リビング京都 中央版 10月25日号
2/12

(2)2014年10月25日(土曜日)中央第1693号見知らぬ外国で、地下鉄やバスなどを乗り継いだり、地図を見ながら目的地を探すのは旅の醍醐味(だいごみ)ですが、ときには道に迷って途方に暮れることも。移動していて感じたことを尋ねてみると、不便に思っていることが見えてきました。MOVE~移動する~レストランもホテルもある京都駅ビルが便利(ロベルタさん、マルコさん/イタリア)嵐山の駅でもらった地図が日本語だった。英語のものが欲しい(ローレンスさん/フランス)WiFi(※)スポットがもっとあるとよい(シェリルさん、トニーさん /オーストラリア)※ワイファイ=無線に接続することでインターネットなどを使える機能阪急「嵐山」駅近くで聞いた意見のため、阪急電鉄に確認したところ使用OKとのこと!「阪急をはじめ、全国相互利用サービスの対象社局では、PiTaPa(ピタパ)やICOCA(イコカ)、Suicaなどでそのままご乗車いただけますが、PiTaPa以外のご利用は、事前にカードへの入金が必要。また、同サービスの目印として、共通シンボルマークを駅の改札機などに掲出しています」(広報・小林達彦さん)「京都の落ち着いたイメージに合わせて、案内標識の乱立を抑えています。ただ、多言語対応に適していないのではないかという議論があるのも事実です」と京都駅ビル開発営業部企画課・眞野新吾さん。確かに、広い駅ビルでは、通行人に道を尋ねている外国人を時々見かけます。「グローバル化にどう対応していくかを模索しながら、見直しを進める予定です」京都駅ビルは駅、ホテル、商業施設、文化施設、駐車場、広場・通路の6つの機能から構成。京都駅ビル開発・眞野さんによると、飲食店であれば、地下街を含めると100以上あるのだとか。バリアフリー化は、京都に住む人にとっても大切。「すべての人が安心・安全で円滑に移動するためには、駅やその周辺道路などのバリアフリー化が必要です。引き続き、皆さんが利用しやすい駅となるように、エレベーターや多機能トイレの設置などのバリアフリー化を進めていきます」(京都市都市計画局歩くまち京都推進室課長・中島良彰さん)これは嵐山で聞いたコメント。自然豊かな場所なのに、たくさんの車が通って排気ガスを排出していることに違和感を感じたようです。「タクシーなど、事業用の車への電気自動車導入、共同で使える充電設備の設置には補助金を支給し、普及促進に努めています」と京都市環境政策局地球温暖化対策室の担当係長・小田和彦さん。 また、同局環境企画部環境管理課・課長補佐の井上卓さんからは「いろいろなエコカーが、今、急速に増えてきています。京都市では、ハイブリッド車・天然ガス車のトラックの導入にも補助金を支給しています」とのことです。多くの標識にはローマ字が併記してありますが、残念ながら見落とされていたようですね。観光案内の標識は、平成23年以降、景観に配慮したデザインへの変更を進めているとのこと。現在402カ所で設置済みと、観光MICE推進室・道井さん。京都の街並みにあった分かりやすい標識が増えるのは、私たちにとってもうれしいことですね。まず京福電気鉄道に問い合わせたところ、「嵐電の有人駅については、ラックに英語、中国語の繁体字・簡体字、韓国語の多言語用沿線観光マップがあります」(同社事業推進部・細川潤子さん)とのこと。阪急「嵐山」駅でも、「観光シーズンには英語のガイドマップをラックに用意。普段でも、『嵐山』駅の窓口でお渡ししています」(同社・小林さん)と、こちらにも英語地図アリでした。京都市が用意している「京歩きマップ」は、日英併記になっているとのこと。「セブン-イレブンやスターバックスといったまちなか案内所などに設置しています」(京都市産業観光局観光MICE推進室受入環境整備係長・道井裕さん)「京都市内への自動車流入抑制と公共交通の利用促進を図る『パークアンドライド』に取り組んでいます。観光ピーク期の11月下旬の休日には、通常確保しているパークアンドライド駐車場約5200台に加え、臨時的に無料のパークアンドライド駐車場を約1000台分確保し、いつも以上に、市内への自動車の流入抑制に取り組みます」(京都市都市計画局歩くまち京都推進室課長・大路健志さん)これには便利な無料アプリがあります。「歩くまち京都アプリ『バス・鉄道の達人』は、京都市内を運行する18のバス・鉄道の乗り換え検索ができます。観光施設名を入力するだけで、乗換検索結果を表示するほか、現在地から最寄りの駅や停留所までの徒歩ルートも表示されます。