リビング京都 中央版 2月23日号
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(9)2013年2月23日(土曜日)中央第1621号~住まいの数だけ夢があり、住まいの数だけドラマがある~例えば3階建て。京都の町中でよく見かける間口が狭く、奥行きのある土地で建てるとなると、法規制もあり、自由度の高い設計は難しいのだそう。「家の大切な役目は、楽しい暮らしと、住む人の命、財産を守ること」。そう話すのはサンキ建設の布垣友義さんです。 京都・滋賀を中心に注文建築に携わって半世紀以上になる同社。こちらでは、理念・設計力・デザイン力を持つと認められた「重量木骨プレミアムパートナー」だけが設計・施工ができる、SE構法「重量木骨の家」による家づくりを行っています。木造の風合いと鉄骨の強度を兼ね備えるSE構法。骨組みの接合部分は金具で強度を保てるため、屋内の壁を最小限に抑えることが可能に。つまり、開放的なリビングやビルトインガレージといった、従来の木造建築では難しい設計も実現できるのだとか。「親と同居したり、子どもが独立したりと、家族の人数の変化に応じて間取りの変更も容易で、これをスケルトン&インフィル住宅といいます。『重量木骨の家』は、長く住み継いでいける家なのです」同社では、一級建築士による丁寧なヒアリングから家づくりがはじまります。「家を建てることが目的ではなく、住む人の豊かな暮らしを実現する〝家づくり〟にこだわっています」と布垣さん。施主と家族の細かな思いもくみ取ったプランニング力は、これまでに多くの施主を魅了してきました。2月にリニューアルしたばかりのホームページには、住まいの実例が、写真付きで多数紹介されていますよ。さまざまなヒントが見つかりそうですね。●京都市山科区竹鼻竹ノ街道町10。午前9時~午後6時、水・祝日休☎075(581)4141 http://www.4141sanki.co.jp/3階建ての施工例。3階の廊下に強化ガラスを使用し、3階の天窓から取り込んだ光を2階のリビングへ。明るく開放感のあるリビングは、家族の憩いの場にぴったりですね住み継いでいくスケルトン&インフィル住宅耐震工法・SE構法の「重量木骨の家」なら間取りの変更も可能ですこだわりは、住む人の豊かな暮らしを実現することサンキ建設「家は建築士やデザイナーのものではなく、“住む人の作品”だと思っています」。そう話すのは「ヴァニラリーフ」の代表・髙倉哲法さん。同社は住宅をはじめ、ショップや飲食店などの新築・リフォームに幅広く対応。そのデザインも、純和風、和モダン、ヨーロピアン調など多彩です。「家づくりは、住む人のイメージや要望が第一。それを実現するため、私たちはプロとしての知識や経験でサポート役に徹するのがポリシーです」リクエストによっては、海外から建材を取り寄せたり、アンティークの建具や雑貨を探したり。「作家に依頼したアイアン製品や、私たちが作ったオリジナルのキッチンも。とことん考え、探し、工夫します」自然素材も取り入れ愛着が深まる家に無垢(むく)材やケイソウ土などの自然素材にもこだわり、「歳月を経るほど、味わいが増していく。住むほどに愛着が深まり、長く住み続けたいと思ってもらえる家を」と、髙倉さん。家族構成やライフスタイルにも配慮し、将来も見据えながら、動線や間取りなどをアドバイス。エコキュート、ペレットストーブなど、より快適で、機能的に暮らせる性能面の提案もしてくれます。「さまざまな要素をバランスよく調和させ、イメージ以上の家をつくっていくよう心がけています」同社の顧客の8割が、リピーターや、以前の依頼主からの紹介とか。同社の家づくりの姿勢への、信頼感の高さが感じられますね。同社が手がけた住宅や、工事中の現場の見学も受け付けています。詳細は電話で問い合わせを。●京都市左京区大原井出町398─1☎075(744)4006 http://www.vanillaleaf.com写真はT邸。1階に3台分の駐車スペースを確保しつつ、居住空間も広々。アンティークの扉やステンドグラス、遊び心あふれる和室など、住む人の個性が伝わってくるよう思いを生かし、より楽しく快適に素材感、デザイン、機能性がバランスよく調和タイルやアイアンなど、細部まで工夫されていますヴァニラリーフ「庭に、ハイジが遊んでいたようなブランコのある家。