リビング京都 東南版 6月28日号
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(8)2014年6月28日(土曜日)東南第1678号不動産・土地・戸建て・マンションを無料一括査定※締め切りは7月12日(土)必着京都リビング新聞社では、〝家やマンションを売りたい〟と検討中の読者を応援する「不動産の無料一括査定」を企画しました。この企画に応募すると、下記3社が無料で一括査定してくれます。※応募多数の場合、申込日が早い人からの対応になります※当応募によって何らかの契約/費用の請求が発生することはありません※具体的な査定のため、必要に応じて協賛各社から問い合わせ・連絡があります※より正確な審査が必要とされる場合には、現地調査・診断などの実施が必要となります(実施に料金は発生しません)※応募の個人情報は、協賛各社の査定のみに使用します以上を同意のうえ、応募してください(物件の状況によっては対応できない場合もあります)【応募はホームページで】右記協賛各社が不動産を無料査定。応募はホームページから。トップページの専用バナーをクリックしてチェックシートに記入の上、応募を。締め切りは7月12日(土)必着。※チェックシートは各社に提供され、各社より直接連絡があります応募方法●三井のリハウス =京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビル6階、10120(54)0031●京阪電鉄不動産 宇治小倉営業所 =宇治市小倉町神楽田9-3、 10120(39)1341●積和不動産関西 京都南営業所 =宇治市広野町西裏54-17 扇ビル1階、 ☎0774(44)3775企画協力■ホームページhttp://kyotoliving.co.jp※PDFファイルの二次利用はご遠慮ください。※色、画質は出力環境により変わります。営業:  制作: PolarStar062801A33z07送電気事業連合会 VOL.106/0906/1017:156/1112:006/1112:156/1212:006/1212:356/1311:106/1315:006/1612:206/1715:306/1813:156/18済17:406/18了17:4000/0000:00西東京南むさしの東京中央まちだ東京東多摩千葉ふなばしさいたまかしわとちぎ横浜南横浜東田園都市東京つくば大江戸湘南特送り岸博幸さんとリビング読者が海南発電所を見学夏の電気は本当に大丈夫? 綱渡りの電力需給を支える   ベテラン火力発電所へ行ってきました 私たちの暮らしに欠かせない電気。今年の夏も、「電力需給はかなり厳しい」との話も聞きます。そこで、テレビでもおなじみの慶應義塾大学大学院教授・岸博幸さんと読者3人が、和歌山県海南市にある関西電力 海南発電所を見学し、発電所の現状や夏を迎えた日本の電力事情について話を聞きました。その様子を今回から2回にわたってレポートします。取材協力/電気事業連合会 http://www.fepc.or.jp左から、岸先生、読者の古市秀子さん、栗田満紀さん、大下朋子さん、堂ヶ原所長。設備に年季を感じます電力供給力確保のため、運転再開した古い火力発電所がたくさんあります電力の約9割を担う火力発電トラブル防止が最重要 発電の仕組みや環境への取り組みなどの説明を聞いた後、電気を作る現場のタービン建屋、中央制御室、ボイラー室などを見学しました。 「1日3回、所員が点検を行っているほか、重要な設備に対しては重点的に詳細な点検を実施しています。この発電所では、供給力を確保するために、機械を止めて行う定期点検を先延ばしにしながら運用しています。突発的な事故や、緊急補修による計画外の停止も多くあります。だからこそ異常の兆候は早めに発見することが大切です」と堂ヶ原所長。 震災後、日本の電力の約9割は火力発電に頼っている状態だけに、所長の言葉からは「トラブルなどによる火力発電所の長期停止は絶対に避けなくては」との〝アツイ〞思いが伝わってきます。出典:電源開発の概要等原子力発電の停止に伴って、現在、火力発電の割合が約9割に24時間フル稼働する発電所を支えるために多くの方が頑張っています 関西電力 海南発電所は、大阪万博が開催された1970年5月に運転を開始した石油火力発電所です。2001年から停止していた2号機(45万kW)を、原子力発電所の停止に伴う電力供給力不足を補うため、2012年7月に運転再開させました。 「10年も停止していたので、運転再開のための設備の検査だけでも数万個所。電力需給がひっ迫する夏には何とか間に合わせようと、延べ12万人もの作業員が、昼夜を問わず全力で復旧工事に取り組みました」と話すのは所長の堂ヶ原満さん。 東日本大震災後の深刻な電力不足に対応するため、海南発電所のように急遽運転を再開した火力発電所は全国にもあります。 「石油火力発電所は、燃料コストが高いため、もともとは電力の使用量が多くなる昼間などに稼働していました。しかし現在は高稼働が続いています。40年以上も前にできた発電所ですからアナログな部分も多いため、熟練した社員が欠かせません」。堂ヶ原所長の説明に、読者の古市秀子さんは「何気なく使っている電気ですが、多くの人の力に支えられているんですね」と驚いていました。News勉強室ミセスのvol.1電気の安定供給に向けた思い・努力がとても印象的でした24時間運転状況をチェックしている中央制御室。古い発電所のため、アナログな部分も多いとか「停電しないから電気は足りている」という考え方は大きなリスク 発電所を一緒に見学した岸先生は、「この夏の電力需給は、一言でいうと〝綱渡り〞。停電しないから電気は足りている、という考え方こそが、経済や社会全体にとって大きなリスクです」と言います。