パソコン、スマートフォン、携帯電話で利用可能です」(京都市都市計画局歩くまち京都推進室課長・福田敏男さん)英語版のほか日本語版もあるので、普段から活用できるのでは?多くの標識にはローマ字が併記してありますが、残念ながら見落とされていたようですね。観光案内の標識は、平成23年以降、景観に配慮したデザインへの変更を進めているとのこと。現在402カ所で設置済みと、観光MICE推進室・道井さん。京都の街並みにあった分かりやすい標識が増えるのは、私たちにとってもうれしいことですね。これは嵐山で聞いたコメント。自然豊「京都の落ち着いたイメージに合わせて、案内標識の乱立を抑えています。ただ、多言語対応に適していないのではないかという議論があるのも事実です」と京都駅ビル開発営業部企画課・眞野新吾さん。確かに、広い駅ビルでは、通行人に道を尋ねている外国人を時々見バス停の場所が分からなかった(ハンクさん、キャシーさん/台湾)東京で買ったSuica(スイカ※)が鉄道で使えなかった(ローガンさん、ジェイコムさん/オーストラリア)※鉄道、バス、買い物などで利用できるJR東日本のICカード京都駅が大きくて迷った。案内標識の表示が足りない(ジェイソンさん、リウさん/マレーシア)駅には階段が多い。高齢者にはつらいかも(エリアヌさん、クラリスさん/フランス)電気自動車などのエコカーをもっと普及させたほうが良い(リンさん/イギリス)道路脇の標識は日本語で書いてあるから、通りの名前が分からなかった(マルラさん、イレネさん/スペイン)ここんなとろも見ています「京都市内への自動車流入抑制と公共交通の利用「京都市内への自動車流入抑制と公共交通の利用祇園に車が多い。町の雰囲気に合わない(ハンクさん、キャシーさん/台湾)文化や歴史を知ることができる(キューさん/台湾)トラディショナルな雰囲気とビルが混在する様子がモダン(ルトゥさん、マテオさん/スペイン)電車のスタッフがとても親切(アンナさん、マックスさん    /ドイツ)「バス停や、地下鉄の駅など市内650カ所に無料のWiFiスポット『KYOTO_WiFi』を設置しています。メールで取得したパスワードを入力すると、無料で一定時間、インターネットを利用可能。観光や交通情報を調べるときなどに使っていただけます」と、観光MICE推進室の道井さん。私たちも利用OKですよ。このステッカーが貼ってある場所がWiFiスポットですプレゼントします〒604-8560(住所不要)京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページ・ケータイで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募をパソコン→http://kyotoliving.co.jpケータイ→右上の2次元コード(http://kyotoliving.co.jp/m/)からアクセスを2次元コード対応機種のみ利用可1「〈ちょっと贅沢な珈琲店〉プレミアムドリップ」2種味の素ゼネラルフーヅ(東京都新宿区)から、「〈マキシム〉レギュラー・コーヒー〈ちょっと贅沢な珈琲店〉プレミアムドリップ」シリーズが新発売。「澄んだコクのリッチ」はコスタリカ産、「香り立ちのマイルド」にはグアテマラ産の最上級グレード豆がブレンドされた1杯用ドリップタイプのコーヒーです。1箱5袋入り(オープン価格)。2種類を2箱ずつ、読者12人に。味の素ゼネラルフーヅ=☎03(5302)75502セコイヤチョコレート「ミルク」と「ブラック」をフルタ製菓=☎06(6713)4147希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。10月31日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り1976年に誕生した「セコイヤチョコレート」(フルタ製菓/大阪市生野区)は、2層になったサクサクのウエハースをチョコレートでコーティングしたチョコレート菓子です。北海道産の生クリームを使用したまろやかなテイストの「ミルク」(1箱30本入り、972円)、カカオが香るビタータイプの「ブラック」(1箱30本入り、972円)の2種類をセットにして、読者12人に。☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です