リビング京都 中央版 7月26日号
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(2)2014年7月26日(土曜日)中央第1682号コミュニケーションのプロが伝授、1面では、親子の会話には信頼関係が大切と紹介しました。では具体的に、どんなふうにきいたり、話したりすると、コミュニケーションが活発になるのでしょう? コーチングのプロに教えてもらいました。読者アンケートでは、会話を増やすために、みなさんが心がけていることを質問。その一部を紹介します。その後の経過も気にかけてハンコさん(37歳)小1女友達がどんな人物か分かると会話がスムーズKeiko♡(44歳)小5男、中2女言い合いは笑顔で終了、またおしゃべりkyoko616(40歳)小1女・小5女会話は多く、話は弾むのですが、朝忙しい時間帯などはついついせかしてしまって、軽く言い合いのようになることも。そんなときでも、出かけるときは笑顔で「いってらっしゃい」と声をかけて学校へ送りだすようにしています。「いってらっしゃい」「いってきます」と言葉を交わすことで、ちょっと悪くなってしまった雰囲気をリセット。また次に顔を合わせたときには、いつも通りに会話が弾みます。食事のときに、学校であったことなどをよく話してくれます。子どもたちとの会話を増やすために気を付けているのは、できるだけその会話にでてくる友達の名前や特徴、交友関係を私も覚えることです。例えば「○○君が~した」というような話題でも、その友達がどんな人かを知っている方が、子どもの問いに対して返事がしやすく、会話がしやすいように感じます。帰宅すると1日の出来事を話してくれますから、親子の会話はとても多いです。なかには子ども同士が交流する過程で、「こんなことを言われたよ」とか、「こんなことをされた」というようなことも。大人からすると、ささいなことかもしれませんが、子どもにとっては一大事。「気にしなければいいよ」などと、親が解決せずに「相手はこんな気持ちなのかも」と話します。すぐに解決しないことには「そのあとどうなったか経過を必ず教えてね」と付け加えて、親が気にかけていることを意識させています。急がせないで、ついていって読者アンケートには、「子どもが話し終わるまで、余計な質問はせず、ひとまず最後まできく。〝きいてほしい〞というサインを感じたら、ソファに座るなどしてきく姿勢を取る」(小3女・りんご・37歳)のように、態度を工夫しているという声も。ビジネスコーチの栗栖佳子(くりすよしこ)さんによると、一言で「きく」と言っても、その〝きき方〞は1つではないのだとか。「単に情報が音声として耳に入ってくる状態で、ついきき流してしまうような『聞く』もありますが、コミュニケーションで最も大切とされているのは『聴く』。相手の話を理解しようと最後まで積極的にきく。このときにポイントとなるのは、自分の思い込みで判断せずに、ただ発言そのままを受け取ることです。また、親子の会話では、子どもの話すスピードにコミュニケーションのリズムを合わせることも重要です。『だからどうなの!』と急がせるのではなく、親は子どもの話についていってください」〝DMワード〞から〝Yes,and…〞へでは、会話の上手なきっかけはどのようにつくればいいのでしょうか?「自分のことを話してみては。『今日お母さん落ち込んじゃってね』『メッチャうれしいことがあったよ』というように、〝私〞を主語にした〝Iメッセージ〞で話しかけて」(栗栖さん)読者アンケートでも「会社などで感じたことも隠さず言い、意見をきく」(中3男・AI・46歳)という声もありました。親のほうから、子どもに気持ちを伝えてもいいのですね。一方、会話のなかで気を付けたいのは「DMワード」と栗栖さん。「親は、期待していること以外の話を子どもがすると否定したくなるもの。『だって』『でもね』『どうせ』『だめ』『どうでもいい』というようなDのつく言葉の後に、『無理』『無駄』『難しい』『面倒』といったMのつく言葉をつなげて、『どうせ、無理』なんて言っていませんか? これでは、子どものやる気にブレーキがかかってしまいます」そんなときに使いたいのが「『Yes,and…』です。いったん、『そうだね』と、相手の気持ちを受け取って、『それから?』『ほかに方法はないかな?』と可能性を引き出してあげましょう。子どもがDMワードをよく使っているなら、親の口ぐせがうつってしまったのかもしれません。『じゃあどうすればうまくいくか一緒に考えてみよう』と、お子さんの中にある無限の可能性を引き出すコミュニケーションを」。教えてくれた人宙(そら)代表取締役の栗栖佳子さん。3人の子どもを育てた経験から、親子のコミュニケーションに関するコーチングも。「『話をしていると楽しい、もっと話したい』という気持ちを引き出すことがポイント」〝親子の会話〟の実態とは?①子どもとの会話は多いですか。 それとも、少ない? 母親  とても多い  多い  少ない  とても少ない  そのほか 父親  とても多い  多い  少ない  とても少ない  そのほか②親子の会話はどのような点で 大切だと思いますか? ※複数回答あり ・学校、友達関係など、様子が分かる ・子どもに安心感、信頼感が生まれる ・子どもの心情、気持ちが分かる ・コミュニケーションが深まる ・子どもの変化に気づく ・子どもの悩みや考えが分かる ・気持ちを言葉にする練習になる ・子どもの成長が分かる ・子どもと楽しさ、うれしさを  共有できる ・子どもにも親が何をしているか  知ってほしい… 14人…… 7人……… 5人…………… 4人…………………… 3人…………… 3人………… 2人…………………… 2人………………………………… 1人…………………………… 1人…………………………… 14.2%…………………………………… 42.8%………………………………… 35.7%………………………… 3.5%……………………………… 3.5%…………………………… 34.3%…………………………………… 43.7%………………………………… 18.7%……………………………… 0%………………………………… 3.1%どうしたらいいう』と、お子さんの中にある無限の可能性を引き出すコミュニケーション「きく」「話す」リビング読者のプレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可1ビジネスコーチ・栗栖佳子さんの著作を10人にビジネスコーチでキャリアカウンセラーとして活躍する、宙(そら/大津市)代表取締役の栗栖佳子さんが執筆した「才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション術」(1058円、ペンコム)。人や組織、ひいては人生にも影響を与えるというコミュニケーション。仕事や学校生活、子育てなどでも役に立つスキルが、具体的に紹介されています。同著を、読者10人に。ガーデンミュージアム比叡=☎075(707)77332ガーデンミュージアム比叡のペア入園券宙=☎077(526)7890希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。8月1日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り「ガーデンミュージアム比叡」(京都市左京区、中学生以上1030円)では、夏恒例の「~光の庭園~ ジャルダン・デ・ルミエール」が開催されています。8月31日(日)までの土日と、8月8日(金)~17日(日)の毎日、日没後のガーデンを400個以上のキャンドルとLEDイルミネーションが優しい光で演出。同園の入園券を2枚1組にして、読者5人に。☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

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