夏は自宅のプールで泳げる家。そういった夢をもっている人は多いのでは。施主とその家族が、プラスアルファを楽しめるような生活空間を提案していきたい」そう話すのは、「洛」の川端さん。飲食店などの店舗から、注文住宅の新築やリフォームまで幅広く手がける同社は、プロならではのアイデアが魅力です。現在施工中の住宅2棟は、土地の条件も施主の要望ももちろん全く違うもの。それぞれ、企画からデザイン、設計、施工管理まで一貫して対応しています。1軒は、建ぺい率30%の風致地区に建設中の新築(右京区宇多野福王寺町)。高さなどの厳しい制限があるなか、親子5人の居住スペースを確保し、さらに、愛好する楽器を演奏・収納する場所も必要ということで生まれたのが、地下1階地上2階(ロフト付き)の構造でした。もう1軒は、築40年の住宅を耐震リフォーム中(左京区上高野池ノ内町)。1階と2階を行き来する階段が屋外に設けられていて不便な上に、「結露がひどくて寒い」という不満があったのだそう。こちらでは、屋根と柱と梁(はり)だけを残し、間取りからリフォーム。新しい外壁には通気工法を取り入れ、しっかりと断熱材を充填(じゅうてん)。構造部分は補強したり、耐震壁も設置。京都型耐震リフォーム支援事業の補助対象住宅です。完成見学会は3月16日(土)・17日(日)と3月23日(土)・24日(日)午前10時~午後5時にそれぞれ現地にて開催されます。●京都市左京区山端大城田町28―1310120(470)005 http://www.kyotolabo.com/昨年6月に移転した新事務所には、カフェのような雰囲気のプレゼンテーションルームを設置。打ち合わせもはかどりそう(右)。新築中の住宅(左上)。リフォーム中の住宅(左下)生活空間に、プラスアルファの楽しさを提案注文住宅の新築からリフォーム、店舗建築まで幅広く対応「地下・ロフトありの新築」「築40年の耐震リフォーム住宅」3月に完成見学会洛●北山通北山通北山通白川通白川通白川通東大路通東大路通東大路通叡山電鉄本線叡山電鉄本線叡山電鉄本線修学院駅修学院駅修学院駅修学院病院修学院病院修学院病院★洛例えば、キッチン。「リフォームするときには、高さや使い勝手をこういうふうに替えたい」と考えている人もいるのでは。〝優しさあふれる仕事〟をモットーに、小規模リフォームから新築一戸建て住宅までを手がけている「サンコウホーム」。同社は、キッチン、お風呂、洗面所、トイレなど各種メーカーの住宅設備を展示したショールーム「住まいる情報館」を、昨春オープンさせました。「地域最大級の体験型ショールームで、LDKデザインや動線を実際に確認してください」と代表取締役の上口(うわぐち)さん。女性プランナーが細かい要望を聞きながら、デザインや使い勝手を重視してリフォームプランを作成、パースで提案してくれますよ。これにより仕上がりがイメージしやすく、施工後、「思っていたのと違う」というズレが生じにくいと好評なのだとか。自社職人が工事を行う〝一貫施工体制〟も同社の特徴のひとつ。大工歴およそ50年の会長が統括する現場で、皆がきびきびと働く〝職人気質〟の社風にほれ込む顧客も多いのだそう。同社のホームページ(「サンコウホーム」で検索を)も、多様な施工事例が掲載され、充実していると評判です。「現場中継ブログ」では、工事の進行状況も公開しているとのことなので気になる人はチェックしてみて。「住まいる情報館」は、随時見学OK。午前10時~午後5時30分(電話での相談は午後9時まで)。第5日曜休。まずは気軽に相談を。●京都市山科区音羽八ノ坪36─710120(35)6406 http://www.sankouhome.jp/「住まいる情報館」の館内(右)。リフォームの一例。天然木のカウンターやタイル、ステンドグラスなどを使い、デザインにこだわっています(左上、下)ショールーム「住まいる情報館」は随時見学OK実際の使い勝手や動線を確認し、仕上がりをイメージ細かい要望を聞きながらリフォームプランを提案してくれますサンコウホーム音羽病院★四ノ宮交番1京阪「四宮」駅●名神高速道路名神高速道路サンコウホーム三条通京都東IC

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