リビング京都 西南版 9月28日号
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(11)2013年9月28日(土曜日)西南第1647号1964年福島県生まれ。東北大学法学部卒業後、1992年司法試験に合格。2002年第2子出産直後、夫の留学に伴い、事務所を休業して専業主婦としてワシントンDCに2年間滞在。2005年金融庁入庁。2007年参議院議員選挙当選。2009年自民党法務部会長などを経て、2012年第二次安倍内閣入閣※自治体の数は8月8日現在 「2人目が生まれたとき、子どもと過ごす時間を大事にするために、2年間専業主婦をしました。それはそれは幸せな時間でした」と話すのは、森まさこ大臣。「だからこそ、一度仕事を離れた人が復職できる制度が重要だと思うんです」スペシャル インタビュー女性活力・子育て支援担当大臣森 まさこさんに聞きました主婦の再就職、働く女性の活躍を国が全面的に応援しますラムで、実際に企業で実習ができ、日額5000円からの助成金も。それから、現在働いている人に向けた『3年間の育休取得』。いろいろなご意見がありますが、これは企業に向けて職場環境の整備を促すもので、もちろん男性も取れます。子どもは3歳になるまでは本当に手がかかりますよね。どうしても1年で戻れずに辞めた、という声 「子どもを育てながら働くことを、引け目に思うことはありません。子育ては、間違いなく仕事の質を上げます。100%の愛情を求める赤ちゃんほど、わがままな“顧客”はいませんよね。子育ては究極のサービスなんです。その経験を社内や取引先との関係に生かせば、会社を良くしていくことができるはず」 「男性も同じ。消費者庁で、育休を取った男性を出世させることにしたが、企業にとって利益になるという考え方を広めていきたいですね」 経済的な視点でいえば、子どもは未来の労働や社会保障の担い手だが、そんな理屈がなくたって、子育ては崇高な仕事。親は第一責任者だけれど、すべての世代が子育てを応援し、支えあっていくべき、と語る森大臣。理想を掲げて、旧来の慣習や考え方に向かい合う、その挑戦は今後も注目だ。 (滑川恵理子) 国の成長戦略のひとつ「女性の活躍推進」は、少子化が進む日本の労働力をどう増やすか、という課題に対する一つの答えだ。日本では、第一子出産のタイミングで約6割の女性が離職する一方、約303万人の女性が就業を希望している。第一印象は目力が強い女性! 言葉から、表情から、熱い想いがほとばしる 「この潜在的な労働力の活用が、経済の成長につながる。働きたい女性が、働くことができる社会にしていくことが課題です。再就職のために、国が始めているのが『主婦のインターンシップ』事業。ブランクを埋めるための学び直しのプログもよく聞きます。とにかく選択肢を増やしたい」 夏には「待機児童解消加速化プラン」が決定し、全国351自治体(※)でいろいろな取り組みが始まった。子育てと仕事の両立をめぐる状況は、まさに動き始めている!ら、取得率が一気に上がりました。早く帰って育児や家事ができる人のほうが、消費者のことを深く理解できる…部下として有用な人材だと思うから。日本では男性の7~8割が家事をしていないというデータがあります。この家事ゼロをゼロにする、というのも目標です。残業をさせすぎない、社員を早く帰らせる企業を補助金などで応援して、社員のワークライフバランスが取れること子育ての経験は間違いなく仕事の質を上げますだって、子育ては究極のサービスですからわが子の代わりに参加「親同士のお見合い」11月11日(月) 京都ホテルオークラにて 参加費1人1万円年内最後のチャンス、子どもの結婚を後押ししませんか主催:京都リビング新聞社「うちの子、いつまでも結婚しなくて心配」「どうも恋愛には消極的で…」など、さまざまな理由で結婚しない子どもを、後押ししたいと願う親同士が、出会えるイベントがありますよ。