リビング京都 中央版 2月28日号
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(9)2015年2月28日(土曜日)中央第1707号~住まいの数だけ夢があり、住まいの数だけドラマがある~土地探しのサポートから施工までを手がける「創作建築工房 JED」。建築家と協力し、デザインと機能を重視した家づくりを行います。新築・リフォームともに対応してくれますよ。2月28日(土)、3月1日(日)・7日(土)・8日(日)の正午〜午後4時にはモデルハウスの内覧会を開催。リフォームされたマンションで、住まいづくりのヒントを探してみては。会場はマンションの1階。玄関のドアを開けると、目に飛び込んでくるのが正面の壁に張られたタイルです。依頼主たっての希望でキッチンなどにも使われ、木材を多く取り入れた室内のアクセントになっています。2部屋の和室だった場所はリビングへと様変わり。デッドスペースを生かして収納も。照明は天井に埋め込まれているので、すっきりと見えます。リビングから和室へは、段差を作ってメリハリを。窓には障子をイメージした引き戸が設けられています。戸の前は部屋より一段低くなっていて土間のよう。窓を開けると、ガレージを抜けて道路へと出ることができる、新たな玄関となっています。ここから部屋へ入れば、和室、奥は居間という、京町家の間取りを意識した造りに。配管工事が不要な間取りにするなど、コストをおさえるアイデアも盛りだくさんです。一戸建て住宅を考えている人も参考になりそうですね。入場無料、予約不要。時間外の来場を希望の場合は問い合わせを。〈会場〉ロワイヤル室町109号室(中京区衣棚通二条上ル竪大恩寺町753)●中京区新町通夷川下ル二条新町710―2☎075(257) 6101 http://jed-kyoto.com/リビングの天井や床、建具には木材を使用。和室に続く玄関をつくり、京町家の意匠も取り入れています。依頼主がこだわったというタイルは、キッチンや洗面所にも使われましたリフォームでマンションも様変わりモデルハウスの内覧を開催 住まいづくりのヒントを探して2月28日(土)、3月1日(日)・7日(土)・8日(日) 正午〜午後4時創作建築工房 JED★新町通JED衣棚通室町通両替町通二条通押小路通●御池通烏丸御池駅烏丸通内覧会会場夷川通目指すのは、家族みんなが住み心地の良い家。「HARU建築事務所」では、シンプルなデザインで、自然のぬくもりと機能性を兼ね備えた住まいづくりを進めています。依頼主の思いをかなえる建築士のほかに、女性のライフオーガナイザーも活躍。家族構成や家事動線など、さまざまな点を考慮し、間取りや家具の配置についても提案してくれます。「実際に住んでみて、使い勝手のよさがわかった」と喜ばれているのだとか。ビル1棟をリノベーションした同社オフィスは、昨年12月に移転したばかり。部屋ごとに壁の塗り方や床材などを変えているので、多様な事例を一度でチェックできますよ。中でも注目は、ケイソウ土仕上げの内壁と無垢(むく)材の床。自然な風合いで、部屋の雰囲気もやわらかく感じられます。見学は随時受け付けているとのことなので、一度足を運んでみては。ライフオーガナイザーに相談を3月7日(土)は、同社で女性ライフオーガナイザーによる無料相談会(午前10時〜午後4時)を開催。家づくりや片付け、収納について気になることがあれば、この機会に聞いてみて。相談会参加は電話かメールで予約を。先着5組限定。メールで申し込みの場合は参加可否の連絡あり。オフィスの見学会も同時開催、参加無料。予約不要。3月下旬にはリノベーションしたマンションのモデルルームも完成する予定。●京都市北区小山下内河原町108―2。午前9時〜午後6時、日祝休。8info@haru-kyoto.com☎075(411) 9330 http://www.haru-kyoto.com/同社の住まいづくりの技が詰まった、オープンしたばかりのオフィス。床材からは木のぬくもりが感じられます暮らしやすさを大切にした、ぬくもりを感じる家3月7日(土)に無料相談会 住まいのことから片づけ、収納まで家づくりのスタイルが体感できるオフィスは随時見学可能HARU建築事務所烏丸北大路HARU建築事務所★北大路通北大路西詰烏丸通北大路駅地下鉄烏丸線住宅の新築から店舗の改修まで幅広く行う「岡田央(ひさし)建築工房 一級建築士事務所」。