リビング京都 中央版 7月27日号
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(6)2013年7月27日(土曜日)中央第1640号イベントや名産品づくりの誕生話女性経営者や経営者の妻などで構成されている女性部。商工会の女性部から選出されたメンバーで、さらに「京都府商工会女性部連合会」が結成されています。同会の会長・松井惠子さんは福知山市で豆腐店、副会長・藤田ツタエさんは京田辺市でうどん店、同じく副会長・大橋明子さんは、京丹後市で呉服・和装小物製品の販売をしています。「商工会の皆さんは、業種も年齢もバラバラ。メンバー同士で交流すると、街のお店についてあらためて知ることも多く、地域のことについてずいぶん詳しくなりました(笑)」と松井さん。女性部のメンバーは、地域活性化のために地元のイベントには率先して参画しています。藤田さんは、「京田辺市で毎年開催される産業祭では、女性部が手作りするうどんや炊き込みご飯を販売しています」。女性部の活動が発端となって地域の名物が生まれることも。向日市ではイベントで販売される「竹の子の天ぷら」が、行列ができるほどの人気ぶり。市町村から特産品の開発事業に招かれるなど、女性ならではの感性を生かした活動は、さまざまな場面で必要とされています。「いろいろな取り組みをすることで、会社、お店、地域全体が元気になれるよう頑張っています。私自身も活動を通して人と出会い、世界が広がりました」と笑顔で話す大橋さん。今後は、「地域の素材を活用して何か作りたいという人がいれば、アイデアを形にする創業支援なども行っていきたい」と会長の松井さん。女性部から生まれる商品に注目ですね。京都府商工会女性部連合会=http://women.kyoto-fsci.or.jp「異業種との出会いも多く、メンバーで集まるといろいろな刺激を受けて、勉強になります」と女性部の皆さん副会長大橋明子さん副会長藤田ツタエさん会長松井惠子さん女性部強みは女性ならではの感性活動から名物が生まれることも若手経営者、後継者、経営幹部といったメンバーからなる青年部。原則40歳までという年齢制限がありますが、「メンバーが入れ替われば、新しいアイデアが生まれ、より活動が活性化する」と、青年部全体をまとめる京都府商工会青年部連合会会長の宮木猛さん。〝鬼の里・福知山市〞で食堂と旅館を営む2代目です。副会長の三浦靖さんは、車買い取り専門店の代表を務め、同じく副会長の植森江助(こうすけ)さんは、与謝野町で介護福祉施設の所長をしています。「メンバーは皆、経営者という立場で物事を考えています。震災復興支援、義援金、福祉支援にも力を入れています」と三浦さんは話します。その一方で、街をあげてのカップリングパーティーや街コンなどを実施している商工会もあるそうです。「楽しくなければ人は動きません」とは宮木さん。また植森さんは地元、与謝野町で毎年新経営者の視点で街を見つめ、どんどん楽しいことを発信「メンバーがそろうと、同世代の経営者同士、交流ができるのもいいですね」。各市町村の枠を超えて情報共有することで、アイデアも広がりそうです青年部副会長植森江助さん会長宮木猛さん副会長三浦靖さんしいことを発信したいと、ある年には「よさの音頭」を発案。「歌詞も曲も踊りも、すべて青年部で考えました。メンバーが集まって、それぞれの能力を生かせば、いろいろなことができる。まさに人財を生かした活動です」講師を招いて勉強会をするなど、次世代の後継者育成にも取り組んでいます。「経営者として、地域発展のための種まきをするのも私たちの務めです」と宮木さん。京都府商工会青年部連合会=http://impulse.kyoto-fsci.or.jp営業/高田 掲載日:7/27 出稿表:43-28 サイズ:全26制作出力→エリア京都府内22の商工会では、それぞれに青年部と女性部が組織され、地域活性化のためにさまざまな活動に取り組んでいます。その活動内容とは。め京都府内22の商工会で構成されている京都府商工会連合会。連合会の青年部・女性部のメンバーに、エリアのイベントや名産品、それぞれの部の活動などを〝もっとあそぼう京都=もあ京都〟を合言葉に紹介してもらいました。交通アクセスも便利になっているので、北から南へ、京都の魅力を感じに足を運んでみませんか。京都府商工会連合会http://www.kyoto-fsci.or.jp木津川市山城町木津川市木津町木津川市加茂町精華町笠置町南山城村和束町京田辺市宇治田原町井手町八幡市アイデアあふれるグルメの宝庫パネッテリア プルチーノの「ほうじ茶あんパン」とカフェ ランタナの「ブルーベリーパルフェ」見て、食べて、遊べるイベントが盛りだくさん茶問屋が軒を連ねる町並みが残る木津川市山城町。