リビング京都 東南版 2月28日号
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(7)2015年2月28日(土曜日)東南第1707号~住まいの数だけ夢があり、住まいの数だけドラマがある~家全体が暖まるのでヒートショック対策にも「外気温が0度以下になる真冬の寒い日でも、屋内は平均20度。一年中、素足で気持ちよく暮らせる住まいを目指しています」と話すのは、「三原工務店」の北迫巳智夫(きたさこみちお)さん。同社の家づくりのポイントは、「ハイブリッドソーラーシステム」です。屋根で集めた太陽熱を効率よく循環させ、床暖房に利用。建物全体が暖まるので、洗面所やトイレでの心筋梗塞などの原因になるヒートショック対策につながると好評だそう。また、高性能な遮熱(しゃねつ)シートは、強い日差しをカットする機能にも優れています。「真夏も冷房を使わず過ごしているとの声も聞きますよ」(北迫さん)建築中の物件の見学会を開催このように、寒さにも、そして暑さにも強い「ソーラーハウス」を実際に訪れ、詳しい説明をしてもらいませんか。2月28日(土)、3月1日(日)午前10時~午後5時には、「家が寒いとお悩みの方へ! ソーラーハウス体感見学会」(参加無料)が開催されます。今回は建築中の物件の見学がメイン。断熱材や構造材といった、完成したら見えなくなってしまう建物の大切な部分を実際に確認できるチャンスです。時間内なら、予約なしで随時見学OK。まずは同社モデルハウス「桃山の家」(伏見区桃山長岡越中北町17―1。駐車場あり)へ。そこから徒歩5分の現地に移動します。「桃山の家」の見学も可。●京都市伏見区深草新門丈町164―1、水休10120(642)168 http://www.k-mihara.com/施工例。壁材にはけいそう土、木材は京都産のものを使うなど、自然素材にこだわるのも同社の特徴です(右)。モデルハウス「桃山の家」の前で、スタッフの皆さん(左上)。「ハイブリッドソーラーシステム」の床下では、給熱パイプがこのように配管されています(左下)太陽熱で床暖房。底冷えがする真冬でも平均20度に「家が寒いとお悩みの方へ! ソーラーハウス体感見学会」を開催断熱材や構造材など、確認できるチャンスは建築中の今だけ。参加無料三原工務店桃山中学校●●●★24ラーメン店京都信用金庫JR奈良線丹波橋駅近鉄電車京阪電車モデルハウス「桃山の家」至宇治「自分たちの〝こうしたい〞という思いが形にできると思って注文住宅を選択しました。何でも気軽に話せたので、楽しみながら家づくりができました」と語るMさん。木の質感を生かし、子育て世代のための家を多く手かげてきた「ハウスアップ」。このたび、土地探しから一緒に始めたというMさんの家が完成しました。Mさんと何度も相談を重ね、できたのは家族のだんらんを大切に考えた、ナチュラルでシンプルな住まい。開放的なリビングに対面キッチン、吹き抜けの空間など、こだわりがいっぱいです。三角形の変形地でありながら、LDKは21畳のスペースを確保。さらに大容量のウオークインクローゼットも設置しました。毎日の家事がはかどりそうな家事動線のよさも特徴です。「セルロースファイバーという環境配慮型断熱材を使っていて、冬も夏も快適に過ごせます。防音効果もあるので、リビングで大きな笑い声を出しても大丈夫ですよ」と一級建築士の清水さん。子どもが伸び伸びと笑顔で過ごす様子が目に浮かびますね。アイデア満載の見学会Mさんの家が見られる「完成見楽会」は、2月28日(土)、3月1日(日)午前10時〜午後5時。※場所は地図参照「資金計画アドバイザーによる相談会」「家づくりに失敗しない為の間取りセミナー」も同時開催(両日とも無料。午前10時〜午後4時)。注文住宅を考える人は、参考になるヒントがいっぱいです。詳細は下記へ。●東山区本町22丁目499―10。午前9時〜午後8時、水休10120(408)394 http://www.houseup-inari.jp/同社の施工例。アンティークのカラータイルがアクセントのキッチン(右)。天井が高く開放感のあるLDK(上)はりを露出させた子ども部屋のほか、LDKが見渡せるロフトなども個性的子育て世代に優しい、木の家が好評2月28日(土)、3月1日(日)は「完成見楽(けんがく)会」を実施注文住宅の魅力を現場で体感。