リビング京都 中央版 3月23日号
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(12)2013年3月23日(土曜日)中央第1625号鴨川を渡って東へ西へ。日々行き来している橋ですが、なかには京都の近代化を支えた歴史を持つ橋があるって知っていますか? それが1913年(大正2年)に誕生した七条大橋。明治期のデザインを残す貴重な建造物です。この橋の竣工100周年を祝い、当時の姿をできるだけ復活させようという会が、発足します。イベントの内容について打ち合わせ中。テーブルには七条大橋復元のイメージ写真が置かれています復活させたい!七条大橋の姿を「鴨川を百年見つめる七条大橋とあゆむ会」(設立準備会)のミーティングが行われたのは、七条大橋からほど近い酒店「集酉楽(しゅうゆうらく)サカタニ」。同店相談役の酒谷義郎さんが、七条大橋が今年竣工100周年にあたるそこで、「鴨川を百年見つめる七条大橋とあゆむ会」を作り、できるだけ元の姿に戻す取り組みや、国の「登録有形文化財」登録への働きかけについて話し合う場にしたいと考えました。その第一歩が4月14日のイベントなのです。「集酉楽サカタニ」の2階ホールでスライドショー、その後、七条大橋へと移動し、〝橋渡り〞を行います。この橋渡りは、100年前の七条大橋の開通式で数千人の市民が渡り初めをしたことにちなんだものなのだとか。当時の市民のワクワクとした気持ちなどを感じることができそうですね。「七条大橋は、当時の土木技術の粋を集めたばかりではなく、京都の景観づくりに対する気概を感じる秀逸なデザイン。京都の都市近代化の〝生き証人〞でもあります。そんな価値を知ってもらって、街のにぎわいにつながれば」と、同会に参加しているNPO法人・京都景観フォーラムの中村伸之さん。京都女子大学図書館司書課程専任講師の桂まに子さんは、「学生たちも毎日のように通っている橋。若い世代にも関心を持ってほしい」と話していました。イベントは、一緒に活動したいという人、七条大橋に興味がある人、街歩きに参加したい人など、誰でも参加可能。申し込みは不要なので当日「集酉楽サカタニ」へ。同会では、大正時代の七条大橋の写真を募集中。14日に持参、もしくは、電話で連絡を。問い合わせは集酉楽サカタニ=☎075(561)7974=へ。 この日集まった準備会のメンバーの皆さん。酒谷さんは前列右端、その隣が桂さん。中村さんは前列左端ことに気づき、周囲の人に橋の歴史を広めて未来に引き継ごうと提案。この日は有志8人が集まり、七条大橋の開通式のちょうど100年目にあたる4月14日(日)に開催する「七条大橋百年記念イベント『百年目の橋渡り』」について話し合われ〝渡り初め〞を再現 街歩きも開催されますました。明治時代末期、京都の近代化をすすめた三大事業に伴って架け替えられた橋のひとつが七条大橋。ほかの橋はその後架け替えられて、当時の姿を現在に伝えるのは七条大橋だけになってしまったそう。とはいえ、この100年で、施工当時の姿は失日時:4月14日(日)午後1時/受け付け開始、午後1時30分/スライドショー「七条大橋の百年をふりかえる」、午後2時30分/七条大橋「百年目の橋渡り」(街歩きと現地撮影会)、午後3時/解散 ※解散後、七条大橋かいわいの昔話の会と秋の記念イベントに向けた企画会議を開催。興味のある人は参加を会場:「集酉楽サカタニ」2階ホール(東山区七条通川端東入ル。京阪「七条」駅下車、東へ徒歩1分)参加費:500円※「あゆむ会」に入会の場合は、参加費と入会費で1000円七条大橋百周年記念イベント「百年目の橋渡り」欄干や照明灯を以前のデザインに復元したイメージ(メンバーの中村さんが制作)われています。鴨川の横に流れていた疏水部分が地下に埋められて橋が短くなったり、戦時中には、金属供出のために手すりや照明柱が撤去され、戦後に違うデザインのものに付け替えられたり、橋の表面が汚れてきたり…。「私が子どものときは、色も今とは違い、落ち着いた感じの橋でしたよ」と酒谷さん。「鴨川を百年見つめる七条大橋とあゆむ会」が発足します●主な配布地域=北区・上京区・中京区・下京区・左京区・南区・東山区・山科区●配布部数=193,910部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。 リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)京都リビング新聞社が主体となり、読者の皆さまからお預かりした個人情報は、当社が責任を持って管理します。当社へのアンケートやプレゼントのご応募、催し等のお申し込みでいただいた個人情報は、謝礼や当選賞品の発送、案内状の送付等の目的にのみ使用します。また、アンケート等の集計結果は個人を識別できない形にデータ処理をし、当社の事業活動に使用します。当社では、ご本人の承諾のない限り、収集した個人情報を前述の目京都リビング新聞社が取り扱う個人情報について 的以外に使用、第三者に提供することはありません。なお、本紙掲載の広告主が収集する個人情報の取り扱いに関しては、各々の広告主にお問い合わせください。個人情報保護管理者 平岩 護◆個人情報保護に関するお問い合わせ 個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙庭園美と京料理を個室で堪能読者限定の5775円の特別メニュー、お土産付き3月27日(水)~5月31日(金)のお昼のみわらびの里山科・牛尾山の麓にたつ数寄屋造りの料亭「わらびの里」。滝が流れる庭園を眺めながら、京料理をゆったり個室で楽しめるお店です。3月27日(水)~5月31日(金)の期間中、リビング読者のために限定価格の京料理の昼メニュー「花あかり」を用意してくれました。ホタルイカや稚アユなど春の美味を堪能できる、前菜からデザートまでの全9品。特製つくだ煮のお土産付きで5775円(税・サ込み)。同店での通常の昼会席は8000円からなので、お得ですね。掘りごたつや大部屋など趣が異なる全8室があり、どの部屋からも庭園を眺めることができます。桜や新緑が美しい時期なのもうれしいですね。こどもの日や母の日のお祝いにもおすすめです。子ども用メニューも可能(要事前予約・別料金)。「リビングを見た」と予約を。20人以上から送迎バスあり(要相談)。JR・京阪・地下鉄「山科」駅からタクシーで10分、車の場合は京都東インターから約5分。●京都市山科区小山中島町28、10120(235)600(予約係)。午前11時~午後2時(LO)。期間中は、5月11日(土)のみ休。完全予約制彩り、器でも季節を感じることができる京料理「花あかり」。内容は異なる場合がありますhttp://www.warabinosato.co.jp/門を入ると、枝垂れ桜が出迎えてくれます
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