リビング京都 中央版 10月25日号
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外国人に聞きました◇2面に続くEAT~食べる~今年7月、京都はアメリカの雑誌「TRAVEL+LEISURE」の人気観光都市ランキングで世界1位に選ばれました。つまり、京都は世界中から注目されているということ!そんな京都にやって来た外国人から見ると、私たちの街にはどんな魅力や改善点があるのでしょう。それを探るため、東山や嵐山などでインタビューを敢行。挙がった声を、関係する会社や京都市の担当部署に届けました。京都人も知っておきたい動きや施策がいっぱいですよ。※インタビューは9月中旬に実施 ※複数の場合、名前はすべて左から記載撮影/山﨑晃治ほか 協力/京都市宇多野ユースホステル」がかい京都に住む人も知っておきたい動きがいっぱい京都では、懐石料理や京料理、おばんざいといったさまざまな和食を味わえます。おはしや刺し身など、外国人には見慣れないものもありますが、みなさん、食文化の違いとして楽しんでいるようです。京都の食のシーンをよりよくするためのヒントも聞けましたよ。京都でお土産を。そんなときに立ち寄る店は、「店員が笑顔で接してくれて気持ちがいい」「とても丁寧」と好印象の様子。ですが、商品についての質問をするなど言葉を交わす場面では、やや難ありだったようです。BUY~買う~二寧坂で会ったこちらの2人は、京都のお土産のクオリティーは最高!とのこと。これはうれしいコメントですね。このような品質や種類についてだけではなく、コスト面でも注目点が。それが、10月に改正された外国人旅行者向け消費税免税制度です。「改正により、食料品、薬品類、化粧品類などの消耗品が新たに加わり、全ての品目が消費税免税の対象となりました。京都市では、さらなる買い物環境向上のために、免税店舗拡大を目指した普及活動や免税店向けの支援事業を行っています」と前述の観光MICE推進室の筒井さん。平成26年10月時点で、市内の免税店の数は200店舗以上です。日本らしいお土産を買うのに良い店が多い(クリストフさん、ダニエラさん/スイス)「KOTOYはこういった不満を解消するため、土産物店などのショップの店員が外国人と会話ができず困ったときに利用できる「多言語コールセンター」が、今月開設されました。京都市産業観光局観光MICE(マイス)推進室国際戦略係長・筒井昭彦さんに聞いたところ、「電話で通訳をするサービスです。現在、免税店のみが利用可能です」とのことです。土産店で英語が通じず、コミュニケーションが取れなかった(セリナさん、エンジェルさん、アイフィさん/香港)ランチタイムが午後2時くらいで終わる店が多い(ウィリーさん、ポーラさん/スイス)メニューに写真がのっているのが良い(キャサリンさん/オランダ)私たちはベジタリアンだから、精進料理があって良かった(上段:アビシェックさん、シャンティさん、パンカジさん、アジュさん・下段:ディベンダーさん、アミットさん/インド)ジャンルごとのレストランのガイドブックが欲しい。外観ではどういった店か判断できない(パトリックさん/ドイツ)2014年10月25日1693号☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブック

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