リビング京都 西南版 1月24日号
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(5)2015年1月24日(土曜日)西南第1702号全国で270カ所以上の有料老人ホームを運営する、ベネッセスタイルケアの住宅型有料老人ホーム「グランダ山ノ内」が、昨年12月にオープンしました。京福電鉄「山ノ内」駅、地下鉄東西線「西大路御池」駅、阪急京都線「西院」駅の3駅が利用できる好立地に加え、サービススタッフが24時間、看護職員が日中365日常駐。オープンしたばかりの同ホームの、安心感のあるサービスや上質な住空間を確かめてみませんか。ホームでの生活に疑問や不安があれば気軽に相談を。京都府立医科大学大学院講師・成本迅さんに聞きました適切な治療とケアで認知症の進行を抑えましょう認知症への理解が大切主催/ベネッセスタイルケア厚生労働省の調査により、2012年時点で65歳以上の約4人に1人が認知症か、その予備軍と推測されています。認知症は、誤解や思い込みにより症状が悪化することもあり、それによって介護をする家族の負担増大にもつながります。そこで、全国で270カ所以上の有料老人ホームを運営する「ベネッセスタイルケア」では、認知症への理解を深め、正しい知識を学ぶ「地域医療セミナー」を開催。講師の京都府立医科大学大学院・成本迅さんに、認知症への向き合い方、家族の対応などについて聞きました。家族が認知症と診断された場合の対応は?「認知症は脳の一部に障害が起こる状態です。 記憶が抜け落ちている、という前提で対応してください。日にちが思い出せない人には教えてあげ年月日がわからなくなることがありますが、日常会話は困りません季節に合った服を自分で選べないことがあります料理や買い物ができないことがあります家の中でトイレなどの場所が分からなくなることがあります症状の重症度時間の流れ加齢によるもの忘れアルツハイマー型認知症成本迅さん京都府立医科大学大学院 医学研究科 精神機能病態学 講師、精神保健指定医、認知症サポート医、日本老年精神医学会 専門医・指導医地域医療セミナー 2月7日(土)開催認知症は早期発見・早期治療で進行を遅らせることも可能楽しめることを一緒に考えて本人の思いに寄り添ったケアをる、日めくりカレンダーを見える所に置くなど。そうすることでご本人のストレスが減り、家族とのコミュニケーションもとれます。会話が増えると残っている脳の機能の活性化にもつながりま病気などで脳が萎縮する、血流が悪くなるなどして、記憶力、判断力、注意力などが低下し、知的な面で日常生活などに支障をきたす状態。記憶障害が主症状の「アルツハイマー型」が最も多く、次いで脳血管障害による「脳血管性」、「レビー小体型」「前頭側頭型」など。それぞれに治療法が異なるため、まずは病型の診断が必要です(下記表はアルツハイマー型認知症の経過)。認知症とは…ベネッセの「地域医療セミナー」主催/ベネッセスタイルケアエントランスラウンジ〈施設概要〉■住所/京都市右京区山ノ内養老町7-1■入居要件/入居時自立・要支援・要介護、契約時原則満65歳以上■居住の権利形態/利用権方式■利用料の支払方式/選択方式■居室区分/全室個室■事業主体/㈱ベネッセスタイルケア※「グランダ山ノ内」は住宅型有料老人ホーム。自立から要介護5、認知症の人も入居可。要介護(要支援)認定を受けている人は、ケアプランに基づき、地域の介護保険サービスや同ホーム併設の同社訪問介護事業所が利用可能です。介護サービス費用は別途要介護サービスなども利用して、一人で抱え込まず協力・分担を介護をする家族の悩みで多いのは何ですか。「進行していくと、うつ状態や幻覚、妄想といったBPSD(行動・心理症状/下表参照)が現れ、対応に困って相談に来られるケースが多いですね。お金や通帳が盗まれたと騒ぐ〝物盗られ妄想〞の場合、本人は置いた場所を忘れ、物を盗まれたと信じ込んでいます。そんなときは『私にはわからない』と正直に伝えましょう。また、家にこもらずデイサービスで体を動かす、ご家族で出かけるなど、他に注意を向ける時間を増やしてあげることも必要です」無理なく介護を続けるにはどうすればいいでしょう。「認知症について理解を深めていただき、介護に関わってくれる人を増やすことです。全部自分でやろうとすると途中でしんどくなり、イライラしてご本人にあたってしまうケースも少なくありません。家族と協力・分担し、介護サービスなどをうまく利用して、何かあればかかりつけ医やケアマネジャーに相談してください。京都府立医科大学附属病院のように医師と看護師、患者や介護者の心理的なサポートを行う臨床心理士が連携をとってチーム医療をしているところもありますので、そういった医療機関に相談されるのもよいでしょう。『認知症の人と家族の会』京都市右京区に2014年12月オープン自立から要介護5、認知症の人も入居可ベネッセスタイルケアの住宅型有料老人ホーム「グランダ山ノ内」 3駅3路線利用可能な好立地 〝見て、聞いて、納得〟「現地見学」受け付け中予約制参加無料★新町通京都タワー中央郵便局東洞院通烏丸通塩小路通京都第2タワーホテル京都センチュリーホテルホテルグランヴィア京都JR京都駅メルパルク京都ベネッセの介護 関西検索http://kaigo.benesse-style-care.co.jp/kansai/「専門医から学ぶ認知症との向き合い方」~認知症になっても、その方らしく生きるために~2月7日(土)午前10時~11時30分10120(02)3715午前9時~午後6時(土・日、祝日含む毎日)※身体などの状況により、入居できない場合もありますベネッセスタイルケアお客様窓口東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリスビル認知症の早期発見の重要性、効果的な治療法や予防のポイントなどを専門医の視点から分かりやすく解説。