リビング京都 西南版 7月28日号
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(12)2012年7月28日(土曜日)西南第1598号なりそう音楽を聴きに〟が、最近、コンサートに出かけましたか? 「お金がかかる」「小さな子どもがいるから」といった理由で気軽に行けない人もいるかもしれませんね。そんな人たちに注目してほしいのが、今年6月から西京区で始まった「ウエスティ・パフォーマンス広場」です。1曲目の「柳の笛のうた」は、フィドル(バイオリン)の弦を指でポロン、ポロンとはじきながら奏でられる音色で始まりました。曲の中にはフクロウの鳴き声を模した笛の音も入り、何だか森の中へ招かれているような気分に。客席の人たちも、すっかり音楽の世界に引き込まれていたようで、演奏が始まると、ぐずっていた赤ちゃんたちも、ほとんど泣きやんでしまうほど。中にはお母さんと一緒にステージの近くまで歩いて行って、楽器に見入っていた子もいました。飲み物などの持ち込みも自由、子どもが泣いてもOK、ほかの人の邪魔にならなければ、席を立っても大丈夫といった気軽さもあるためか、誰もがリラックスして楽しんでいました。アンコールでは、自然と客席から手拍子が起こり、最後まで温かい雰囲気だったコンサート。合唱サークルの仲間と来たという河田満里子さんは「昼間にやっていて無料というのがうれしいですね。今度は、娘や孫も誘ってみようかな」と満足げ。東さんによると、今後も琴などの邦楽、クラシック、カントリーなど、幅広い演目が予定されているそうです。次回は8月24日(金)午後3時より「うたと絵本のわくわくステージ」(午後2時30分開場)、午後7時より「丸石輝正 Live」(午後6時30分開場)の2本立ての予定。参加希望者は電話を。京都市西文化会館ウエスティ=☎075(394)2005。演奏の合間にはトークも。「私たちの衣装もコンサートのチラシも、地元の方々が作ってくれました。自然が豊かで、住民同士の結びつきが強い西京は本当にいいところ」と、西京区在住でパーカッション担当のAkiさん(中央)近所のママ友同士で来たという3人は、「豊かな気分になりました!」「北欧の音楽って、親しみやすいメロディーですね」「子どもが泣くのではと心配でしたが、意外と静かにしてくれてホッ(笑)」と口々に 撮影/奥田珠貴豊かな音色に赤ちゃんも泣きやむ!?6月22日、梅雨の晴れ間のさわやかな日の午後。京都市西文化会館ウエスティ内にある「創造活動室」を訪ねると、100人近い人たちが集まっていました。赤ちゃん連れのママや中高年の男女、若いカップルなどいろいろな人がテーブルについています。この日開催されたのは、同館による「ウエスティ・パフォーマンス広場」という取り組みの第一号コンサート。2013年3月までに、一般の人が無料で楽しめるコンサートを複数回実施するというものです。「当館は来年、創立20周年を迎えます。今後も文化発信を積極的に行っていきたいのですが、特に地元の方々に『ここへ来れば面白いことをやっている』と思ってもらえるような試みに挑戦したいと思っています」と副館長の東秀樹さん。この日のコンサートでは、北欧やケルト地方に伝わる音楽を演奏する、女性3人組のユニット「シャナヒー」が登場。場内の明かりが消え、いよいよスタートです。無料コンサート北欧の夏を祝う「夏至祭」をイメージしたという今回のコンサート。「お客さんが真剣に聞き入ってくれていた姿が印象的でした」とリードオルガンとアイリッシュ・ハープを担当した上原奈未さん(左)。「照明などが本格的で、スタッフの方々の意気込みを感じました」とフィドル担当のみどりさん(中央) ウエスティ・パフォーマンス広場 今後の開催日♪8月24日(金)♪10月19日(金)♪12月21日(金)♪2013年2月22日(金)開始時間や演目など、詳細は未定「ウエスティ・パフォーマンス広場」が始まりました音楽を聴きに〟が、日常の楽しみになりそう[紙面の無断転載を禁じます]●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,505部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。 リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)京都リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催し等のお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付等の目的にのみ使用します。また、アンケート等の集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目京都リビング新聞社が取り扱う個人情報について 的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。個人情報保護管理者 平岩 護◆個人情報保護に関するお問い合わせ 個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙

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