リビング京都 西南版 9月14日号
12/16

(12)2013年9月14日(土曜日)西南第1645号10140洛西高校洛西高校前西竹の里北ヒマワリ畑大原野小学校ヒガンバナのあぜ道(開花は再来年秋)大原野道竹の里本通ヒマワリ畑があるのは、大原野北春日町(地図参照)。9月下旬、花の色や大きさ・形もさまざまな18種類のヒマワリが花を咲かせる予定です(開花時期は気候によって前後する可能性あり)。休耕田だった場所にヒマワリを植えようと企画したのは、大原野の農家有志団体「なんやかんや大原野」。「大原野は美しい田園地帯が自慢ですが、最近は、農業の後継者不足で休耕田が目立っていました。これを放置すると土地が傷み、景観も損なわれます。だから田畑を花でいっぱいにして、大原7月下旬、地元の人たちがヒマワリの苗を植えました。「熱中症対策に」と、農家の女性たちが参加者によく冷えた麦茶をふるまう姿も見られましたよのどかな田園風景が広がる西京区・大原野に、この秋、約2500㎡のヒマワリ畑がお目見えします。休耕田の活用と、被災地・福島への支援を目的とした地域ぐるみの取り組みから生まれた花畑なんですよ。地域の人たちがヒマワリを植える様子の取材に訪れた際、畑の一角に、福島の復興支援を目的に植えられたヒマワリを発見! 花が咲き、種が採れたら「福島ひまわり里親プロジェクト」(※)の一環で福島県へ送られる予定です。9月28日(土)午前11時〜午後2時のイベントでは、京都市立芸術大学の学生らによる「ひまわりアート」も登場します。5万4000粒の種をまいて育てたヒマワリの花を一部刈り込み、近くの高い土手から畑を見下ろすと、絵が浮かび上がるようにするのです。取材時点では、絵の内容はまだ検討中でしたが、花が咲きそろう9月ごろには制作が始まります。秋空の下、輝くヒマワリでどんな作品ができるのでしょう?※福島県外に住む人が、福島から外国産のヒマワリの種を買い、それを「ヒマワリの〝里親〞」として地元で植え、種が採れたら福島へ送る。それを福島の農地で植えて、燃料などに活用させようという取り組み。福島県のNPO法人が企画取材した日、ヒマワリ畑の近くの田んぼのあぜ道約140mにはヒガンバナの球根が植えられました。こちらが咲くのは2015年だそうで、大原野の田園地帯を花で彩る取り組みは、今後も行われていく予定です。「今年の成果をふまえながら、来年にはさらに新しい挑戦もできれば。植える花の種類を増やしたり、イベントを行うなど、畑の面積だけではなく、この取り組み自体を広げていきたいです」(齋藤さん)大原野のこの取り組み、今後も大きな花を咲かせてくれそうですね。野に来てくれる人を増やし、地域活性化の第一歩にしたいと思ったんです」と代表の齋藤治喜さん。そして、地域の人たちに協力を呼びかけ、7月下旬に3100株のヒマワリの苗をみんなで植えました。これらの苗は、桂高校の生徒らが種から育てたものです。「今回はスケジュール調整などの関係で、夏に苗を植え、秋の開花を待つことになりました。秋にヒマワリが咲くかどうか、種苗会社に問い合わせたところ『7月中に植えたら咲きますよ』と教えてもらったので、今年はこれでやってみることにしたんです。珍しい秋のヒマワリを見に来てくださいね」と、運営メンバー。撮影/橋本正樹ほか夏の太陽をたっぷりと浴び、現在、ぐんぐんと成長中!(8月29日時点) 開花が楽しみですね親子で参加した人もたくさん! 子どもたちもスコップ片手に大活躍です7月下旬、地元の人たちがヒマワ7月下旬、地元の人たちがヒマワリの苗を植えました。「熱中症対策リの苗を植えました。「熱中症対策に」と、農家の女性たちが参加者によく冷えた麦茶をふるまう姿も調整などの関係で、夏に苗を植え、秋の開花を待つことになりました。秋にヒマワリが咲くかどうか、種苗会社に問い合わせたところ『7月中に植秋空の下輝大原野を「ひまわりアート」にも注目を再来年にはヒガンバナのあぜ道も田園地帯を田園地帯田園地帯花いっぱいにする花いっぱいにする取り組みが 始まっています、くのヒマワリ畑●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,605部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページでは無料のhttp://kyotoliving.co.jp

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です