リビング京都 東南版 9月20日号
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◇2面に続くある土曜日の午後、京都市伏見青少年活動センターで、20人ほどを前にして本を片手に語る男性が。「これは、闘病記でもありますが、カタツムリの研究日記としても読むことができるんです」こちらは「ビブリオバトルin伏見」という催しのワンシーン。〝ビブリオ〞とはラテン語由来の言葉で本のこと。「知的書評合戦」とも呼ばれる「ビブリオバト「ビブリオバトルは、ゲーム性があって、みんなで楽しく読書の世界を広げることができます」と、京都市中央図書館司書の松尾一代さん。同館でも、不定期ですがビブリオバトルが開催されています。取材に訪れた日は小学生大会。発表者は京都市立西陣中央小学校5年生の3人です。ル」の内容はというと、まず複数の発表者がおすすめの本を見学者に紹介。質問タイムやディスカッションを経て、見学者は一番読みたい本に投票、1位の〝チャンプ本〞を決めるというものです。京都大学の研究室で2007年に考案され、現在は幅広い年代が参加して各地で開催されています。ジャンルは小説でも、実用書でも何でもOK。発表者は5分という持ち時間のなかで、ネタバレすれすれまであらすじを話したり、ここに共感したというポイントを解説していきます。冒頭のカタツムリの話をしていた男性は、ビブリオバトルに参加していた5人の発表者のうちの1人で、「カタツムリが食べる音」(飛鳥新社)というノンフィクションを紹介。この日のチャンプ本に選ばれました。イベント終了後に見学者に話を聞くと、「自分開始前、3人の小学生は、続々と集まって来た見学者を前にやや緊張気味。ですが、いざスタートするとハキハキ、そして堂々と本に対する思いを発表。感動した一節を読み上げたり、どんな感想を持ったかを述べたり。メモも見ずに話す姿からは、好きな本への思いがこみあげてくる様子がうかがえます。発表を終えた感想を聞くと、「上手にできたかは微妙だけど、自分の力を出し切った」と満足そう。他の人が紹介した本ではあまり読まないような本にも興味がわいてきました」(20代女性)、「いろいろな観点から発表されているのが良いですね」(60代男性)との声が。主催している「ビブリオバトルふしみ」代表の益井博史さんは、「ルール上、チャンプ本は決めますが、そこはあまり重要ではないと思っています。本を知ると同時に、本を通して推薦者の人となりを知ることができるのが、ビブリオバトルの魅力です」と話します。〝人〞を知ることができるのが魅力小学生も、思いをしっかり発表京都市中央図書館の玄関ホールで行われたビブリオバトルの小学生大会。この日は、「情熱思考」(中経出版)、「天才たちの発明・実験のおはなし」(PHP研究所)、「おおかみこどもの雨と雪」(角川書店)が取り上げられました京都市中央図書館・司書の松尾一代さん。「本を通じて友達との仲が深まるといいなと思います」京都市中央図書館の玄関ホールで行われたビブリオバトルの京都市中央図書館の玄関ホールで行われたビブリオバトルの小学生大会。この日は、「情熱思考」(中経出版)、「天才たちの発明・実験のおはなし」(PHP研究所)、「おおかみこどもの今や、読書はみんなで楽しむもの!?〝人〞を知ることが〝人〞を知ることが〝人〞を知ることが〝人〞を知ることが〝人〞を知ることが〝人〞を知ることが「ビブリオバトル」への参戦者が増えています読書といえば一人の世界に浸ってゆっくり楽しむもの。いえいえ、それだけではありません! 街には、本をたくさん置いたブックカフェがあったり、本に関連したイベントも多く開催されています。そんななかで注目したいキーワードが、〝つながり〟。本を介して人とつながれる催しや活動を紹介します。撮影/岡森大輔、児嶋肇、 三國賢一、山﨑晃治ほか〝人とのつながり〟本が生み出すについて、「最初は難しいかなと思ったけれど、話を聞いて読みたくなった」と、さらに読書の意欲が湧いてきたようです。「ビブリオバトルふしみ」の代表・益井博史さん。「ビブリオバトルは、本が好きなら誰でも参加できますよ」「ビブリオバトルin伏見」は、月に1回開催。毎回テーマを設定、今回は「△」。これを「さんかく」ととらえたり、形からイメージしたり。発表者はさまざまな本を紹介していました。開催日時や会場などは、facebook(https://ja-jp.facebook.com/bibliobattle.fushimi)で確認を2014年9月20日1688号即提示宣言価格ハウスドゥ! イメージキャラクター古田敦也氏(元プロ野球選手)京都市山科区竹鼻堂ノ前町46番地1 三井住友生命京都山科ビル1F 国土交通大臣①第8077号不動産売却のことお気軽にご相談下さい家・不動産買い取ります!あなたの10120-350-340(受付時間9:00~20:00 年中無休)1 0120(855)123土日祝除く 午前9時30分~午後5時 http://kyotoliving.co.jp/リビング京都検索本誌・送料とも無料2014年度版家づくり京都でかなえるBuilding Your Dream Home in Kyoto 2014
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