版画」の前で。屋根瓦の一つ一つにも、木田さん独自の緻密な「かすれ」の技法が施されているのを目の当たりにできます守りたい木田安彦美術館入り口。玄関の小屋根には「まねき猫」がいますよこちらは、祇園祭を題材にした作品昔の姿のまま、京町家20年前の約束を果たして画家・木田安彦さんの美術館が開館しましたを世界中を旅して集めた骨董(こっとう)品も作品とともに展示されています2008年に横浜に誕生した「TOEベビーパーク」。0~3歳の子どもとその親を対象にした独自のプログラムで、子どもの力を引き出すことを目指す教室です。入室まで半年待ちという横浜教室の人気を受け、京都にも烏丸教室を含む4教室がオープン。「遊びを通して子どもの知能と運動能力をバランスよく伸ばすことを目標としています。ちなみに、横浜教室に通う子どもたちの平均知能指数は140を超えています」と講師の占部さん。同教室では“子どもの可能性は母親次第”という考えのもと授業を実施。「声がけ」や「読み聞かせ」などの方法を親に指導しています。1クラス6人までの少人数制。毎回のレッスンでは「マザーリング」という育児子どもが楽しめるレッスンで、好奇心を刺激します入室半年待ちの親子教室が京都に子どもの力を引き出すための遊び方を紹介7月14日(土)まで特典ありTOE ベビーパークhttp://www.babypark.jp7月14日(土)までの特典体験レッスン、発達診断・個別レッスンアドバイス通常1万2600円が3000円に※前日までに要予約相談の時間が設けられ、「一人で悩まなくなり、育児が楽しくなった」という声も多いそうです。7月14日(土)までは体験レッスンがお得に。3~8歳対象の「キッズアカデミー」もあり。●四条烏丸教室=下京区水銀屋町628─1 フクヤビル8階(地下鉄「四条」駅・阪急「烏丸」駅より徒歩約1分)、西京極教室=右京区西京極南大入町86─2(阪急「西京極」駅より徒歩約7分)。問い合わせはいずれも同校=10120(415)181(午前9時30分~午後5時、祝日を除く月~土)=へアウトドアではもちろん普段使いとしても、汚れを気にせずに屋外へ持っていけるバッグや小物があれば、重宝しますよね。クジラのマークがかわいい「JIB(ジブ)」のアイテムは、パリッとした軽くて丈夫なセイルクロスを使用。丸洗いもOK、全てハンドメードです。「JIB」のショップとコラボしたギャラリーカフェ「103PULPO(イチマルサン プルポ)」では、6月22日(金)~24日(日)に「JIBカーニバル」フェアを開催。来店者にはオリジナル缶バッジがプレゼントされます。また、期間中に買い物をした人は、カフェにてワンドリンクサービス(当日のみ有効)も。「通常とは比較にならないほどの品数がそろいます」(スタッフ)とのことなので期待できそうです。限定のレアものやレジャー用のアイテムを探しに出かけませんか。●京都市中京区蛸薬師通富小路東入ル Octhill(オクトヒル)1階、☎075(221)8100。午前11時30分~午後7時(LO午後6時30分)、木曜休人気のダッフルバッグ「JIBカーニバル」フェア6月22日(金)~24日(日)開催オリジナル缶バッジがもらえます103PULPOhttp://www.103pulpo.comあの店この店お得な特典あり!★高島屋藤井大丸富小路通麩屋町通河原町通蛸薬師通四条通阪急河原町駅マルイ103PULPO

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