リビング京都 西南版 8月31日号
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(4)2013年8月31日(土曜日)西南第1643号「にそと」は、久御山ICと沓掛ICをつなぐ総延長15・7㌔の自動車専用道路です。平成15年に久御山IC〜大山崎JCT・IC間が開通。残りの大山崎JCT・IC〜沓掛IC間がこのたび完成し、晴れて全線開通となりました。これに伴い、京都縦貫自動車道(以下京都縦貫道)と名神高速道路(以下名神)、京滋バイパス、阪神高速8号京都線、第二京阪道路といった高速道路が接続。「長岡京の自宅から長岡京IC〜沓掛ICを通って園部ICを下りたところにある道の駅まで、30分で到着。そのまま小浜まで足を延ばしても正午ごろに着きました」(下見さん)、「上鳥羽方面に住んでいる友人は、沓掛ICから自宅近くのICまで高速道路を利用する開通の効果は、高速道路の利用だけではなく、周辺の道路事情にも日増しに表れています。「開通後のゴールデンウイークに、あえて京都縦貫道を通らずに、下を通る国道9号を利用したのですが、すごくスムーズに走れました」(林さん)、「にそとの側道をよく通るのですが、長岡京の調子八角交差点があまり混まなくなりましたね」(徳本さん)、「側道とつながる新しい道が増え、便利になったなって思います」(赤松さん)、「大原野IC付近も、道が広くて通りやすいですよ」(原田さん)と、読者からは次々と喜びの声があがりました。つまり、にそとの開通で、洛西・乙訓地域をはじめ周辺地域の道路の交通量が減少。その上に、道路の整備も進み、快適に通行できるようになったということですね。現在工事中の市道などが完成し、京都縦貫道の京丹波わちIC〜丹波IC間が平成26年度に開通(予定)するころには、京都府下の道路事情は、ますます向上しそうです。「京丹波わちIC〜丹波IC間がつながるのが待ち遠しい」という声もありましたよ。●国土交通省 京都国道事務所=京都市下京区西洞院通塩小路下ル南不動堂町808、☎075(351)3300京都縦貫道といえば、沓掛ICを先頭に発生する渋滞で有名でした。特に、休日の夕方は大混雑。ところが、「開通直後から、沓掛ICの渋滞が全くなくなりました。うちは、毎週末ごとに京都縦貫道を通って美山へ行くので、運転する主人はすと、時間が30分以上短縮されると喜んでいましたよ」(上畑さん)開通前と比べると、沓掛ICから名神の各ICまでの所要時間は激減。京都東IC間約21分、京都南IC間約13分で5割減、大山崎JCT・IC間は約7分で8割減と、高速道路を利用することで大幅な時間短縮が実現しています。𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷阪急の新駅開業に向けた工事は続いているので、完成が楽しみです。赤松生夜子𠮷𠮷周辺の道の整備が進んでいるので、完成が待ち遠しいです。徳本晴美𠮷𠮷新しく整備された道に慣れておらず、とまどっている車や自転車を見かけます。原田安子𠮷𠮷バスの運行がスムーズになりました。上畑佐知子𠮷𠮷今後は、雨天の阪急「東向日」駅周辺の渋滞が改善されるとウレシイ。林ゆかり𠮷𠮷阪急「洛西口」駅~JR「桂川」駅間の道路の整備工事が気になっています。(351)3300ごく喜んでいます」(上畑さん)。これは、開通後、沓掛ICで下りて京都市内を目指す車、高速道路を通行して京都府南部や大阪方面などへ向かう車といった具合に利用が分かれ、沓掛ICへの一極集中が解消されたためとみられています。1カ月あたり、21回あった渋滞が解消されたのだとか。開通から3カ月後の交通量は、大原野IC〜長岡京IC間で1日に約1万3300台です。開通に伴っての変化としては、開通区間周辺の国道1号及び9号、171号の交通量は、1日で最大約5800台減少。「仕事で日中、車に乗る夫が千代原口付近が混まなくなったと実感していました」(林さん)さらに、国道9号の亀岡IC付近〜桂川付近までの区間で速度が約26㌔から約29㌔に向上し、特に千代原口交差点においては、速度が20㌔以下から32㌔に改善されたのだとか。高速道路を利用することにより、南丹医療圏(亀岡市・京丹波町・南丹市)からの救急搬送時間が最大で約12分短縮。スムーズな走行が可能となり、傷病者の負担が軽減されるというメリットも生まれました。17147836716292411沓掛IC千代原口交差点立体交差篠IC篠IC京都南IC京都南IC久御山淀IC久御山IC巨椋IC巨椋池IC宇治西IC久御山久御山久御山阪神高速8号京都線名神高速道路京都縦貫自動車道大原野IC今回の開通区間長岡京IC大山崎JCT・IC久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山久御山JCTJCTJCTJCTJCTJCT

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