お金と間取りのセミナーも同時開催されますハウスアップガスト和食さと佐川印刷東土川交差点東海道新幹線JR向日町駅171★見学会会場「床や壁、柱など、室内の大部分を占める素材が、住む人に与える影響は大きいもの。それが、居心地の良しあしにもつながります」と話すのは、「ヴァニラリーフ」の代表・髙倉哲法さん。無垢(むく)材やケイソウ土といった自然素材を使った家づくりを得意としている同社。素材それぞれの機能性や風合いを生かし、ライフスタイルに合わせた適材適所の空間づくりも提案してもらえますよ。「自然素材は、きちんと手入れをすれば住むほどに味わいが増し、しっくりとなじんできます。家族と一緒に家も成長する感覚で、〝経年変化”を楽しんでもらえたら。愛着を持って長く進み続けたいと思ってもらえたら、なおうれしいですね」とも話します。遊び心をプラスしたデザイン性のある装飾素材だけではなく、住む人の要望をかなえようと追求した、使い勝手のよいデザインにも定評が。これまで手掛けてきた家は、カントリー調や南欧風のほか、倉庫をおしゃれにリフォームしたものなど多彩です。ときには海外から建材を取り寄せたり、インテリア作家に依頼することもあるのだとか。希望のものがないときは、芸術大学で彫刻を学んだ経験から髙倉さん自らつくることも。アイアンの手すりや取っ手、タイルやレンガを使った遊び心のある装飾が、部屋のアクセントになると喜ばれています。また、サイズや仕様が自由なオーダーメイドのキッチンの制作・施工も自慢のひとつ。自分好みのキッチンが見つからないという人は気軽に相談しては。同社が建てた住宅や、工事中の現場の見学も随時受け付け中。詳細は問い合わせを。●京都市左京区大原井出町398―1☎075(744)4006 http://www.vanillaleaf.com/玄関まわりやLDKの階段に、手づくりのオリジナルアイアンを設置。「素材選びなど、完成までのプロセスを楽しんでみませんか」と、高倉さんライフスタイルに合わせた自然素材の家を提案居心地のよさと使い勝手にこだわった、デザインが評判ですタイルやアイアンなどのオリジナルパーツがアクセントにヴァニラリーフ住宅の新築から店舗の改修まで幅広く行う「岡田央(ひさし)建築工房 一級建築士事務所」。「住み心地を向上させるリノベーション」をコンセプトに、設計から施工までを行っています。なかでも得意とするのが写真のようなマンションリフォーム。「この物件に関しては、設計はデザイン事務所が担当。私たちは、既に決まっている設計からデザイン性とコストのバランスをとりつつ、施主の希望に沿った住まいを作り上げていきました」と代表の岡田央さん。写真の例では、現場の大工がキッチンの対面に収納棚を造作したり、背面に既製品と組み合わせた収納家具などを製作。デザインは損ねず予算内に収まるよう工夫されています。このようなアイデアと施工力は、岡田さんが工務店勤務時代から蓄積してきた経験によるものだとか。「リノベーション住宅推進協議会」の加盟店「リノベーション住宅推進協議会」の加盟店でもある同店。協議会が設ける厳しい基準を標準仕様としています。そのため、改修物件はもちろん、新築物件も引き渡し後の2年間は定期点検を実施。こうしたアフターフォローが心強いですね。2月28日(土)、3月1日(土)には「リノベーション無料相談会」が開かれます(午前10時〜午後5時)。要予約。当日でも参加可。また、毎週日曜日には無料相談会を開催。気になることはこちらで確認を(要予約)。●上京区枡屋町363河原町丸太町ビル3階(1階はサークルK)。午前9時〜午後6時、日祝休(問い合わせは可)。8okadakobo@gmail.com☎075(777)7875 http://www.hisashiokadaconstructionstudio.jp築26年以上のマンションをリノベーション 写真:岡田大次郎住み心地をアップさせるリノベーション2月28日(土)、3月1日(日) 「リノベーション無料相談会」開催新築物件、改修物件ともに2年間のアフターフォローを保障岡田央建築工房 一級建築士事務所河原町通★★丸太町通京阪神宮丸太町駅川端通岡田央建築工房 一級建築士事務所
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