リビング京都 西南版 5月11日号
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2013年5月11日1630号撮影協力/一保堂茶舗編集/山舗 掲載日:0511 出稿表:001-8 サイズ:全13 記事名:フロント1面制作宮本出力→編集部●●宛◇2面に続く「缶やペットボトルのお茶が登場して、家庭で急須に茶葉を入れて、お茶をゆっくり楽しむという機会が減ってきているようです。急須を知らない子どももいると聞きます」とは、京都府茶業会議所の事務局次長の極山(きわやま)映一さん。ところが、「京都府では、荒茶の生産量は、2000〜3000tの間を推移しています。茶葉の消費は減っていますが、全体の生産量の減り幅はそう大きくないんです」この生産量に変化が少ない理由は、お茶が活躍の場を広げたことに原因があるよう。「お茶は飲み物以外でも多く取り入れられるようになりました。そば、そうめん、ドレッシングなど、さまざまな食べ物に使われています。また、茶葉に含まれるカテキンの抗菌作用や脱臭作用を利用した化粧品やせっけん、クリーム、建材、エアコンのフィルターといった製品まであります」そして、お茶商品のなかでもよく見かけるのが抹茶を使ったお菓子。ここ10年の京都府の荒茶生産量を茶種別にみると、煎茶は減少していますが、抹茶の原料であるてん茶や高級茶葉である玉露の生産量は伸びているようです(下記グラフ参照)。5月。香り豊かな新茶を急須で入れて楽しみたいですね。現在では、茶葉のほかにも、ティーバッグやペットボトルなど、さまざまな飲み方ができるようになりましたが、みなさんはどんなふうにお茶を味わっていますか? いまどきの〝京都のお茶事情〟を探ってみました。撮影:中尾泰晴ほか「急須で飲むお茶のおいしさをみなさんに知ってほしい」と極山さん茶葉の消費は減少傾向でもてん茶の生産量はアップ生産量5000100015003098t20002500300035002529t1502t733t302t312t72t146t440t753t782t586t煎茶かぶせ茶玉露てん茶番茶類リビング読者に「緑茶はどれくらいの頻度で飲む?」と聞いたところ、一番多かったのが「ほぼ毎日」(27・5%)でした。これは、ペットボトルや紙パックのものを除いての結果で、やはり宇治茶の地元だけあって、茶葉で飲んでいる人が多いようですね。理由は、「食事の時においしいから」(中京区・st)」「心がなごみます」(西京区・のりぴー)などがほとんど。ただ、「ここ5〜10年で変わったことは?」という問いには、「10年くらい前はペットボトルのお茶を買うことに抵抗があったが、いまはなくなった」(中京区・pafu)、「急須からティーバッグになった」(南区・朋)などの声が目立ちました。緑茶は、いつどれくらい飲んでいる?読者の日常を緊急調査新茶の季節です宇治茶の老舗にも抹茶を使った商品開発の動きが。「伊藤久右衛門」では「宇治茶の魅力と、宇治茶がもたらす豊かな時間や空間をもっと多くの人に親しんでもらいたい」と、酒類事業をスタート。伏見の酒造会社と協力して、抹茶を使ったお酒の新ブランド「夜半のみどり~抹茶×純米酒~」の販売を開始しています。石臼でひいた抹茶をぜいたくに使用し、しばらく置いておくと、瓶の底に抹茶の成分が見えるほど。さらに5月には城陽市産の梅を使った「夜半のみどり~抹茶×青谷の梅酒~」も登場。多彩な地元の特産品のコラボレーションで、抹茶を味わうのもいいですね。宇治抹茶がお酒にも地元産品のおいしい共演「夜半のみどり~抹茶×純米酒~」(500ml)3360円。同店店頭で販売。宇治市莵道荒槇19-3、10120(27)3993(平成23年度京都府茶業統計 過去10か年の生産実績 荒茶生産量 より)平成12年度平成23年度いまどき京都のお茶事情家で緑茶はどれくらいの頻度で飲む?(ペットボトル・紙パックは除く)ほぼ毎日27.5%週に1~2回16.4%月に1~2回20.5%新茶の季節だけ4.1%麦茶・ほうじ茶ウーロン茶を飲む11.0%ほとんど飲まない20.5%リビング読者のアンケート(有効回答数73人)より2013年5月11日1630号女性のための総合生活情報紙2013年5月11日1630号PICK UP土曜日発行◎無料発行/広告は☎075(212)4411㈹ 記事は☎075(212)4422㈹★配布はリビングプロシード☎075(241)2122㈹リビングセレクション5かけいぼ診断貯蓄激減、無駄な支出は?6思いを届ける一筆箋72013年度版http://kyotoliving.co.jp/1 0120(855)123土日祝除く 午前9時30分~午後5時 リビング京都検索家づくり好評につき第3弾発刊!5月31日京都でかなえる

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