リビング京都 西南版 12月15日号
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(12)年末年始号西南第1615号[紙面の無断転載を禁じます]●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,505部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。 リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)京都リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催し等のお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付等の目的にのみ使用します。また、アンケート等の集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目京都リビング新聞社が取り扱う個人情報について 的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。個人情報保護管理者 平岩 護◆個人情報保護に関するお問い合わせ 個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙上賀茂神社の摂社で、5月にはたくさんのカキツバタが咲くことでも知られる大田神社。鳥居の前にある小さな橋を渡るとき、本殿に向たたいて怒らせると雨になるかもかって右側の水面をのぞくと、石が3つ見えます。これが「蛇(じゃ)の枕」「雨乞い石」と呼ばれる石。ヘビは雨を降らせる生き物とされていて、こ大田神社の石を農具などでたたくと、枕をたたかれたヘビが怒って雨を降らせるという言い伝えがあるそう。「この辺りでは、昔から京野菜が栽培されています。雨を望む農民の気持ちが表れたのでは」(上賀茂神社の権禰宜・高井俊光さん)北区上賀茂本山340、☎075(781)0011(上賀茂神社)。日の出〜日没。来年は巳(=ヘビ)年。ニョロニョロとして、人気者…とは言いにくいものの、民話や寺社にヘビが登場する話はいくつも残り、昔から私たちの身近な動物であったよう。そこで、京都にあるヘビにまつわる寺社を訪ねました。撮影:山﨑晃治鴨川と桝形商店街の間にたたずむ「出町妙音堂」。琵琶の宗家・西園寺家伝来の「弘法大師筆妙音弁財天画像」を本尊とするお堂です。弁財天は音楽など芸能のつかさどる女神で、境内にはその使いとされるヘビの絵や置物が至る所に…。出町妙音堂実はその多くは、以前こちらの堂守りを務めていた人物が画家で、自ら描くなどして奉納したものだとか。芸能の女神を祭っているだけに、アーティスチックな雰囲気も納得です。上京区河原町通今出川上ル一筋目東入ル、☎075(241)2454。日の出〜日没。芸能の女神の使いとしてカメと一緒に京都を守る!?京都の北の守り神「玄武」。この名前を持つ玄武神社には絵馬や本殿に置かれた石像に、その姿を見ることができます。それがカメにヘビがからみついたもの。「カメは長寿、ヘビは商売繁盛を表すといわれますが、なぜカメにヘビがついているのか。カメとヘビを対(つい)とする考えが古くから存在したようで、カメがメス、ヘビがオスという説もあるそうです」と宮司の椙本貴子さん。よく見ると、カメとヘビは向かい合っています。はたして、にらみ合っているのか、見詰め合っているのか。これぞ神のみぞ知る?北区紫野雲林院町88(猪熊通北大路下ル)、☎075(451)4680。 ※拝観は自由ですが、本殿の扉は、夜間閉まっています触ってもOK!ユニークな姿の神様村人に殺されそうになったカニを村の娘が助けると、今度は娘がヘビに連れ去られそうになったとき、カニが娘を助けてくれた。娘はそのお礼にと三室戸寺に、頭は翁(おきな=老人)、体はヘビ三室戸寺の姿をした五穀豊穣(ほうじょう)の神「宇賀神」を奉納したのだとか。│これは江戸時代から伝わる民話。この話にちなんで昨年境内に安置されたのが、1m20㎝の大きな「宇賀神」です。「しっぽをさすれば金運、ひげをなでれば健康長寿、耳を触れば福が来る」といわれているそう。宇治市菟道滋賀谷21、☎0774(21)2067。大人500円/子ども(6〜15歳)300円。午前8時30分〜午後4時。※拝観最終受け付けは閉門時間の30分前まで玄武神社ぐるぐると、とぐろを巻いたヘビの上に、ほほえんでいるような翁の顔が橋のたもと、水の中に見える「蛇の枕」。石は大小3つあります拝殿にある白ヘビの置物。ほかにも絵が多数並んでいます本殿に置かれた石像。ヘビがカメに巻きつき、顔を見合わせていますまつわる

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