リビング京都 東南版 1月26日号
6/12

(6)2013年1月26日(土曜日)東南第1618号 営業:林 制作:金尾PolarStar012601C44z07送電気事業連合会※リビング新聞の記事は、弊社および関連のwebサイト上に掲載されゲラチェック欄 ※確認印をお願いしますTELFAXURL検索QR価格日時写真12/271/1111:0012:1512/271/1717:30了15:001/700/0011:3000:001/700/0012:4500:001/800/0012:1500:001/1100/0010:3000:00西東京南むさしの東京中央まちだ東京東多摩千葉ふなばしさいたまかしわ横浜南横浜東田園都市東京つくば大江戸湘南特送り「放射線とは何か?」の基本をきちんと理解することが大切です平成24年度から、中学3年生の理科で「放射線」の授業が復活しました 平成24年度の「新学習指導要領」では、中学3年生の理科で「放射線」の授業が30年ぶりに復活しました。そもそも放射線とはどんなものなのでしょうか。公益財団法人日本科学技術振興財団では、教科書の副教材用にDVD「放射線映像教材集」を制作。これを監修した東京大学准教授の飯本武志先生に、「放射線」の基礎や監修するにあたっての思いを聞きました。 今必要なのは「放射線についての基本的な知識を持つこと」と飯本先生。 「放射線に関係があるのは原子力施設だけではありません。医療分野、産業分野など、身近なさまざまなところで放射線が利用され、生活に役立っているのも事実です。放射線を正しく理解し、リスクを知った上で、ベネフィット(利益)とのバランスを取っていくことが大切。放射線教育を中学校の新学習指導要領に導入することは、今回の原子力発電所の事故の前から決まっており、準備を進めてきたこと。価値判断の基盤には正しい科学的知識があるべきです。そのベースを作る上で、教育はとても大事だと思います」。 「理解した上で、具体的に何が不安なのか、それに対して何ができるかを考えることが大切なのです。中学生のお子さんがいるなら、この機会にぜひ一緒に教科書を見て、放射線のことを話し合っていただくといいですね。今回のDVDなどを利用するのも一つの手段だと思います」。 飯本先生は、日本科学技術振興財団が運営を行っている放射線教育支援サイト「らでぃ」に、「放射線教育推進委員会」のメンバーとして協力しています。「らでぃ」では放射線に関する情報や向き合い方を探るためのヒントも発信しているので、サイトをチェックしてみませんか?今こそ、正しい科学的知識と、そのベース作りを現状をきちんと知った上で、各自で判断することが大切 講演会や取材などで放射線について話をする機会の多い飯本先生。「子どもを公園で遊ばせてもいい?」「いつまで放射線に注意が必要?」などの疑問を投げかけられることが多い、と言います。 「場所によって状況が異なるので一概にまとめるのは難しいのですが、安全かどうかを考える際にはまず、現状の理解とリスクの認知がとても大切だと思います。例えば0・30マイクロシーベルト/時の野外環境に1日のうち8時間、残りの16時間を近くの木造家屋内で過ごすような生活習慣を代表例として考えてみると、その生活環境で受ける外部被ばくは年間では1・6ミリシーベルト程度になりそうです。この現状と、放射線のリスクをわかった上で、あとは各自がどう判断するかの問題になります。価値判断、特に安全に対する姿勢や考え方は人によって大きな違いがありますが、私は、立ち入りや活動を制限されていない地域であれば、基本的には野外活動をしてもよいと考えます」。 「いつまで注意が必要か、ということに関しても、個人の価値判断によるところが大きいと思います。ですが、一昨年5月以降、福島第一原子力発電所からは新たな放射性物質はほとんど環境に出ていないと考えてよいでしょう。判断の目安としては、放射性核種の半減期を理解しておくことも大切ですね。例えば、小児甲状腺がんのリスクにつながるヨウ素131の半減期は8日と短い。この事故に由来したヨウ素131は現在の環境中にはありません」。「放射線」は日常的に身近に存在しているもの 目に見えず、においもないので、イメージがわきにくい「放射線」。だからこそ、「基礎をきちんと理解することが大切」と飯本先生は言います。 「放射線は太古の昔から自然界に存在しています。私たち人類は誕生以来、日常的に自然放射線を受けているのです。