リビング京都 西南版 10月12日号
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(12)2013年10月12日(土曜日)西南第1649号モミの木をさまざまなイラストが描かれた絵馬が彩ります(大原野神社「お絵かき絵馬」)会期中は、酒の器をイメージした作品が並びます(松尾大社「〝こころ〟をうつす器」)今年は、20年に一度、伊勢神宮の社殿を建て替える式年遷宮の年。この式年遷宮を京都からアートで祝おうというのが、「依代(よりしろ)アートプロジェクト」です。松尾大社、大原野神社といった京都市と八幡市の10の神社で21人のアート作品が展示されるというイベントなんですよ。「作品テーマは『依代(よりしろ)』です」と同プロジェクト主催・運営の「神々への捧げものアートコンペ実行委員会」の堀川宏史さん。内神社権禰宜・京都府神社庁教化委員会資料部会長として、同プロジェクトの運営を担当しています。「〝依代〞とは、厳密に言うとご神体やご神木など、〝神さまが宿るもの〞のことですが、今回は京都と伊勢、離れたふたつの場所を結ぶ〝こころ〞を宿すアート作品を、このように呼んでいます」展示期間や作家は会場ごとに異なりますが、松尾大社と大原野神社には計4人のアーティストが登場します。たくさんの小さな鳥を描いた布を、松尾大社の拝殿などにディスプレーするのは、小林賀代子さんの作品「白の中で舞う」。鳥は、過去と未来をつなぐモチーフとして使われているのだとか。同じく松尾大社の境内で目を引く酒樽(さかだる)が積み上げられた神輿庫(みこしくら)も展示場に変身! こちらの前には、酒の器をイメージした立体作品がズラリと展示されます。これは、神社に若手アーティストの作品が展示される「依代アートプロジェクト」。12月21日(土)まで、西京区の松尾大社や大原野神社などで行われています。神社の厳かな雰囲気と、個性的な芸術作品がどのように溶け合うのでしょう。10の神社に「依代(よりしろ)アートプロジェクト」三宅由里子さんが手掛ける「〝こころ〞をうつす器」。ここに来たら、ぜひ器の中を一つひとつのぞいみて。中にあるのは…。それは、のぞいてみてのお楽しみです!大原野神社でも2作品が鑑賞できますよ。髙橋知佳さんは、社殿に向かって左側にある歌碑の前に、神鹿(しんろく)像を2柱展示します。「あむ、むすぶ」というタイトルのイメージ通りかわいらしい姿ですが、素材は細かい鉄線。このギャップもおもしろいですね。社務所の北側では、イラストレーター・唐木みゆさんによる「お絵かき絵馬を描いて、来場者もプロジェクトに参加には絵馬」というワークショップが。来場者には、唐木さんのイラストが描かれた絵馬を渡されるので、それに絵を描き足して。完成作品は境内の大きなモミの木に奉納。自分の作品もプロジェクトの一部になるというわけです。「アートを通して、御遷宮について知るきっかけになってもらえたら。この取り組みは、今回がゴールではなく、20年後、第63回の遷宮へ向けてのスタートです。ぜひ、若い世代に目を向けてほしいですね」(堀川さん)「『依代』にはさまざまなカタチがあっていい。若いアーティストの感性を楽しんでください」と堀川さん緑に囲まれ、のんびりくつろいでいるようですね(大原野神社「あむ、むすぶ」の作品イメージ)この白い布には、よーく見るとたくさんの鳥が!(松尾大社「白の中で舞う」)鹿若手作家の作品を展示大原野神社が出現!?に松尾大社が羽ばたき、ははが鳥依代アートプロジェクトこのほか、下記神社でも開催されます。詳細はホームページで確認を■石清水八幡宮(八幡市八幡高坊30)■上賀茂神社(北区上賀茂本山339)■北野天満宮(上京区馬喰町)■貴船神社(左京区鞍馬貴船町180)■下鴨神社(左京区下鴨泉川町59)■城南宮(伏見区中島鳥羽離宮町7)■豊國神社(東山区大和大路正面茶屋町530)■吉田神社(左京区吉田神楽岡町30)※開催時間は会場により異なります。天候や会場の都合により、設置場所などが変更される場合もあり※アート鑑賞は無料。ただし、豊國神社での展示(小坂学さんのみ)は宝物館内で行われるため、入館料が必要http://www.compe-kyoto.org/yorishiro/■松尾大社(西京区嵐山宮町3) ・小林賀代子さん「白の中で舞う」 10月18日(金)まで ・三宅由里子さん「〝こころ〟をうつす器」 10月20日(日)まで■大原野神社(西京区大原野南春日町1152) ・髙橋知佳さん「あむ、むすぶ」 11月1日(金)~12月1日(日) ・唐木みゆさん「お絵かき絵馬」 11月29日(金)~12月2日(月)には●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,605部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,330部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページでは無料のhttp://kyotoliving.co.jpきめ細かい指導で学生をサポートする「京都ノートルダム女子大学」。こちらの心理学部に今春、現代社会における人間の心理や行動を分析するスペシャリストの育成を目指す、「現代心理専攻」が新設されました。10月20日(日)は今の日本人の生き方を見直してほしいと、公開講座「自信のないわたし─学校で、家庭で、できる・できた・自分が好きと思える力を育てる─」(主催/心理学部・大学院心理学研究科)を開催。日々悩んだり、くじけて立ち止まることは誰しもあるもの。この講座では、〝自分らしく〟いるための心のあり方について考えます。第1部は、専門分野が異なる2人の教授による講演。菅井啓之さん(専門分野/自然教育)からは「自然を鏡として自己を見つめ直せば自信が湧いてくる!」、藤川洋子さん(専門分野/犯罪心理学)からは「わたしは変われる─認知行動療法の視点から」。第2部は、教授・廣瀬直哉さん(専門分野/生態心理学)が加わってのパネルディスカッション。「今のままの私でいい」と思えるヒントを探してみましょう。時間は午後1時30分~4時(開場は1時)。参加無料、事前申し込み不要。テーマに関心がある人はもちろん心理学に興味がある人も自由に来場を。〈問い合わせ〉京都ノートルダム女子大学=京都市左京区下鴨南野々神町1番地(地下鉄「北山」駅1番出口から東へ徒歩7分、市バス「野々神町」停下車、徒歩すぐ)、☎075(706)3745同学のシンボル・ベルタワー自分を好きになり、自信を持ちたい人へ〝私らしく〟いられるためのヒントを見つける公開講座10月20日(日)午後1時30分~4時 参加無料・来場自由主催/京都ノートルダム女子大学 心理学部・大学院心理学研究科http://www.notredame.ac.jp/

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