「40年を超えた発電所をメンテナンスして使っているというのは、古いクルマにだましだまし乗っているようなもの。火力発電のトラブルによる停電リスクが大きくなっています。また老朽火力ほど発電効率が悪いので、石油などのエネルギーを余計に消費するという問題もあります」と解説してくれました。 「電気は足りていると思っていましたが、こんなに古い火力発電所が現役で頑張っているんですね」と大下朋子さん。「大変な状況の中、現場のみなさんの真摯(しんし)な思いや取り組みが伝わってきますね」と話す岸先生に、読者も大きくうなずいてました。 次号では、岸先生と読者3人の座談会の様子をレポートします。慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授岸博幸さん1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。2004年慶應義塾大学助教授を兼任。2006年経産省退官。2008年から現職古さが伝わってきますタービン(手前)と発電機。これらの機械の奥には蒸気を運ぶ配管がズラリとあり、部屋の中は夏場は40℃近くになります。「この中で働く人たちのお陰で電気ができているんですね」と栗田さん日々のチェックを重ねることで異常を早期発見。右は聴診棒を使った点検の様子。わずかな異音も聞き分けます。地道な取り組みの積み重ねで、発電所は支えられています古さを感じるボイラー室の小窓から、燃料の石油が燃える様子をチェック。フル稼働している様子が伝わってきました電源別発電電力量構成比の推移15:150204060801002010年度火力計 約割2013年度(%)9.728.67.525.0929.310.714.930.343.21.0京都新阪急ホテル「ブールヴァール」の「グルメランチバイキング」。おすすめはオープンキッチンでの牛肉の鉄板焼きや天ぷらです。白身魚の蒸しものやエビのチリソースといった和洋中の料理が食べ放題。マンゴー風味のケーキなどデザートコーナーも充実しています。期間は7月1日(火)~8月31日(日)。午前11時30分~午後2時45分(90分制)。前日までに予約を。「リビングを見た」と言うと、大人は2100円(同店通常2550円)、小学生1100円(同1500円)の優待料金に。幼児(3歳以上)は500円。同期間中はディナータイムのバイキングも読者優待料金に。大人3600円(同店通常4100円)、小学生1700円(同2050円)、幼児(3歳以上)は800円(同1000円)。ランチバイキングのメニューに加え、「鴨のフォワグラテリーヌ」(7月のみ)や「にぎり寿司」などが登場。仕入れ状況で内容が変更になる場合あり。※写真はすべてイメージです●下京区塩小路通新町東入ル(JR「京都」駅烏丸中央口正面)、☎075(284)1112(直)目の前でジューッと焼かれるお肉を好きなだけ召し上がれ牛肉の鉄板焼きや天ぷらが食べ放題通常2550円が読者は優待料金の2100円に!「グルメランチバイキング」7月1日(火)~8月31日(日)京都新阪急ホテル「ブールヴァール」「初級ベビースキンケアセラピスト養成講座」新講座 赤ちゃんの肌のケア方法を1日で学びましょう7月26日(土)・30日(水)開講リビング文化事業推進部デリケートな赤ちゃんの肌。どうケアしたらいいか、悩んでいませんか。京都リビング新聞社「リビングカルチャー倶楽部」は「初級ベビースキンケアセラピスト養成講座」を新たに開講します。アトピーなどの皮膚トラブルが多い赤ちゃんの肌についての知識や、家庭でできるケアの方法が1日で学べます。また、受講生はNPO法人ロイヤルセラピスト協会認定「初級ベビースキンケアセラピスト」の修了証を取得できますよ。肌の手入れ法を身につけ、子どもとのスキンシップに役立ててみては。※子ども連れの参加は不可〈日時〉①7月26日(土)②7月30日(水)いずれも午前10時~午後1時〈講師〉甲斐麻也子さん(RTA指定スクールピュアスマイル主宰)〈受講料〉1万3000円。教材費・修了証代4000円別途要 ※振込制〈持ち物〉筆記用具〈会場〉京都リビング新聞社(中京区蛸薬師通高倉西入ル 京都リビング新聞社ビル ※受付2階。駐輪・駐車場なし)〈申し込み・問い合わせ〉リビング文化事業推進部=☎075(212)4728。午前10時~午後6時(祝日除く月~金、土日は午後3時まで)。申込者には開催要項と振込用紙を送付。申込締め切り日は7月15日(火)赤ちゃんの肌について基礎から学びますhttp://kyotoliving.co.jp/culture苦味さわやかなシシトウにトロッと半熟の卵をからめてシシトウと卵のオーブン焼き今月の先生●材料(4人分)…シシトウ24本 卵4個 オリーブオイル小さじ2 ニンニク2片 パルメザンチーズ(すりおろし)適量 塩・こしょう適量①ニンニクは薄切りにし、シシトウは包丁で縦に1本切れ目を入れておく(炒めたときにはじけないように)②フライパンを火にかけ、オリーブオイルを入れる。温まったところに❶を加え、塩・こしょうをして強火でサッと炒める(この後さらに火を通すので、食感が残る程度に)③耐熱皿に❷を並べ、中央に卵を割り落とすトラットリア il pozzo(イルポッツォ) 吉村直剛(なおたか)さん先にシシトウを炒めるので、卵をトロッと半熟で仕上げられます。すりおろしチーズの代わりに粉チーズを使う場合はオーブンに入れる前にふりかけ、こんがり焼くのがおすすめ④180~200℃に熱したオーブン(またはオーブントースター)で4分焼く。パルメザンチーズをトッピングする(撮影/橋本正樹)

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