リビング京都 東南版 6月1日号
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(2)2013年6月1日(土曜日)東南第1633号京都東急ホテル「レストランkazahana」では、〝信州のうまいもん〟をテーマに「信州牛&信州スイーツブッフェ」を開催。休日、ちょっと遅めのランチにもいいですね。「じゅうじゅう信州牛コーナー」は、特別に半頭買いした〝信州牛〟を丸ごと使う目玉企画。出来たての「信州牛バーガー」「信州牛しゃぶしゃぶサラダ」といった〝信州牛メニュー〟が食べ放題。 ホテルメイドのスイーツは、フルーツやソバ粉など、信州の自然のめぐみがたっぷりですよ。今回、長野県の地産地消推進キャラクター「旬ちゃん」のホールケーキも登場。同期間中はラウンジで、「旬ちゃん」立体ケーキ(左上写真・570円)も販売されます。物販コーナーもあり。読者は優待料金あり。「リビングを見て」と予約を。詳細は表参照。●下京区堀川通五条下ル、☎075(341)2787(直)素材にこだわったスイーツが勢ぞろい。心ゆくまでどうぞ「信州牛&信州スイーツブッフェ」〝信州のうまいもん〟たっぷり召し上がれリビング読者は優待料金に京都東急ホテル レストランkazahanahttp://www.kyoto-h.tokyuhotels.co.jp〈期間〉6/15(土)~7/28(日)の土日祝限定(15日間)。午後2時30分~4時〈リビング読者優待料金〉大人…通常2500円が2250円、小学生…同1500円が1200円、幼児(4歳以上)…同800円が400円〈メニュー例〉「信州スイーツ」:杏タルト、蜂蜜シフォンケーキ、そば粉のシュー、プラムのパイ、クルミ入りチョコレートブラウニー、「旬ちゃん」ホールケーキ、ソフトクリームなど「信州牛コーナー」:信州牛バーガーほか、シェフの気まぐれメニュー。ほかに信州ローメン、信州のそばと有賀わさび園のわさび、カレー、パスタなど軽食もありラウンジで販売される「旬ちゃん」の立体ケーキ「全国新酒鑑評会」で14年連続金賞受賞という歴代1位の記録を持つ酒蔵「齊藤酒造」。平成24年度も金賞を獲得した同酒蔵の直営店「醪音(もろみね) 伏見店」では、日本酒とともに〝お酒に合う料理”がいただけます。注目は6月19日(水)までのディナー「醪音コース」。同酒蔵を代表する日本酒「英勲」に始まり、刺し身や揚げ物など、お酒がすすむ料理が次々にお目見えします。メインに「国産牛サーロインステーキ」、食後にはデザートと全9品の4300円相当のコースが、3400円に。前日までに要予約(2人以上)。同コースをオーダーした4人以上のグループは、合計の飲食代金から1000円オフに(月~木曜のみ有効)。●伏見区観音寺町212─1 伏見ビル2階(近鉄「桃山御陵前」駅すぐ、フレスコ向かい)、☎075(612)1000。午後5時30分~11時30分。不定休「醪音コース」(写真はイメージ)「英勲」で有名な酒蔵直営店のディナー4300円相当の「醪音コース」が3400円6月19日(水)まで メインは国産牛サーロインステーキ醪音 伏見店http://www.moromi-ne.com/6月の醪音コース3400円(4300円相当)お酒 英勲 純米大吟醸先附 季節の逸品と珍味お造り 二種盛り合わせ揚げ物 蓮根と穴子真丈 の天ぷら炙り焼 うるめいわし炭火焼 キス丸干しメイン 国産牛 サーロインステーキ釜飯 地鶏と山菜高菜の 炊き込み御飯デザート マンゴーソルベと 果物※内容が変わる場合あり編集/山舗 掲載日:0601 出稿表:002-4 サイズ:全8 記事名:フロント2面制作宮本出力→編集部●●宛「作家と職人は、手仕事という点では同じですが、違う面もあります。職人はお客さまの意向に沿うものを作り、作家は自分が表現したいものを作る。作家にとって、自分のテーマを見つけることは、とても大事」山科区の清水焼団地に工房を構える陶芸家の谷口正典さんは、作家と職人の違いをこう教えてくれました。谷口家は、正典さんの父・良三さんから息子の良孝さんまで3代続く陶芸一家。良孝さんは若手作家として活躍中ですが、「『陶芸を一生の仕事に』と覚悟が決まるまでには時間がかかった」と言います。「父の言う『自分のテーマ』が見つからなかったんです。高校卒業後は専門学校などで学び、その後父に師事しましたが、その間も、何を作りたいかがわからなくて…」良孝さんが壁を乗り越えたのは、修業を始めて5年後。「納得する色を出せる釉薬(ゆうやく)を作れ」という正典さんの言葉をヒントに、「深海の遺跡」というテーマでターコイズブルーのオブ「釉薬を作れ」という助言が壁を乗り越えるきっかけに自作を手にした2人。ともに青色を基調としていますが、良孝さんは「深海」、正典さんは「空」のイメージ。同じ青、親子でも個性がまったく違うのが面白いですねジェを製作。作品展での入賞を果たしました。ちなみに良孝さんへのアドバイス、実は正典さんも父・良三さんから同じことを言われたそう。「私もこのときに自分の作風を見つけたんです」作家として同じ悩みを経験した父子。「でも、息子も僕もまだまだ。同じ作家同士はライバルでもあるから、切磋琢磨(せっさたくま)していきたいですね」上京区にある和菓子の老舗「塩芳軒」。主人である髙家昌昭さんの息子は3人。