京都リビング新聞社が開催する「親同士のお見合い」。毎回好評で、9回目となる今回は11月11日(月)午後1時30分から、京都ホテルオークラで実施。年内は最後の開催となります。申し込みからイベント当日までの流れは表の通り。会場では、子どもの「身上書」と「写真」を持ち寄り、親同士が情報を交換。わが子の魅力が伝わる写真を用意して挑みましょう。参加者全員と会話したのち、フリータイムへ。事前に名前や住所を伏せたプロフィルが手元に届くので、イベント前に気になる人を親子で相談しておくことも可能です。また当日は、リビングカルチャー倶楽部講師であり、「Office苑」代表のいしい佳子さんによる講演も。テーマは「成功する親の婚活」。婚活を通じて、親も子も幸せになれるようにアドバイスしてくれますよ。募集は息子の親・娘の親各20人(両親での参加も可)。応募者多数の場合は抽選。10月18日(金)までに参加可否の連絡あり。参加料は1人1万円(両親で参加する場合は1万8000円)。ケーキセット付きの堅苦しくない形式です。「忙しくて異性と知り合う機会がない」という息子の結婚を応援する親も、ぜひ応募を。〈問い合わせ〉京都リビング新聞社=☎075(212)4741。午前10時~午後6時、土日祝休http://kyotoliving.co.jp/「親同士のお見合い」〈日 時〉11月11日(月)午後1時30分~5時ごろ(予定) (受け付けは1時~)〈会 場〉京都ホテルオークラ 3階宴会場「翠雲」 (中京区河原町御池。地下鉄「京都市役所前」駅直結)〈参加費〉子ども1人につき1万円(親1人の料金。両親で参 加する場合は1万8000円)、ケーキセット付き〈申し込み締め切り〉10月11日(金)〈申し込み〉はがきまたはファクスに、親の郵便番号と住 所・氏名・年齢・電話番号・参加人数、子どもの性別・ 年齢を明記のうえ下記へ送付。「リビング京都」ホーム ページ(http://kyotoliving.co.jp)からも申し込めます。 京都リビング新聞社「親同士のお見合い」係= 〒604-8560(住所不要)、9075(212)8857イベント当日の流れ①申し込み締め切り後(応募多数の場合は抽選)、参加可 能な人にプロフィル用紙を発送します②子どものプロフィル(年齢・学歴・家族構成・趣味など) を提出後、参加費の振り込みを③京都リビング新聞社から参加者リストを送付 ※氏名や住所など人物が特定できる個人情報は伏せて あります④事前にリストに目を通し、気になる相手をチェック⑤当日、親同士で対面。子どもの写真を見せてプロフィ ルを紹介し合い、お互い同意のうえで連絡先などを交 換しましょう宝塚観劇とダンスパーティーのツアー「中之島舞踏会」にてダンスの魅力を満喫できます往復バスで移動がラク 旅行代金は1万3000円旅行企画・実施/アローズ 企画協力/京都レディダンスアローズの日帰りツアーで、ダンスの魅力に触れてみませんか。行き帰りともにバスを利用するため、移動もラクですよ。まずは宝塚大劇場へ。雪組公演「Shall we ダンス」(主演・壮一帆さん、早霧せいなさん)と、宝塚歌劇99周年を飾るステージショーを、A席で観劇。その後、大阪中央公会堂に移動。バンドの生演奏のもと、スペシャルダンスパーティー「中之島舞踏会」を満喫して。パーティーには男性パートナーも多数参加するそうなので、女性同士でも楽しめそうですね。ソフトドリンクや軽食もあり。見学だけでもOKです。詳細は表参照。