こしあんをふわふわの茶葉入り生地で包んだ「ほうじ茶あんパン」、山城町神童子地区のブルーベリーをヨーグルトと生クリームで包み込んだ新食感の「ブルーベリーパルフェ」。どちらも山城町ならではのグルメです。木津川市山城町商工会☎0774(86)3157古都「恭仁宮」と海住山寺。秋の紅葉に彩られる浄瑠璃寺や岩船寺。数多くの歴史遺産を今に伝える加茂町。春秋のハイキングでも各寺院は見どころいっぱいです。商工会女性部による「加茂のお茶女」(あめ)や「かりんとう」もおすすめです。日本最大最古の弥勒大磨崖仏が彫られていた巨石「弥勒石」といった貴重な史跡が点在するのも笠置町の魅力。地元の名物料理「きじの石焼きコース」、ぼたん鍋など季節の味覚を味わえるのもこちらならでは。町内の名所を紹介したマップを片手に、史跡巡りを楽しんでみて。木津川市加茂町商工会☎0774(76)2970京都府最南端に位置する旧木津町。毎年11月に開催される「木の津まつり」には、地元のお店や各種団体が出展し、自慢の商品を特別価格で販売します。ステージでは、事業所あてクイズや紙飛行機とばし大会なども行われるので家族で楽しめますね。木津川市木津町商工会☎0774(72)3801「国立国会図書館 関西館」など、多彩な文化・学術施設がある精華町。この学研都市地域の最大規模のイベントが、毎年11月の「せいか祭り」です。会場は模擬店や音楽イベントなどでにぎわい、町内外から約3万5000人の来場者が訪れるとか。精華町商工会☎0774(94)5525京都府唯一の村、南山城村。特産のほうじ茶をあんや生地に使った「村人」のどら焼きは、甘さと香ばしさのバランスが堪能できます。たこ焼き風の「しい玉焼き」には、タコの代わりに味付けした肉厚の特産シイタケが!しょうゆダレであっさりと召しあがれ。南山城村商工会☎0743(93)0100笠置町商工会☎0743(95)2159子ども向けSLはファミリーに人気いにしえの文化と豊かな自然に出合える町「加茂のお茶女」は、どこか懐かしい素朴な味わいお楽しみがいっぱい!学研都市のおまつり「せいか祭り」は「けいはんな記念公園」などで開催史跡めぐりと地元の味覚を楽しんで迫力ある「弥勒石」と、笠置町の名物料理「きじの石焼きコース」特産品を使ったご当地グルメは要チェック木津川市加茂町古都「恭仁宮」と海住山寺。秋の紅葉に彩られる浄瑠璃寺や岩船寺。数多くの歴史遺産を今に伝える加茂町。春秋のハイキングでも各寺院は見どころいっぱいです。商工会女性部による「加茂豊かな自然に出合える町「加茂のお茶女」は、どこいずれも南山城村農林産物直売所にて販売中さわやかな味と香りの和束茶を育む地山の斜面に広がる目にも鮮やかな茶畑!風光明媚(ふうこうめいび)な和束町のお茶の代表は、山吹色に輝く煎茶。さわやかな味と香りが特徴で、高く評価されています。2月には、手作り灯籠でライトアップする「春を呼ぶ茶源郷からの灯り」を開催。和束町商工会☎0774(78)3321和束煎茶は、香り、味、形状とも日本トップクラスですお茶をアレンジした多彩なスイーツに注目京田辺市は、玉露の産地としても有名。香り豊かな抹茶に北海道ミルクなどを加えた「抹茶ミルクジャム」は、甘さとほろ苦さが調和した濃厚な味わい。抹茶・ハニー・チョコのカステラ、大粒のクリが入った「どら栗」などのスイーツも注目を。京田辺市商工会☎0774(62)0093「一方堂」の和菓子と、「舞妓の茶本舗」の抹茶ミルクジャム日本有数の茶どころで生まれたお香宇治田原町商工会☎0774(88)4180下写真は、永谷宗円が暮らした生家(宇治田原町湯屋谷地区)自然の中でスポーツやグルメを満喫井手町商工会☎0774(82)4073各イベントには、お楽しみ抽選会や特産品販売など楽しい企画が盛りだくさん!石清水八幡宮の参拝帰りに〝ランチ会〟石清水八幡宮の参拝帰りなどに立ち寄りたい創作料理店「礎」。元・相撲取りで、八幡市商工会青年部員がオーナーをつとめる同店では、1日1組(4人以上)、ランチタイムにパーティーが可能です(完全予約制)。貸し切りなので子ども連れでもOK! お土産として〝晩ご飯のおかず〟がもらえますよ。八幡市商工会☎075(981)0234貸し切りパーティーは飲み放題付きで3000円~自然豊かな井手町には、桜の名所もたくさん。4月には玉川沿いに多彩な模擬店が並ぶ「さくらまつり」が行われます。11月には紅葉を楽しみながらマウンテンバイクで走る「山吹MTBチャレンジフェスタ」があるなど、美しい風景を満喫できるイベントが開催されます。周囲を山に囲まれた宇治田原町。ここは、永谷宗円が青製煎茶製法を広めたことにより〝日本緑茶発祥の地〟といわれています。「宗円香(そうえんこう)」は、宇治田原のお茶が練り込まれたお香。ほのかに甘く、爽やかな緑茶の香りが漂う品で、ギフトにも喜ばれそう。

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