リビング京都 西南版 5月10日号
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(2)2014年5月10日(土曜日)西南第1672号編集/山舗 掲載日:0510 出稿表:002-5 サイズ:全8 記事名:フロント2面制作松原出力→編集部●●宛ひろびろキッチン(奥)と、リビング。3枚の引き戸になった壁は中に食器収納スペースがトイレは引き戸にして、ドアの開け閉めの音を軽減。段差もなくして、夫婦の将来のため(?)バリアフリーに趣味の洋裁は、教室を持つほどの腕前。「好きな仕事があるから、介護もがんばれます」「肺炎が原因で、車椅子生活となった父を自宅で介護する」北区のみいぬさんは、この決意にあたり、自宅のリフォームに取りかかりました。みいぬさんの家は旧家で間口が狭く、車椅子での動線がとりにくい構造でした。特に男女別に仕切られた昔ながらのトイレは、大人1人がギリギリ入れるほどのスペースであったため、それぞれの個室の壁を取り払い、広々とした空間を確保しました。トイレの扉は、車椅子が出入りしやすいよう、アコーディオンカーテンに。「ストレスなく出入りができます」と、みいぬさん。また、このトイレリフォームは、介助する側の負担を減らしただけでなく、介護される側の気持ちに寄り添ったものでもありました。「父の意思が感じられる間は、自分のタイミングでトイレに行かせてあげたい」お父さんは足こそ不自由ですが、トイレの感覚はしっかりとあるのだとか。「初めて車椅子でトイレに行けた日には思わず記念撮影をしました!」「リビング京都」特別編集「京都でかなえる家づくり 2014年度版」 これから、快適生活を実現しようと考えているあなたへ。 京都リビング新聞社では、5月31日(土)に「リビング京都」特別編集の住宅本「京都でかなえる家づくり 2014年度版」を発行します。地元・京都で活躍している工務店や設計事務所、ハウスメーカーの情報がつまっています。数々の施工例を掲載しているので、参考にしてください。 希望者は、電話、ファクス、「リビング京都」のホームページから申し込んでください(詳しくは8面参照)。本・送料とも無料で自宅に届きます。限定5000冊です。申し込みはお早めに。リフォームによって、家族の目標を達成することができたといいます。現在は、外構と門扉を取り払い、玄関から道路までをフラットにするための工事が進行中です。「『ごめんね』じゃなく車椅子がすっぽりと入る広さに。工事を請け負ったのは、ご近所つながりの工務店。「信頼して任せることができました」子どもが家にいる時に少しでも暮らしやすく共に心地よく暮らすための介護リフォームみいぬさんの場合「リビング京都」特別編集新築・リフォームのヒントがいっぱい!毎年リフォームしています「スッキリしたでしょ」と、るみ子さん(写真上)。こちらはリフォーム前の玄関。次男・智也さんの入学式の記念撮影でて、『ありがとう』」が、みいぬさん家族の〝介護のルール〞。介護する人、される人、どちらも気持ちよく暮らせる家―。自宅介護を考えるとき、参考にしたいですね。出野るみ子さんの家族は、大学生の長男・竜太さんをはじめ、男の子が3人と夫婦2人。一家5人で暮らしています。今の家に暮らし始めたのは18年前、竜太さんがまだ4歳でした。「子どもたちも成長して、自転車が5台、バイクも2台に増えました。車庫の奥のほうに押し込めるように止めていたんですが、やはり出し入れが面倒で、時間もかかるし、なんとかしたかったんです」そこで、るみ子さんは、思い切って玄関まわりの木や門を一気に取り払い、駐車スペースを確保。「自転車は、毎日通学に使っていたので、とても不便で。いまはすっと出せるので、楽になりました」と竜太さん。このリフォームが6年前。それから、毎年のように家のあちこちを新しくしています。「6畳の部屋にキッチン、冷蔵庫、食器棚、そして家族5人が座る食卓を置いていました。椅子から立って動くのも、隙間を縫うようにして歩いて。ぶつかるたびにケンカですよ。テレビなんて置く場所もなかった」毎日のお弁当など料理作りも窮屈な状態でしていたので、「次はここだ!」と、複数の工務店に相談し、いくつか提案を出してもらったそう。その中からピンとくる案を出してくれたところに、いろいろ要望をぶつけ、相談しながら、具体案を作っていきました。「隣にあった3畳くらいの部屋をキッチン空間にして、それまでの部屋はリビングだけに。消防法の関係で窓を小さくしたりもしないといけませんでしたが、広々キッチンに、人の動きを気にしなくていいリビングは、まさに快適です」お風呂も「大きくなった子供たちが足を伸ばして湯船につかれるように」と、1年前にリフォーム、今年に入ってトイレも少し広げて、節水タイプのものを入れました。「子どもたちがこの家にいる間にしたいんです。家族みんなで少しでも快適に暮らしたい。少しずつリフォームしながら、少しずつ支払いながらですが、そのほうが働きがいもあるでしょ(笑)」に相談し、いくつか提案を出してもらったそう。その中からピンとくる案を出してくれたところに、いろいろ要望をぶつけ、相談しながら、具体「隣にあった3畳くらいの部屋をキッチン空間にして、それまでの部屋洗面所は、階段を隠すように板が張られていた部分を、板をはずして階段を化粧し、空間をつくりました。「衣装ケースを置いても、 奥まで手が伸びるようになりました」少しでも暮らしやすく出野るみ子さんの場合「『ごめんね』じゃなく工事前の状態がこちら。プレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可1「SOYJOYアーモンド&チョコレート」を1箱植物性タンパク質や食物繊維、大豆イソフラボンなど、栄養豊富な大豆をまるごと使って焼き上げた「SOYJOY(ソイジョイ)」(大塚製薬/東京都千代田区)。4月21日、「SOYJOYアーモンド&チョコレート」が新しく発売されました。ドライフルーツ不使用で、ローストアーモンドの素材感とチョコレートの香ばしさが特徴です。1箱12本入り(1490円)を、読者20人に。大塚製薬京都支店=☎075(343)55412ミュージカル「本能寺が燃える」のS席指定券※作品のイメージ公演事務局(新広総研内)=☎052(957)3681希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。5月16日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り〝本能寺の変〟が起きたといわれる日と同じ6月21日(土)、ミュージカル「本能寺が燃える」が京都劇場(京都市下京区)にお目見えします。午後1時30分開演。主催はミュージカル「本能寺が燃える」制作実行委員会。明智光秀、織田信長、斎藤道三たち戦国武将と、道三の娘・帰蝶を取り巻く悲しくも壮絶な運命を演出。S席指定券(5000円相当)を2枚1組にして、読者2人に。
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