「住み心地を向上させるリノベーション」をコンセプトに、設計から施工までを行っています。なかでも得意とするのが写真のようなマンションリフォーム。「この物件に関しては、設計はデザイン事務所が担当。私たちは、既に決まっている設計からデザイン性とコストのバランスをとりつつ、施主の希望に沿った住まいを作り上げていきました」と代表の岡田央さん。写真の例では、現場の大工がキッチンの対面に収納棚を造作したり、背面に既製品と組み合わせた収納家具などを製作。デザインは損ねず予算内に収まるよう工夫されています。このようなアイデアと施工力は、岡田さんが工務店勤務時代から蓄積してきた経験によるものだとか。「リノベーション住宅推進協議会」の加盟店「リノベーション住宅推進協議会」の加盟店でもある同店。協議会が設ける厳しい基準を標準仕様としています。そのため、改修物件はもちろん、新築物件も引き渡し後の2年間は定期点検を実施。こうしたアフターフォローが心強いですね。2月28日(土)、3月1日(土)には「リノベーション無料相談会」が開かれます(午前10時〜午後5時)。要予約。当日でも参加可。また、毎週日曜日には無料相談会を開催。気になることはこちらで確認を(要予約)。●上京区枡屋町363河原町丸太町ビル3階(1階はサークルK)。午前9時〜午後6時、日祝休(問い合わせは可)。8okadakobo@gmail.com☎075(777)7875 http://www.hisashiokadaconstructionstudio.jp築26年以上のマンションをリノベーション 写真:岡田大次郎住み心地をアップさせるリノベーション2月28日(土)、3月1日(日) 「リノベーション無料相談会」開催新築物件、改修物件ともに2年間のアフターフォローを保障岡田央建築工房 一級建築士事務所河原町通★★丸太町通京阪神宮丸太町駅川端通岡田央建築工房 一級建築士事務所「床や壁、柱など、室内の大部分を占める素材が、住む人に与える影響は大きいもの。それが、居心地の良しあしにもつながります」と話すのは、「ヴァニラリーフ」の代表・髙倉哲法さん。無垢(むく)材やケイソウ土といった自然素材を使った家づくりを得意としている同社。素材それぞれの機能性や風合いを生かし、ライフスタイルに合わせた適材適所の空間づくりも提案してもらえますよ。「自然素材は、きちんと手入れをすれば住むほどに味わいが増し、しっくりとなじんできます。家族と一緒に家も成長する感覚で、〝経年変化”を楽しんでもらえたら。愛着を持って長く進み続けたいと思ってもらえたら、なおうれしいですね」とも話します。遊び心をプラスしたデザイン性のある装飾素材だけではなく、住む人の要望をかなえようと追求した、使い勝手のよいデザインにも定評が。これまで手掛けてきた家は、カントリー調や南欧風のほか、倉庫をおしゃれにリフォームしたものなど多彩です。ときには海外から建材を取り寄せたり、インテリア作家に依頼することもあるのだとか。希望のものがないときは、芸術大学で彫刻を学んだ経験から髙倉さん自らつくることも。アイアンの手すりや取っ手、タイルやレンガを使った遊び心のある装飾が、部屋のアクセントになると喜ばれています。また、サイズや仕様が自由なオーダーメイドのキッチンの制作・施工も自慢のひとつ。自分好みのキッチンが見つからないという人は気軽に相談しては。同社が建てた住宅や、工事中の現場の見学も随時受け付け中。詳細は問い合わせを。●京都市左京区大原井出町398―1☎075(744)4006 http://www.vanillaleaf.com/玄関まわりやLDKの階段に、手づくりのオリジナルアイアンを設置。「素材選びなど、完成までのプロセスを楽しんでみませんか」と、高倉さんライフスタイルに合わせた自然素材の家を提案居心地のよさと使い勝手にこだわった、デザインが評判ですタイルやアイアンなどのオリジナルパーツがアクセントにヴァニラリーフ

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