私たちが1年間に受ける自然放射線の量は、平均で約2ミリシーベルトといわれています(図参照)。また、放射線はレントゲン検査やCTスキャン、空港での手荷物検査、トイレットペーパーなどの製品(厚さ)検査など、医療や産業などの分野でも活用されています。個人差は大きいですが、日本人が医療で受ける放射線は、平均すると年間約4ミリシーベルトとのデータがあります」。 福島第一原子力発電所事故以降の放射線も気になります。 「確かに、自然界から受けるものと全く同一に考えることは難しいでしょうね。ただ、人体への影響を考える際に大事なのは、放射線の〝量〞。ある量の放射線を受けると、どのような影響があるのかという理解が必要なのです。疫学データに基づくと、1回の被ばく線量が100ミリシーベルトを超えるあたりから、がんのリスクが高まることが確認されています。100ミリシーベルト以下では、発がんリスクが確実に高まるというはっきりとした事実は確認できていません。日常の食生活や生活習慣による別のリスクに埋もれてしまうほど小さいリスクなので、はっきりと分からないのです」。東京大学 環境安全本部 准教授飯本武志先生早稲田大学大学院理工学研究科(物・応物)博士後期課程修了。博士(工学)。専門は「放射線防護」「放射線計測」「環境放射線(能)」「放射線管理」。安全管理分野の専門家育成のみならず学校教員育成、児童生徒への教育にも力を入れている日本科学技術振興財団放射線教育支援サイト「らでぃ」http://www.radi-edu.jpDVD「放射線映像教材集」の1シーン。「放射線とは?」について、飯本先生が中学生に向けて分かりやすく解説しています DVD「放射線映像教材集」は、日本科学技術振興財団が中学校理科第1分野「科学技術と人間」の副教材用に制作したもの。新学習指導要領対応で「放射線の基礎知識」や「放射線の利用」などが分かりやすくまとめられています。 日本科学技術振興財団では、このDVDを抽選で読者100人にプレゼント(代行/サンケイリビング新聞社)。応募はハガキまたはwebで。ハガキの場合は氏名、〒住所、電話番号、年齢、性別を明記して、以下のあて先へ送ってください。【締め切り】2月20日(水)必着【ハガキ】 〒102-8515(住所不要) サンケイリビング新聞社 企画開発部 「DVDプレゼント」係【web】 http://r.living.jp/mrs/0126dvd/※応募者の個人情報は商品の発送のみに利用※当選発表は商品の発送をもって代えます※サンケイリビング新聞社はプレゼントの募集・発送を代行しますDVD「放射線映像教材集」を抽選で100人にプレゼント■ 自然放射線から受ける線量一人あたりの年間線量(世界平均)出典:国連科学委員会(UNSCEAR)2000年報告をもとに制作キリトリ線★土地の測量図をもっている人は、その写しを送るだけで可氏名( 歳)電話( ) 住所〒FAX( ) メール@ ●〈必須〉建設予定地は? 府・県 市・郡 町・区 丁目番地号に所在する (①自己所有地 ②家族所有地 ③借地)です●〈必須〉敷地面積 ㎡(坪)●〈必須〉建築予算 万円●住宅ローンの申し込み ①住宅金融支援機構 ②その他●〈必須〉建築時期 ①半年以内 ②1年以内 ③2年以内 ④3年以内●建物の用途は ①専用住宅 ②2世帯住宅 ③3階建住宅 ④店舗・賃貸併用住宅 ⑤アパート●部屋数は ( )室+(LDK・DK)●和室の数 1階に( )室 2階に( )室 3階に( )室 押入(要・不要) 床の間(要・不要)●洋室の数 1階に( )室 2階に( )室 3階に( )室 押入(要・不要) クローゼット(要・不要)●台所は ①対面型 ②アイランド型 ③L字型 ④その他( )●浴室は ①広め ②普通●家族構成 □夫婦( 歳・ 歳) □両親( 歳・ 歳) □子ども( 人)消費税が増税される前に、今年こそ新築や建て替えをしたい。そう考えているなら、毎年好評の「ハウスメーカー住まいの設計プランプレゼント」に応募してみませんか。「三井ホーム」「住友林業」「積水ハウス」の3社が、個性あふれる設計プランを作成。各社が、家族構成やライフスタイル、敷地形状、広さ、条件などを反映させて、考案してくれます。応募者の中から抽選で10人にクオカード1000円分をプレゼント(商品の発送をもって当選者の発表となります)。〈応募方法〉左記の用紙に記入のうえ、無料設計プラン希望と書いて、申し込みを。