リビング京都 東南版 2月22日号
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50代からの毎日をもっと楽しく、もっとステキに過ごすための特別編集の4ページ大人タノシVOL.7人生を楽しむオトナたちへ◆お気軽に資料をご請求ください。※商品の詳細はパンフレット(契約概要)をご覧ください。■保険料は右記までお問合せください。●この広告は商品の概要を説明しています。詳細につきましては「パンフレット(契約概要)」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」を必ずご覧ください。※お問合せ・ 資料請求はFAX.(10時~17時)(075)257-77100120-883801資料請求いただいたお客様の個人情報の利用目的は、アフラックの各種商品やサービスの案内・提供・維持管理となります。また、これらの利用目的のために当代理店がその提携先であるアフラックに登録されている代理店と共同して対応する際には、個人情報が当該代理店に提供されることにつきご了承ください。075-241-4534〒604-8116 京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町350番地 リビング高倉ビル2階(土・日・祝日休業)AF028-2013-0024 8月26日(150826)募集代理店(京都リビング新聞グループ)◆他のアフラック商品も取り扱っています!春やすこさんタレントスラリとした長身に、華やかな笑顔。春やすこさんから発せられる〝元祖美人芸人〞のオーラに圧倒され、開口一番、「美しさを保つ秘けつは何ですか?」と、何ともベタな質問をしてしまいました。それに対する春さんの答えは「毎日をいきいきと過ごすことかな」。「家事、子育て、介護に仕事…。やることはいろいろあっても、段取りを工夫して、自分のための時間を持ち、リフレッシュすることが大切だと思います」と。そんな思いを強めたきっかけは、両親の介護体験だったようです。自分を好きにならないと、人には優しくできない女性漫才コンビ「春やすこ・けいこ」として、1980年代の漫才ブームのさなか人気を博した春やすこさん。現在は、情報番組やドラマなどのテレビ出演や講演活動を中心に活躍中です。そして、この数年は、メディアで自らの介護体験を語ることも。仕事の傍ら、両親を自宅介護してきた経験を通して〝ズボラ介護〞の大切さを痛感したと言います。文:木下香苗 撮影:ナリタナオシゲSpecialinterviewスペシャルインタビュースペシャルインタビュー1961年、大阪府生まれ。1975年に女性漫才コンビ「春やすこ・けいこ」でデビュー。アイドル的な人気を誇り、1981年には「上方漫才大賞新人賞」を受賞。現在は、テレビ番組などで活躍するほか、子育てや介護の経験を生かした講演活動も積極的に行っている。PROFILE ─春さんが両親との同居を始めたのは、10年前のこと。「父は以前に患った脳梗塞がもとで右半身が不自由、母も肺が悪く、酸素のタンクを持ち運んで生活していました。そこで、自宅の新築を機に、『両親を迎えよう』と夫・娘・息子が言ってくれたん体力面のきつさもさることながら、介護中、春さんを苦しめたのは「自分の時間が持てない」という思いでした。さらに、輝正さんが寝たきりになった翌年には母・文子さんが大腿(だいたい)骨を骨折。両親の介護を一手に担い、思いつめていた春さんを救ったのは、ケアマネジャーの女性の一言だったと言います。「『今、あなたは何がしたいですか? 介護サービスを利用して、息抜きしませんか』と。周りの力を借りて、頑張りすぎない〝ズボラ介護〞を始めてから、家族の会話が増えましです」当時は両親とも簡単な介助があれば十分だったそうですが、状況が変わったのは、その7年後。父・輝正さんが階段から落ち、寝たきりになったのです。「入浴の介助も、ベッドから車いすに移動させるのも重労働。息子や母にも手伝っても3年前、父が寝たきりに体力勝負の毎日に奮闘プロの助言で目からウロコ周りの力を借りればいいらっていたとはいえ、日に何度も70㎏の体重を支えるわけですから、腰を痛めたこともあります。おむつや尿パッドの交換は3時間おき。おしりをきれいに拭き、おむつの交換が済んだところでまた便が出てしまうこともあって…。あれは泣けますよ(笑)」た。自分を好きでいられないと、心から人に優しくすることは難しいと実感しました」昨年、父・輝正さんをみとった春さん。「介護のコツがつかめてきたころだったので、『もう少ししてあげられることがあったのでは』と今も思います。友人からは『うちの親に何かあったときは、いろいろ教えて』と言われています。自分の経験が誰かの役に立つのなら、積極的に発信していきたいです」

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