若主人で長男の啓太さん、名古屋の和菓子店と塩芳軒での修業を経て、2005年より自分の店「聚洸(じゅこう)」を上京区に構える次男の裕典さん、そして塩芳軒の業務を手伝う三男の悠輔さんです。異なる場所で修業をした啓太さんと裕典さんにそれぞれの苦労を尋ねました。「修業したてのころは覚えることだらけ。でも、僕は家を出ていた分気楽やったんちゃうかなぁ…」と、裕典さんは啓太さんをチラリ。その啓太さんは「僕は『この家で育ってきたのだから、できて当たり前』という周囲の目がプレッシャーで(笑)。でも、意匠を考えるところから販売まで、菓子づくりのすべてに携われるこの仕事が好きでした」そんな2人は、ともに昌昭さんの美意識に刺激を受けたと言います。「父から学んだことの一つは『引き算の美学』。一度、僕が作ったお菓子を見せたら、父が『こんなんはどうや』と、敷き詰めた小豆の数を減らしたことがあって。それで印象がよくなったことに驚きました」と裕典さん。「父からほめられることはほとんどありませんが、それでいい。それよりも、僕らにはまねできない手仕事をこれからも見せてほしい」と2人。職人さん親子は、技こそが絆なのです。右から啓太さん、昌昭さん、裕典さん。兄弟がみな和菓子の道を選んだことについて「押し付けてはいけないので、私からは何も言いませんでした。しかし、私が懸命に仕事する姿を見て、息子たちが同じ道を選んでくれたのならうれしいですね」と昌昭さんほめてくれなくてもいい僕らは見て学んでいく山科区にある、仏像彫刻師の須藤光昭(こうしょう)さんの工房。親方の光昭さん、息子の隆さん、そして3人の職人が作業をしていました。「いま作っているのは木地仕上げ(※)の仏像。ここにいる全員で分担して作るんです」と隆さん。みんなで一体の仏様を作り上げるなんて、連帯感が必要そうですね。「父は『同じ工房で働く者同士には阿吽(あうん)の呼吸が大事』と言います。だから、工房の職人は住み込み。共同生活を通じて一緒に働く相手の気持ちを察するのも、うちでは大事な修業です」修業したてのころに「親方が〝丸く彫れ〞と言えば、親方が思う丸を想像して彫れるようになれ」と指導されたという隆さん。工房では自分の作業に没頭しながらも、周りの仕事を見ながら学ぶよう努めたそう。一方で、光昭さんは弟子たちにいろいろな話をしてくれるとも言います。「僕が影響を受けた父の言葉は『見た人が手を合わせたくなるような仏様を彫るには、すっきりした気持ちで向き合わなあかん』というもの」。実際、光昭さんも「難しい顔して修業していても、いいものは作れない。楽しい気持ちが大事やね」と話してくれました。そんな工房で生まれた仏像は、どれも柔和な表情。やっぱり!「木くずの量や、彫刻刀を砥石(といし)で研ぐ音で、みんなの集中具合がわかる」という光昭さん。弟子たちのことをよく見ているのです良孝さんは、写真のようなオブジェのほか、日常で使える器も作っています。今後はインテリアなどにも挑戦したいとか工房の空気を一つにする存在感谷口正典さん谷口良孝さん※木地仕上げ:着色や金箔押しをせず、木の質感を生かすこと右が光昭さん、左が隆さんの彫刻刀。「古くからお付き合いのある職人さんが、各人の手になじむよう作ってくれています」と隆さん須藤光昭さん須藤隆さん髙家啓太さん髙家昌昭さん髙家裕典さんあめ細工は啓太さんの作で、今年「ひろしま菓子博2013」に出展したもの。生菓子・小田巻金団(きんとん)「ふじ」(右上)とわらび餅は、裕典さんの「聚洸」で販売されているものです(わらび餅は6月下旬まで)プレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可1「京都観世会六月例会」のペア招待券能楽は、日本で最初のユネスコ無形文化遺産です。今年と来年は「観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年」という記念の年。「京都観世会六月例会」は、能「田村」「班女」「善界」の3曲と狂言「寝音曲」を上演。会場は京都観世会館。6月23日(日)、午前10時30分開演。この鑑賞券(1階当日指定席6000円)を2枚セットにして、読者1人に。※応募時の商品希望不可ネスレ日本=10120(005)9162「生豆茶」「生豆茶レモン」のどちらか1ケースを班女(シテ片山幽雪/金の星 渡辺写真場撮影)京都観世会館=☎075(771)6114希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。6月7日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切りネスレ日本(神戸市)では、「ネスカフェ珈琲の恵み生豆茶」(340ml、147円)をリニューアル。同商品の「生豆茶レモン」(同)も新しく発売。ばい煎していないコーヒーの生豆から抽出されたお茶で、同社のコーヒー飲料従来品と比較すると、約2倍のコーヒーポリフェノールが含まれています。「生豆茶」か「生豆茶レモン」のどちらか1ケース(24本入り)を、読者4人に。☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

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