リビング京都 中央版 12月27日号
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とろ~りあんと小カブでいつもの鍋がこくうまに◇2面に続く年末年始スペシャル号大そうじに買い出しと、やらないといけないことが山積みの、この時期。忙しくて、手の込んだ料理は作れない…、そんなあなたにおすすめの、10分でできる時短料理を、プロに教えてもらいました。いつもとちょっと違う一品は、夜食や急な来客時にも、役立ちますよ。撮影/鈴木誠一(1面)、中尾泰晴(2面)井上ももえさんコロコロ入ったタラコがアクセント真冬にうれしい温かめん忙しいときは、具材が切ってある市販の鍋セットや、鍋つゆを上手に利用して。あらかじめ具材にかたくり粉をまぶしておけば、具材のだしが出すぎるのをふせぎ、簡単に〝あん〞も作れて、いつもの鍋と一味違う一品に。魚のかわりにカキやササミを使っても。ゆがく時間が1〜3分で済むにゅうめんは、さっとできる、めん料理として重宝します。あんにしただしのあまさと、タラコの塩味が絶妙。タラコはぶつ切りにして入れることで、時間もかからず、半生のおいしさも堪能できます。昼食や夜食にもぴったり。① 市販の寄せ鍋用だしを鍋に入れて中火であたためる② 寄せ鍋セットの魚、輪切りにしたニンジン、シイタケに、かたくり粉をまんべんなくまぶす③温まった❶に❷の具材を一つずつ入れる④ 小カブをすりおろし、セリは5㎝程度の長さに切っておく① そうめんをゆで、ゆであがったら水でしめておく②かたくり粉を水でといておく③ ねぎはさいて、5㎝程度の長さに切って、白髪ねぎにしておく④ めんつゆを鍋に人数分の分量を入れ、中火で温める⑤ ❹が温まったら❶のそうめんを入れて、すぐにひきあげ、どんぶりに分けておく⑥ そうめんを引き上げた後の鍋に❷を入れ、とろみをつける⑦ 輪切りにしたタラコを❻に入れ、火が通り過ぎない程度で火を止める⑧ ❺でめんを入れておいた人数分のどんぶりに、❼をかけて出来上がり⑤ ❸の魚に火が通ったら、❹の小カブを軽くしぼって鍋の中央にのせ、セリを添える⑥ 鍋にふたをして、もうひと煮立ちさせ、鍋ごと食卓へ※写真は2人分● いろんな魚の切り身が入った、市販の寄せ鍋セット…4人分●金時ニンジン…1/2本●シイタケ…6~8枚●セリ(ほかの青菜も可)…2束●小カブ…2個●市販の寄せ鍋用だし…4人分●かたくり粉…適量●タラコ…2房●そうめん…4束●市販のめんつゆ…適量●白ネギ…1本●かたくり粉…小さじ1●水…大さじ2●ゆず(あれば)お酒・小皿 ももてる材料(4人分)材料(4人分)「お酒のアテをちょこちょこ作っている間に、11年たってしまいました」という、井上さんは、和も洋も、フライパンひとつ、鍋ひとつで数多くのオリジナル料理を作って、お店で提供しています。「スーパーには時短料理の味方になるものがたくさんあります。忙しいときはそれらを使って、仕上げを工夫するといいですよ」2014年もご愛読ありがとうございました。新年は新春号(2015年1月10日号)からスタートです。2014年12月27日1700号☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブックリビング京都のホームページリビング京都の全てがわかるサイトです。バックナンバーも、他のエリアのリビングも簡単に閲覧できます。kyotoliving.co.jp
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