リビング京都 東南版 6月14日号
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(2)2014年6月14日(土曜日)東南第1676号新鮮な経験を取り入れ、意識をコントロールことをめてしていますこ私たち小島政子さん岩本弥栄子さん大江湖(いずみ)さん大槻美紀子さん「時間の流れをポジティブに感じるために、新鮮な体験を」といっても、何をしたらいいのか悩んでしまいますよね。そこで、趣味や勉強、ボランティア活動など、新しいことにチャレンジしている読者の体験談を紹介します。仕事をしている人、子育て中の人など状況はそれぞれ。参考にしてみて。「孫くらい年の離れた学生さんに囲まれています」と笑う小島政子さん(67歳)は、京都西山短期大学仏教学科の2回生。「結婚前に大学を中退したことが、ずっと気がかりだったんです。『このままでいいのかな?自分の人生を取り戻したい』という気持ちが徐々に大きくなって」。65歳で仕事を終え、子どもたちが社会人になった今ならと、昨年、同大学に社会人入学を果たしました。仕事と育児に追われていた日々が、念願の大学生になってからは、家事と勉強を両立する生活に。「パソコンを使って提出物を作ったり、予習をしたり大変です。でも先生や学生たちに支えられて未知の世界を学ぶことが今は一番楽しい。自分の時間を満喫できて、頑張ってきてよかったと思います」幼稚園に通う子どもを持ち、ここ6~7年は専業主婦をしていた岩本弥栄子さん(48歳)。昨年10月から「サポートセンターきんと雲(うん)」というグループの活動に参加しています。「高齢や病気のため、家事や外出が難しい方たちのお手伝いをする有償ボランティアです。空いた時間に無理なくできるかもしれないと思い、挑戦しました」今では月に数回、地域の利用者宅を訪れているそう。「困っている人をサポートすることは自分の喜びにもなるし、いろいろな人に出会えることもうれしい。子どもの幼稚園の行事もあり、忙しい毎日ですが、何かやらなくっちゃもったいない!」と、前向きです。大江湖さん(52歳)は、京都検定に漢字検定、写真撮影と、いろいろなことに興味を持ち、コツコツと努力を重ねていく性格。仕事をしながら、ウイークデーは朝5時30分に起きて、家事や勉強をしているとか。「朝早くから活動すると一日が長いですよ。お昼ごろには眠くなりますけどね」そんな大江さんが、昨年11月から始めた趣味がちぎり絵です。「月に2回、教室に通っています。ひたすら和紙をちぎって、自分の世界に入ることができて楽しい。時間が止まったみたいにじっと集中できるんです」。日常から離れて、夢中になれることがよい刺激になっているよう。「いつか自分でとった写真を原画に、ちぎり絵を作れたら」と、将来は趣味のコラボレーションも!「結婚して23年、子どもたちの手も離れ、ふと『自分の時間がある! 楽しめることを探そう』って思ったんです」。そう話すのは、今年からヒップホップを始めた大槻美紀子さん。習ってみると、「体に柔軟性が出てきましたし、サイズダウンも(笑)」。変化は気持ちにも表れました。「教室に行けると思うだけでハッピー。今、発表会のために練習しているんですが、目標に向かって、みんなで努力するということが学生時代みたいで…。緊張感さえ楽しいですね」そんな大槻さんですが、新しいことを始めるのはとても勇気が必要だったと言います。「でも自分の人生、まだ先があると思って一歩踏み出しました。この年齢になって前向きな気持ちになれて幸せです」午前中に夕食の支度まですませて、ボランティアの活動をしたり、午後は子どもと一緒に過ごす時間にしたりと、計画的に時間をやりくりしている岩本さん。「人生は短いし、今を大切にしたいと思います。失敗してもいいから、いろいろなことにチャレンジしたい」自身で作った作品を手にした大江さん。「教室では毎回1つの作品を仕上げるので、達成感が得られます。同じ題材で作っても、受講生一人一人違うものができ上がるのも魅力ですね」撮影のために、ポーズを!とお願いしたところ、びしっとキメてくれた大槻さん。「今は、こんなふうに〝動〞の習い事なので、次は、デッサンなど〝静〞の習い事をしたいんです」。次の〝新しいこと〞も考えているんですねこれまでの人生を振り返り、小島さんが選んだ学問は〝仏教〞。「年齢を重ねるにつれて、自分の生や死に対する関心がわいてきたんです。若い時なら違う学問にしていたかもしれません。卒業後ももっと仏教を学びたいと思います」ほとんどの人が感じる〝時間の経過の早さ〞。では皆さんは、それを歓迎しているのでしょうか。それとも…。「毎日を有意義に過ごせている」というMさん(42歳)のように、時間が早く過ぎたと感じることを、〝充実〞とプラスに感じている人もいれば、「時間をムダにしてしまったよう」(TC・39歳)とマイナスイメージにとらえる人も。時間がいつの間にか過ぎ去ってしまったというのは、確かにちょっと損をした気もしますね。どうしたら充実感に転換できるのでしょう。「変わり映えのない生活をしていると、同じことの繰り返しですし、いつも顔を合わせている人と似たような話ばかりしてしまいますね。そこで大切なのが、暮らしに変化をつけること。新しいことを始めるのがおすすめです。新しいことに触れることで、立ち止まって考える機会ができますし、新しい人と付き合うことで刺激を受けることも。新鮮な体験を生活に取り入れることで、何もしないうちに時間がたったと感じることにはならないかもしれません。ただ時間が気にならないほど夢中になると、あっという間に過ぎてしまうかもしれませんが(笑)」(畑さん)状況はそれぞれ。参考にしてみて。これまでの人生を振り返り、小島さんが選んだ学問は〝仏教〞。「年齢を重ねるにつれて、自分の生や死に対する関心がわいてきたんです。若い時なら違う学問にしていた「日々を輝かせるのは、チャレンジする気持ち」「集中して和紙に向き合うひとときが楽しみ」「学べることと出会いに感謝。自分の時間を満喫しています」「目標に向かって頑張れる、これが幸せ」「日々を輝かせるのは、「集中して和紙に向き合う「学べることと出会いに感謝。「目標に向かって頑張れる、プレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可2「浴衣5点セット」は帯、帯ひも、下駄、髪飾り付きセシール=10120(708)888希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。6月20日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切りカタログ通販のセシール(東京都中野区)では、女性向けファッションブランド「IMAGE(イマージュ)」の盛夏コレクションを発売中です。夏に活躍するアイテムの中でも、シックな色合いの生地に大輪の花をあしらった「浴衣5点セット」(4104円、色柄8種類)が人気。帯、帯ひも、下駄、髪飾りがセットになっています。この商品を、読者3人に。※色柄は選べません1「二つの綴織 MIHO悲母観音と蓮華弥勒」ペア招待券MIHO MUSEUM(甲賀市)では、「二つの綴織(つづれおり)MIHO悲母観音と蓮華弥勒」を開催。7月19日(土)~8月17日(日)。同館が所蔵する綴織作品「MIHO悲母観音像」「蓮華弥勒像」が、初めて同時に公開されます。関係する国内外の仏教美術品の紹介、焼失した法隆寺金堂壁画の模写による再現も。この招待券(一般1100円)を2枚1組にして、読者10人に。「MIHO悲母観音像」MIHO MUSEUM=☎0748(82)3411
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