リビング京都 西南版 10月20日号
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(12)2012年10月20日(土曜日)西南第1608号「せ〜の、オープン」。掛け声とともにタペストリーを覆っていた布が外された瞬間、会場に集まっていた人々から一斉に「オォー、すごい!」と歓声が上がりました。約400軒の住宅をパッチワークで表現した縦2m40㎝、横2m50㎝のタペストリーは迫力の出来栄え。近づいて見てみると、柴の里自治会館や郵便局をはじめ、公園、阪急電車の高架橋、道路を走るトラックや乗用車、歩行者まで細やかに再現されています。「上のほうは愛宕山。春には桜が咲くので、桜の花びらもアレンジしました」と説明してくれたのは、発起人の山名上枝(ほつえ)さん。タペストリー作りのきっかけを尋ねました。「2013年に自治会結成45周年を迎えるので、記念に残るものを制作したかったんです。町並みが整っている柴の里地区の住宅地図を見て、パッチワークで作ってみたいと思いました」回覧板を通じてメンバーを募集すると、男性1人、女性18人が集まりました。小さな布を縫い合わせて1枚の大きな布を作り上げるパッチワーク。長岡京市柴の里の住民たちが、昨年9月から地区の町並みをパッチワークで再現しようと制作をスタート。1年がかりでタペストリーを完成させました。9月30日、柴の里自治会館で行われたセレモニーで、作品がお披露目されましたよ。 撮影/三國賢一今後は、多くの住民たちの目に触れるようにと、自治会館に展示されるこのタペストリー。「地元の人に見てもらい、自分の家を探してほしいですね。それから、独立してこの街を出た子どもたちにも見てほしい。柴の里への愛着が深まるような、シンボルになってくれたらうれしいです」と山名さん。タペストリー作りを通じて、メンバーとの絆が深まり、「布遊び 柴桜の会」というグループも結成。これからも地域のために貢献していきたいと考えているのだそう。「布は各自で持ち寄って、一軒一軒を8㎝四方のパッチワークで制作し、つなげています。子どもの服のハギレを利用するなど、懐かしい思い出も織り込んでいるんですよ」当初は2年がかりで進める予定でしたが、今年が市政40周年を迎えることを知り、急きょ、1年前倒しで仕上げることに。それまでは月1回集まっていた作業を週1〜2回に増やし、針で指を突いたり、指先が硬くなったりしながらも、メンバーと力を合わせて作業し、9月初めに出来上がったそう。10月21日(日)まで開催中の「市民文化まつり」(主催/長岡京市文化協会)にも出展されています。自治会館には、柴の里自治会の名前が刺しゅうされるなど、小さな部分にもこだわりが。パッチワークにはワイシャツや古布を、裏布には木綿風呂敷を利用するなど、随所に工夫がされています住宅マップをパッチワークで再現したタペストリーが完成にをこめてへのこの街で育った子どもたちにも見てほしいタペストリータペストリータペストリーがが完成完成タペストリー柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里柴の里メンバーは柴の里自治会のほか、「コアふれまち柴の里」、生涯学習の人々など、柴の里と手芸を愛する人たちばかり(前列左から2人目が山名さん、中央が自治会長・山方さん)愛情愛情愛情愛情愛情愛情愛情愛情愛情愛情自分の家を見つけて「あっ、あそこに」とうれしそう[紙面の無断転載を禁じます]●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,505部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。 リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)京都リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催し等のお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付等の目的にのみ使用します。また、アンケート等の集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目京都リビング新聞社が取り扱う個人情報について 的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。個人情報保護管理者 平岩 護◆個人情報保護に関するお問い合わせ 個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙
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