リビング京都 東南版 2月22日号
2/16
(2)2014年2月22日(土曜日)東南第1663号編集/山舗 掲載日:0222 出稿表:002-7 サイズ:全8 記事名:フロント2面制作宮本出力→編集部●●宛「売り言葉に買い言葉」で、ケンカになったり、気まずい思いをしたことがありますか?「ある」「ない」の割合はほぼ五分五分という結果に。ただし、「ない」の回答の中には、「〝今〟はない」「昔はあった」という意見があり、実際の数字より多くの人に売り言葉・買い言葉の経験があるよう。Q1、上記で「ない」と答えた方は、 なぜ自分はないと思いますか?Q2、「売り言葉に買い言葉」にならないよう、心がけていることは?●年齢とともに、売り言葉に買い言葉のようなけんかをしても何もいいことがないと気づきました(65歳/S・K)●昔はあったけれど、最近は友人よりご近所や職場の人と話すことが多いので、そこまでの会話にならない(52歳/りのあやママ)●極力もめごとにならないようにしたいので、多少のことを言われてもガマンして受け止めている。ストレスはたまるけれど、もめるよりマシ!?(38歳/ゆずりん)●心の中で思っていても、最後のとどめの一言は言わないようにする(48歳/M.K.)●返事をする前に、ひと呼吸置いて相手に言われたことの意味を考えてみる。なかなかできませんが…(38歳/れいこ)●会話中、なるべく笑える表現やジョークなどを入れたりして、会話を楽しむよう心がけています(55歳/コモモ)感情は長続きしない。この特性を生かして怒りを感じると、過去に起こった出来事が次々に思い出されて、感情が高まり、言葉のやり取りがエスカレートしがち。人はその時の気分に一致するものを思い出しやすい傾向にあり、冷静さを欠いているときに大切な決断をすると判断を誤りやすいので、まずは冷静になることが重要です。「ちょっと落ち着こう」と提案したり、第三者に参加してもらったり。感情は長続きしないという特性もあるので、時間をあけてから、あらためて話し合うのもひとつの方法ですよ。(石盛真徳さん)コミニュケーション学習のひとつと考えて切羽詰まったときに出てくる本音をぶつけ合うことで、傷ついたり、痛い思いをしたり。でも、そういう経験を積むことで、相手との適度な距離感や言葉の選び方が実感として身に付いていくものです。売り言葉・買い言葉は、コミュニケーションの学習の機会であり、トレーニングのひとつ。失敗したら反省して次に反映し、悪いと思ったら謝る!(笑)。おおいに言い合い、闘って、自分を鍛え、人生の幅を広げるチャンスにしてください!(水谷伊久子さん)日頃からその人をよく見て本音をぶつけ合えるのは、そもそも仲がいいからこそ。大切に思っている相手であれば、日頃からその人をよく見て、よく話を聞いていれば、その場の空気や適度な距離感がつかめてくると思います。そして、「今、何をどう言えばいいか」もわかってくる。落語は売り言葉と買い言葉の応酬ですが、温かい気持ちで笑えるのは、根底に人のいとおしさやおかしみが伝わってくるから。笑いを上手に使って、言葉の掛け合いを楽しんでほしいですね。(笑福亭晃瓶さん)まわりが友人のことを思ってしていることに対し、本人が感謝しないうえ「別に頼んでいない」と発言。その言葉がきっかけになって、「あなたにはみんなが迷惑をかけられている、もっと自覚しろ!」と、15年間の付き合いで我慢してきたことが爆発。その後、こちらから連絡したもののまともな返事が返って来なくなり、私からバッサリ縁を切りました(36歳/ハンコさん)パートの後輩に仕事を教えている時、後輩が「必要あるんかなぁ」と一言。「せやから今、言ってるやん!」と語気を強めて説明を続けても、後輩は「はい、はい」と投げやりな返事。また腹が立って、どんどんまくしたててしまいました。翌日からお互いぎこちなくて。なんとか、もとのきさくな関係に戻りたいのですが…(Y子)夫と子どものしつけについて話している時。「もう、どうしたらいいかわからへん。もうちょっと関わってよ!」と言うと、夫は「こっちも仕事で死にものぐるいでやってんねん!」。いつも会話が平行線で、半ばあきらめの境地です(42歳/T.M.)コミュニケーションは、キャッチボールのようなもの。このケースは、相手が取れないところに投げてきたボールを、あなたが無理して取り、体制が崩れたまま投げ返してしまったように感じます。基本的に、暴投には手を出さないこと。つまり、友人の言葉には、「じゃあ、頼まれてからするわ〜」と、軽く流しておくのが正解でしょう。今までわからなかった人に、あえて言ったところで理解させるのは無理。今回のやり取りは、友人関係を見直す機会だったんだと思います。15年間もよくガマンしました! よっぽどストレスがたまっていたんだと思います。お友達のような自分本位の発言には、まともに対応せず、かわす、はぐらかすのが賢い対応。もし、外食中だったとしたら、オーダーに引っかけて「え、そのメニュー頼んでないの! 注文したのは、カレー? 親子丼?」と、わざとボケて、相手の言葉で遊んじゃう(笑)。相手への怒りをギャグに転換して、以前から小出しで発散していたら、この結末も変わっていたかもしれません。あなたは一生懸命SOSを出しているつもりでも、夫は「怒られている」「命令されている」と感じているのかも。ポイントは、「もっと関わってもらえたら、〝助かるんだけど〞」「やってもらえたら〝うれしい〞」というように、相手を認める言葉を付け足すこと。「助かる」「うれしい」と頼られると、頭ごなしに突き放せないものです。怒りの印象も薄まり、あなたの本意も伝わりやすくなると思います。そしてご主人! あなたも妻の日頃の頑張りを認めて、感謝することが大切ですよ。悲鳴に近い言葉の応酬ですが、感情的なアピールが相手に伝わると思っているのがそもそもの間違い。