ホームページからの応募も可(応募フォームはダウンロードができます)。2月28日(木)締め切り(封書の場合は消印有効)〈申し込み〉京都リビング新聞社「無料設計プランプレゼント」係=〒604─8560(住所不要)、9075(212)8856。問い合わせは同係=☎075(212)4411 ※応募の封書・ファクスは協賛各社に提供、無料設計プランは各社から直接送られます。応募された個人情報は掲載メーカーのプランの作成のみに使用されます。応募者多数の場合、建設予定日が早い人からの対応になります。建築条件つきの土地、または法規上の規制で、希望の計画が困難な場合もあり。各社が問い合わせをした際、応募者と連絡がつかないときはプランが作成できない場合があります設計プランをプレゼント「三井ホーム」「住友林業」「積水ハウス」が作成2月28日(木)締め切り主催/京都リビング新聞社http://kyotoliving.co.jp「忙しくて異性と知り合う機会がない」「恋愛に消極的」など、さまざまな理由で結婚しない子どもを後押ししたいと願う親同士が出会えるイベントがありますよ。それが、京都リビング新聞社が開催する「親同士のお見合い」です。7回目となる今回は、3月14日(木)に京都ホテルオークラで、午前の部と午後の部、計2回実施します。申し込みからイベント当日までの流れは表の通り。会場では、子どもの「身上書」と「写真」を持ち寄り、親同士が情報交換。わが子の魅力が伝わる写真をたくさん用意してチャンスを広げましょう。お目当ての人には積極的にアピールを。事前に名前や住所を伏せたプロフィルが手元に届くため、あらかじめ気になる人を親子で相談しておくことも可能です。出会いや人間関係に関する講演もありまた当日は、リビングカルチャー倶楽部講師であり、「Office苑」代表のいしい佳子さんによる講演「人のご縁は五徳から」もあります。「親子も男女も、人と人との縁というものは、共に過ごす時間の長さにかかわらず大切なもの。対応の仕方を工夫すれば、より良い人間関係が生まれます」といしいさん。いしいさんは講演の後も会場にいるので、子どもの結婚のことで悩みがあれば相談もOKです。募集は午前・午後、それぞれ息子の親・娘の親各20人(両親での参加も可)。応募者多数の場合は抽選(追って参加可否の連絡あり)。参加料は1人1万円(両親で参加する場合は1万8000円)。ケーキセット付きの堅苦しくない形式ですよ。息子の結婚を応援する親もぜひ応募を。日時や会場などの詳細については表参照。〈問い合わせ〉京都リビング新聞社=☎075(212)4741「親同士のお見合い」で、わが子に出会いを3月14日(木)午前の部・午後の部 京都ホテルオークラにて 参加費1人1万円ケーキセットも楽しめる、堅苦しくない雰囲気の会です。息子を持つ親も応募して主催:京都リビング新聞社http://kyotoliving.co.jp「親同士のお見合い」〈日時〉3月14日(木)午前の部:午前10時〜(9時30分開場)、午後の部:午後1時30分〜(1時開場)〈会場〉京都ホテルオークラ 3階大宴会場「翠雲」(中京区河原町御池。地下鉄「京都市役所前」駅直結)〈参加費〉子ども1人につき1万円(親1人の料金。両親で参加する場合は1万8000円)、ケーキセット付き〈申し込み締め切り〉2月15日(金)〈申し込み〉はがきまたはファクスに、親の郵便番号と住所・氏名・年齢・電話番号、子どもの性別・年齢、希望の部(午前か午後)を明記のうえ下記へ送付。「リビング京都」ホームページ(http://kyotoliving.co.jp)からも申し込めます。京都リビング新聞社「親同士のお見合い」係=〒604-8560(住所不要)、9075(212)8857イベント当日までの流れ①ファクス・はがき・ホームページのいずれかで申し込みを(応募多数の場合は抽選) ※プロフィル用紙を発送します②子どものプロフィル(年齢・学歴・家族構成・趣味など)を提出後、参加費の振り込みを③京都リビング新聞社から参加者リストを送付 ※氏名や住所など人物が特定できる個人情報は伏せてあります④事前にリストに目を通し気になる相手をチェック⑤当日、親同士で対面。子どもの写真・プロフィルを紹介し合い、お互い同意のうえで連絡先などを交換しましょう情報交換前の講演も好評

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です