リビング京都 中央版 10月12日号
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◇2面に続く編集/内山 掲載日:10/12 出稿表:001-7 サイズ:全8 記事名:フロント1面制作岩橋出力→編集部●●宛自宅のガレージを開放交流と見守りのきっかけに歌って、踊って防災を呼びかけます!親睦喫茶に集まったみなさん。「お元気で何よりですね」とあいさつを交わしたり、初対面の人同士が自己紹介する光景もコーラスと振り付けの練習中も和きあいあい林正則さんと学生メンバー。「この歌で、紅白歌合戦に出場するのが目標です!」「コーヒー飲みにきたよ」「あ、来てくれたん。おおきに!」ここは、右京区北梅津学区開キ町。近隣のみなさんを笑顔で迎えるのは同町自治会の会長・平井保行さん。平井さんは昨年3月から、自宅のガレージを「親睦喫茶」として開放しています。「この町に住む一人暮らしの人が、気軽に会話を楽しむ場をつくりたいと思ったのがきっかけ。自分ができる範囲で始めるには『ここしかない』と思いガレージを開放することにしました」。昨年は23回実施し、のべ85人が参加したのだそう。「誰も来られない日もありますが、大切なのはあきらめずに周囲に働きかけ続けること。中には『応援してるよ』と声をかけてくれたり、お菓子をカンパしてくれる人も。励まされるような、うれしいこともちょくちょく起こるんです(笑)」コーヒーを飲みながら、「ここで過ごす時間が楽しみ」「地域にとって大切な場所。ありがたいです」とみなさん。「活動を通して、住民が互いに見守り合い、助け合える街にしていくことが目標です」(平井さん)親睦喫茶は毎週土曜日の午前10時〜11時30分。問い合わせは、平井さん=4090(4283)3314=へ。住んでいる街、愛着ある地元のために自分たちができることを━。そんな思いから始まった取り組みが、京都の各地で行われています。方法はさまざまですが、共通のキーワードは〝地域〟です。撮影:岡森大輔、児嶋肇ほか北区紫野学区の自治会館に、同学区に住む一人暮らしの高齢者を中心に結成されたコーラス隊「パープルフレンズ」が集合。元気いっぱいに歌うのは「防災かぞえ歌〜今こそ問われる地域力〜」です。この歌は、同隊と、佛教大学の学生グループ「むらさきっず」が共同で作詞作曲。「防災講座なども実施したんですが、いっこうに盛り上がらない(笑)。そこで、メンバーが思い浮かんだ防災にかかわる言葉を、学生たちが歌詞にアレンジ。振り付けも取り入れ、ほかの地域でも楽しんで歌ってもらえるような歌を目指しました」と、パープルフレンズの一員で、紫野社会福祉協議会会長でもある林正則さん。軽やかな曲調とユニークな歌詞が好評で、出張コンサートの依頼も増えているそう。「ステージは緊張しますが、歌い終えた後の気分は格別です」「若い人が一生懸命サポートしてくれはるので、頑張らないと!」。メンバーの言葉に、「明るさにパワーをもらっています」と学生のみなさん。チームワークもバッチリですね。11月10日(日)の「紫野まつり」にも出演。問い合わせは林さん=☎075(441)1646=へ。起こるんです(笑)」ら、「ここで過ごす時間防災を呼びかけます!親睦喫茶パープルフレンズ&むらさきっずキーワードですです集う、つながる、発信する平井さんは「元気のしるし」も発案。「地域の高齢者世帯に提案している7色の札です。曜日ごとに決まった色の札を玄関にかけてもらい、安否確認につなげています」一つ 火の元 火の用心二つ 風呂場に 水ためて三つ 身近に消化器を四つ 夜には火の確認五つ 家が揺れたとき六つ 向かいの安否見る七つ 鳴り物離さずに八つ やめるな、逃げること九つ 後悔しないため十でとことん進むのみ2013年10月12日1649号1 0120(855)123土日祝除く 午前9時30分~午後5時 http://kyotoliving.co.jp/リビング京都検索本誌・送料とも無料の住宅本です2013年度版家づくり京都でかなえる

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