〝攻め方〞を変え、客観的かつ具体的に伝えられるようにしないと、今後も同じ。自分を落ち着かせるには、〝数字〞を物言いの中に絡めるのもひとつ。「5分だけいい?」「1つだけ教えて」というように、客観的な数字に置き換えるようにすると、物事を違う視点から見ることができます。また、相手に冷静な印象を与えられ、時間や量の目安ができることで、あなたの言葉も受け入れやすくなるのでは。*リビング読者40人のアンケートより。1月10日~15日にファクスで実施Q2、「売り言葉に買い言葉」にならないよう、心がけていることは?●心の中で思っていても、最後のとどめの一言は言わないようにする(48歳/M.K.)●返事をする前に、ひと呼吸置いて相手に言われたことの意味を考えてみる。なかなかできませんが…(38歳/れいこ)●会話中、なるべく笑える表現やジョークなどを入れたりして、会話を楽しむよう心がけています(55歳/コモモ)●嫌な気持ちになったときは話題を変えるか、流すようにしている(45歳/ぐどんママ)せやから今言ってるやん!自覚しろっていってんのよ別に頼んでないしょYes21人No19人〝笑い〞でも、上から目線ではなく、相手と同じ目線に立つことで、心がほぐれ、笑いが生まれてきます。今回のケースなら、「私も必要かどうか、よくわかってへんかも。今から覚えとかへんかったら、私みたいになるよ〜」と、相手の言葉に乗っかって、さらに自虐ネタで切り返してみる。予想外の反応が返ってくると、「いやいや、そんなこと…」と、相手も歩み寄りやすくなります。一生懸命って、真正面から押すことだけではありません。今後は、余裕を持った大人の先輩として、時には引いてみる方法も身につけてみては。ここは、率直に謝るしかない!「あのときは言い過ぎた、ごめん」とちゃんと伝えましょう。そのうえで、職場の先輩として「なぜ、必要じゃないと思ったの?」と聞いてほしいですね。確かに後輩の口の聞き方は生意気ですが、その本音は仕事の改革や改善に役に立つヒントだったかもしれません。一緒に仕事のやり方を考えたり、上司に提案したりといった方向に転換できれば、前以上によい関係が築けて、会社にとてもプラスになるはず!こっちも仕事で死にものぐるいや!もうちょっと関わってよ必要あるんかなぁ…「らくらくピアノR」認定講師養成講座〝教える力〟を身につけ、仕事に生かして3月3日(月)に無料説明会実施リビング文化事業推進部60代・70代を中心に、ピアノを通して「趣味を楽しみたい」というニーズが高まっているそう。また、「ピアノを仕事に結びつけたい」という人もいるのだとか。この声に応えるため行われているのが、“気軽・喜び・集いの音楽”を提供している「らくらくピアノR」認定講師の養成講座です。京都リビング新聞社「リビングカルチャー倶楽部」の講座に参加し、技術をマスターしませんか。内容は、大人対象のメソッド、ソルフェージュ、教室運営法など。教室の立ち上げや実践にあたってのノウハウも教えてもらえます。対象は、音楽講師経験者、ソナチネ程度のピアノ経験者、大正琴などの講師経験者。希望者は、半年〜1年程度で全日本らくらくピアノR協会認定講師資格の審査を受けることができます。“教える力”を身につけることで、仕事にも生かせそう。まずは説明会に参加を。講座の詳細は表参照。〈会場〉京都リビング新聞社(中京区蛸薬師通高倉西入ル 京都リビング新聞社ビル ※受付2階)〈申し込み・問い合わせ〉リビング文化事業推進部=☎075(212)4728。午前10時〜午後6時(祝日除く月〜金、土日は午後3時まで)講師の「一般社団法人 全日本らくらくピアノ®協会」代表理事の光畑浩美さん「らくらくピアノ®」認定講師養成講座〈日時〉①無料説明会:3月3日(月)午後3時20分〜 ※1時間程度②講座:3月17日〜6月16日の第1・3月曜日、計6回。午前10時〜11時30分または午後1時〜2時30分 ※5月5日除く〈受講料〉2万5200円(教材費1050円別途要)※振込制。認定講師資格取得希望者は、後日、認定料別途要〈持ち物〉筆記用具、②は指定のテキスト(市販)も持参〈申込締め切り日〉①2月27日(木)②3月7日(金)プレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可1太めボーダーの「キャンバストートバッグ」セシール(東京都中野区)では、女性ファッションブランド「ANITA ARENBERG(アニタ・アレンバーグ)」(http://www.cecile.co.jp/)の春夏コレクションを発売中。インパクトのある太めボーダーの「キャンバストートバッグ」(4116円、全3色)は、内部にオープンポケット2つとファスナーポケット1つが付いています。この商品のネイビー系を読者3人に。セシール=10120(708)8882伊藤理佐さん著「おかあさんの扉」1~3巻をオレンジページ=☎03(3436)8412希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。2月28日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切りオレンジページ(東京都港区)から、「おかあさんの扉3 三歳児デヴュー!!」(880円)が発刊されました。著者は漫画家の伊藤理佐さん。初めての子育てに右往左往する親と、成長する子の姿がユーモアたっぷりに描かれたエッセー漫画です。雑誌オレンジページの連載分と、夫で漫画家の吉田戦車さんのコラムも。「おかあさんの扉」1巻から3巻をセットにして、読者4人に。☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは
元のページ