また、「認知症の人と家族の会」をゲストに招き、介護を担う家族に向けて、認知症と診断された際の対応や実際に介護をする際の心構えなどを事例を交えながら紹介。認知症への理解を深めます。〈セミナー講師〉成本迅さん〈ゲスト講師〉新保博さん(認知症の人と家族の会京都府支部 世話人)〈会場〉メルパルク京都(JR「京都」駅烏丸中央口から東へ徒歩約1分)※地図参照〈定員〉先着150人※参加希望者は、前日までに電話で予約を10120(02)3715加齢による物忘れと認知症の違いを教えてください。「例えば、昨日の晩ご飯が何だったかを忘れてしまっていても、ヒントをもらえば思い出せるのが物忘れです。一方『ご飯は食べていない』と体験そのものを否定する場合は、認知症の可能性が高いといえます」認知症の診断はどのように行われますか。「まず問診です。いつごろからどんな症状が出ていたか、気付いたことをメモしておくと診断の助けになります。ご家族からの情報が非常に重要なので、可能な限り病院には同行してください。続いて認知機能検査で、記憶力・理解力・判断力を診断。脳の形をみる磁気共鳴画像装置(MRI)や、脳の血流をみるSPECT(スペクト)などを用いることもあります。認知症の中で一番多いアルツハイマー型なら、MRI画像で脳の一部が萎縮しているのがわかりますし、認知症とよく似た症状が出る他の病気、例えば脳梗塞や水頭症などが見つかる場合もあります」認知症は根治しないと聞きますが、早期発見・早期治療のメリットは?「認知症と診断されても、初期段階で薬物療法や適切な対応を行えば、進行を遅らせたり、緩和させることもできます。現在、4種類の薬があり、初期段階であれば、個人差もありますが進行を1年から2年遅らせることができるといわれています。ただ、ご家族が何度も物忘れを指摘したり、思い出させようとトレーニングさせたりすると、症す」ほかにもありますか。「認知症になると趣味や好きなことができなくなり、楽しいと思える時間が少なくなってきます。ご家族は、今ある能力で楽しめることを探してみてください。例えば昔のことはよく覚えているものなので、一緒に歌を歌ったり、昔得意だったことを生かせる場をつくってあげるのもよいと思います」その人の思いに寄り添ったケアですね。「そうです。どんな性格だったのか、趣味や得意なことは、などその人の人生を尊重しながら介護を行う。それを『パーソンセンタードケア』といいますが、これにはご家族だけではなく、周囲の人々の理解と協力も必要です。例えばゲートボールはできなくなっても、その後のお茶会には呼んでもらったり、遠出の旅行はできなくても旧友と近場へ出かけたり。周囲が思いをくみ取ってあげると、心も穏やかになり症状も軽減されます」などに参加してみてもよいと思います」今回のセミナーでは、専門医からの話に加え、「認知症の人と家族の会」の世話人からも話が聞けるとか。「実際に介護をする際の心構えや対処法などの事例もありますので、参考にしていただけると思います。以前、その会で認知症があるご本人から印象的なお話を聞かせてもらいました。その方はこれからさらにできなくなることが増えていくので、身辺の整理をしながら日常生活を送っていると。できることが絞られるのでそれに集中できるし、新しい人間関係も生まれるとのことでした。私も医療を通じて、そのように前向きに捉えられるお手伝いができればと願っています」軽度高度中等度?月?日料理や買い物ができないことがあります中等度家の中でトイレなどの場所が分からなくなるくなることがありますが、日常会話季節に合った服を自分で選べないことがあります状が悪化することも。そうならないためにも早めに正しい知識を得ることが大切です」認知症の予防策にはどのようなものがありますか。「脳の血管を老化させないことです。そのためには糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病にならないように、食事などに気をつけて予防に努めてください」認知症の進行による脳組織の変化や体調不良、あるいは、環境や人間関係の変化など、さまざまな要因で表れる症状。怒りっぽくなって暴言を吐いたり、暴力や被害妄想、徘徊(はいかい)、介護拒否などが見られ、介護者の負担が重くなります。「○○がない、盗まれた」というような「物盗られ妄想」や、幻覚を経験する人も。周囲が対応を工夫することで緩和したり、予防できる症状もあります。認知症の約8割が経験するBPSD(行動・心理症状)とは●同じことを何度も繰り返して 話したり、聞いたりする●曜日や日付がわからず何度も 確認する●薬の飲み忘れや、飲んだかどうか わからなくなることがある●失敗を指摘されると隠そうと したり、些細なことで怒るように なった (京都市「認知症?『気づいて相談!』 チェックシート」より抜粋)早期発見の目安セミナー・見学予約、問い合わせ、資料請求

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