〈旅行企画・実施〉アローズ(中京区蛸薬師通高倉西入ル 日昇ビル3階)=☎075(256)8411Ⓒ宝塚歌劇団+Photo by 下村一喜〈日程〉11月11日(月)・18日(月)・29日(金)、12月2日(月)〈旅行代金〉1万3000円(往復バス代、A席観覧料、ダンスパーティー参加料、弁当・お茶代)〈行程〉JR「京都」駅八条口集合(午前10時45分出発)―宝塚大劇場(13時公演を観劇)―大阪中央公会堂にてダンスパーティー―JR「京都」駅八条口(午後9時45分ごろ着)〈最少催行人数〉30人 ※添乗員同行〈旅行企画・実施・申し込み・問い合わせ〉アローズ(中京区蛸薬師通高倉西入ル泉正寺町334 日昇ビル3階)=☎075(256)8411。午前10時~午後5時30分、土日祝休。京都府知事登録旅行業第2-560号、JATA正会員〈企画協力〉京都レディダンス=4080(1427)3914※詳しくは後日送付の旅行条件書面の確認を※申込時に同行者の姓名、電話番号も伝えて※満席や催行中止の場合もあり※行程については交通事情などにより時間が 変更される場合もあり合言葉は、宇治茶を世界遺産に10月19日(土)のシンポジウムでお茶の振る舞いも社寺や城など17カ所! これは、京都にある世界文化遺産(世界遺産)の数なんです。そして、今、新たに“宇治茶”を世界文化遺産にという動きがあるんですよ。こういった取り組みがあるなら、宇治茶についてもっと詳しくなっておきたいもの。10月19日(土)に開催される「宇治茶世界文化遺産シンポジウム」は、15年ぶりに京都で行われる「全国お茶まつり京都大会」の関連事業で、当日はさまざまなイベントが実施されます。午前11時30分からは宇治茶の振る舞いや宇治茶・農産物の直売、パネル展示が。午後1時からは基調講演やトークセッション、ミニコンサートも。杉尾伸太郎さん(イコモス文化的景観国際学術委員会副会長)や、久保美智代さん(旅する世界遺産研究家)らの話に、宇治茶のさらなる魅力を感じることができそうです。来場者には、抽選で5人に2000円相当の「高級宇治茶」があたるチャンスも。入場無料。要申し込み。〈開催日〉10月19日(土)〈会場〉宇治市文化センター(宇治市宇治折居)〈定員〉先着400人〈申し込み方法〉電話、ファクス、メールのいずれかで、①在住市町村②氏名③連絡先④手話通訳・車いす対応の有無を伝えて申し込みを。締め切りは10月15日(火)。ファクス、メールでの申し込みの場合は、参加可能な人に連絡あり〈申込先〉京都府府民総合案内・相談センター=☎075(411)5000(祝日除く月~金の午前9時~午後5時)、9075(411)5001、8411-5000@pref.ky oto.1g.jp〈問い合わせ先〉京都府農林水産部農政課=☎075(414)4898和束の茶畑(京都府景観資産)大津の街に息づく食文化と灯(あか)りをテーマに開催する「大津まちなか食と灯りの祭2013」。今年は前半と後半の2部構成で多彩なイベントが盛りだくさん! 10月6日にはなぎさ公園おまつり広場で、ホテルシェフによる夢の屋台「楽食長卓宴」や、手づくり品などこだわりの屋台が湖岸に多数出店する、「なぎさおまつり市」が。10月11日(金)には、“うまいもん”と滋賀の地酒をそろえた一夜限りの居酒屋も。10月19日(土)に同時開催される「第3回大津百町まちなかバル」も見逃せません。詳細はホームページ参照。▼会場 JR大津駅前~京阪浜大津駅周辺~なぎさ公園周辺。入場無料▼主催・問い合わせ 大津まちなか食と灯りの祭実行委員会・事務局=大津市都市再生課(大津市浜大津4—1—1)、㈱まちづくり大津=☎077(528)2501楽しいイベントいっぱい!「大津まちなか食と灯りの祭2013」前半は10月20日(日)まで開催。入場無料大津まちなか食と灯りの祭実行委員会ホテルシェフの味が気軽に食べられる「楽食長卓宴」は毎年大人気!http://www.machidukuri-otsu.jp/

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