リビング京都 中央版 3月22日号
1/16
◇2面に続く編集/山舗 掲載日:0322 出稿表:001-5 サイズ:全8 記事名:フロント1面_SNS制作松原出力→編集部●●宛イラスト/オカモトチアキ小・中・高校生の間で、スマートフォン(以下スマホ)を持つ子どもが急増しています。同時に広まっているのが「SNS」の利用。そこで、京都の子どもたちを取り巻くSNS事情を調べてみました。入学・進学の4月を前に、親子でSNSについて考えてみませんか?LINE登録ユーザーは世界で3万人。〝友だち〟と呼ばれるお互いの許認可制度のもと、メッセージや通話をやりとり。携帯電話会社の登録情報をもとに18歳未満のID検索を不可に。mixi実名でもニックネームでも登録でき、ブログ(個人やグループで書き込む日記形式の情報)を通じて同じ趣味・趣向の人などと交流。Twitter「ツイート=つぶやき」と称される140文字以内の短文での投稿が特徴。自分の投稿を非公開に設定することもできる。Facebook実名登録制で、友人・知人だけでなく世界中の人と知り合える。文字のほか写真や動画も多数掲載が可能。政治や企業への影響力も話題に。京都市が実施した保護者への「携帯電話に関するアンケート」では、携帯電話・スマホなどの所持率は、小・中学生ともに全国平均を上回っています(※)。「平成24年9月に行った調査によると、小4では30%の子どもが所持。3年前の調査と比較すると9ポイントも上昇しています。小4から塾や習い事に通いだす子どもが多くなるのも理由にあげられます。また、小6から中1にかけて、携帯電話・スマホ所持率が一気にアップ。進学を機にスマホを持つ子どもが増えているんですね」と京都市教育委員会生涯学習部の山𦚰𦚰𦚰𦚰ん。読者アンケートによると、小・中・高生の子どもたちは、スマホ以外にも音楽プレーヤーや携帯ゲーム機、パソコンを使ってSNSを利用しているよう。「小学生でも、音楽プレーヤーでのSNS利用が聞かれます。情報を発信する操作が簡単だったり、仲間とのやり取りが楽しめたりと、子どもたちにとって魅力的だと思います。しかし、𦚰まざまな事件の報道に見られるように、SNSという大人の目の届きにくい場で、判断力の未熟な子どもたちがトラブルに巻き込まれるケースも増えています。その仕組みや危険性について、子どもだけでなく大人もよく分かっていないのが現状」と山𦚰𦚰ん。京都府教育庁学校教育課の原田正己𦚰んは、「保護者から直接相談の電話がかかってきたこともあります。携帯電話やスマホは、以前から利用の仕方などについて指導してきましたが、今特に注力しているのが子どもとSNSのかかわり方です」。実際お母𦚰んたちからは、「LINEそのものの状況がよく分からない。他人と〝つながる〞ことの影響など心配」(ちょこっとママサン)、「私に知識がなく、どのような問題に発展してしまうのか分からない」(ゆ)といった不𦚰の声が多くあがりました。2面では、その対策として大人たちがどうすればいいのか考え、アドバイスをもらいました。「SNS」は、インターネット上でのメッセージや日記などを通じて、友達や共通の趣味を持つ人たちと交流したり、つながりを楽しむサービスの総称。ニュースや新聞でよく取り上げられる「LINE(ライン)」「Twitter(ツイッター)」などがそれにあたります(下記参照)。読者アンケートによると、親世代がよく利用しているのは「LINE」「mixi(ミクシィ)」「Twitter」「Facebook(フェイスブック)」。小・中・高生は、「小4の子どもはLINEでゲームをしています」(しゅわちゃん)、「中2と高1の娘は、それぞれスマホでLINEを利用。友達との連絡が取りやすいのが良い点」(ゆ𦚰た)など、LINEが主流のようです。また、SNSは、パソコン、スマホ、音楽プレーヤーなどといった〝インターネットに接続できる機器〞に、専用のアプリケーション・ソフトウエア(以下アプリ)を取り込み、簡単な操作で利用することができます。携帯ゲーム機の機種によっては、アプリを取り込まなくても、SNSに接続する機能がそなわっている場合もあります。の山𦚰𦚰𦚰𦚰ん。※ スマホ・携帯電話の所持率は、全国平均で小学生27・5%、中学生51・6%(「平成24年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」内閣府より)。京都市では小学生31%、中学生59%2014年3月22日1667号京都市上京区中町通丸太町下ル駒之町561-10 ☎075-366-2121京都市すこやか住宅ネット高齢者の住まい探しを支援する!!すこやか住宅ネット検 索
元のページ