ﾘﾋﾞﾝｸﾞ京都 西南版 3月21日号

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（2）2015年3月21日（土曜日）西南第1710号「ＬＯＶＥおまえのせいだ。」白地の紙にゴシック体の黒文字で書かれた短い言葉にドキッ。言葉のアーティストとして活動するイチハラヒロコさんが最初に制作した作品です。愛と笑いをテーマにしたアート作品は、未発表のものを含めると１０００点以上。きわどい言葉の数々に実話ではと想像してしまいますが、「フィクションですよ」と笑い返されました。「年をとっても凝り固まらず、感受性がみずみずしいほど、想像力が発揮されると思っています。作品は、そこから自然と生まれてくるもの」そう話しながら、持参したノートに取材の様子を書き込んでいきます。イチハラさんがネタ帳と呼ぶこのノートは、見聞きしたことや思ったこと、気になった言葉、スケジュールなど、さまざまなことが書き留められている観察記録のようなもの。作品の原案も書き留められていて、その数、30年間で１５３冊！「観察が好き」というイチハラさんは、日常生活のあらゆるシーンで感受性のアンテナを張り巡らせているようです。　◆夫の誕生日にサプライズでプレゼントしようと、いろいろなシチュエーションを考えていくうちに、おもしろくできないかもと不安になってしまいました。結局、夫にほしいものを聞いてプレゼントするという普通の誕生日に（チェリー・41歳）◆頭の中で考えすぎて、余計にしんどくなったことがある（ほたるいか・33歳）◆自営業の工場で働く父が疲れた様子だったので、早く帰りたいんじゃないかなと思って、「あまり無理しないで早く寝たほうがいいよ」と声をかけたところ、父は年寄り扱いされたと不機嫌になってしまった（マツイママ・51歳）◆電車で向かい合わせの4人掛け席に1人で座っていると、4人連れのグループが。一緒に座りたいのではないかと思って「席を移りますね」と言うと、喜んでもらえました（Jibanyan・46歳）◆事務の仕事をしていたとき、横に座る男性のシャープペンシルをノックする音で替え芯を手渡す、電話後のため息でコーヒーを出すといった、自分がされてうれしいことをしていました。気難しいといわれるタイプの人でしたが、スムーズに仕事ができました（のぎく・49歳）１面で紹介したように、日常生活において想像力は大切。そこで日ごろから想像力にかかわる活動に取り組む３組に育み方などを聞きました。能役者の味方玄（みかたしずか）さんは、「おぼろ月や散るサクラなど目に見えるものから、恋心や嫉妬など形のないものまで、観客に想像させるのが能の舞台です。演じる側が表現する情景の世界は、見る側の想像力にゆだねられます。観客の想像と実感が結びついたとき、観客の心に舞台への共感が生まれます。つまり、見る側にも、感受性やある程度の人生経験が必要となります」その想像力を妨げるのが説明。能の舞台が幕や大道具を使わず簡素化された造りになっているのは、こういった理由があるんですね。一方、舞台上の能役者は想像力を駆使して演じているのかと思いきや、「想像して演じるテクニックも必要ですが、重要なのは演じる人の本質」と味方さん。「心のありようが、舞台ににじみ出ているといっても過言ではないでしょう。涙をおさえるしぐさでも、つぅーっと頬を伝う涙と、あふれんばかりの涙とでは演じ方が変わると思います」そんな味方さんが大切にしているのは、移り変わる季節をありのままに感じること。「比叡の山並みの色合い、鴨川の水の音、雨の匂いなど、いつも感動しています」　観世流能役者として年間約150の舞台に出演。国内外に活躍の場を広げ能楽の普及に尽力プロフィル25歳で作家デビュー。大阪の布忍（ぬのせ）神社などで授与される「恋みくじ」が人気プロフィル宝が池公園子どもの楽園の奥にあるプレイパークは、里山を活用した自然あそびの場。幼少期や学童期の子どもにとって、遊びの中で培われる経験の大切さは、よく聞くところですよね。プレイパークで遊ぶ子どもたちを見てきた小川美知さんは、「子ども時代は自分の中にたくさんの引き出しをつくってほしい。自然の中では、予期せぬ出あいがたくさんあります。楽しいことも、危険なことも多い分、いやが応でも周囲への洞察力が養われます。その発見や経験が、物事の先を想像する力の礎になってくれます」。いろいろな子どもがプレイパークを訪れるなか、遊ぶ方法を聞かれることもあるのだとか。「遊び方が決まっているわけではありませんが、慣れていない子にとって、最初は勇気がいるかもしれません。でも、子どもは、新しい世界への好奇心やチャレンジ精神が旺盛。大人は、子どもに小さなきっかけを与え、行動を制限せずに見守るだけでいいんですよ」と野田奏栄さん。こうした勇気や挑戦した経験が想像力を育てることに、さらには自分で行動する判断力につながっていくのだとか。「自然や生き物に対する想像力が、大人になってから、きっと役に立つと信じています」（野田さん）宝が池公園子どもの楽園を指定管理する京都市都市緑化協会の非常勤職員。里山の保全にかかわる野田奏栄さんと、ランドスケープデザインを学ぶ小川美知さんは、7年前の公園リニューアルで誕生したプレイパークの運営を担当プロフィル1清酒約500種類が並ぶ「2015長野の酒メッセ」入場券2「バンホーテン3種セット」を8人に希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。3月27日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り長野県内の蔵元約60社が集合する「2015長野の酒メッセ」（主催・長野県酒造組合／長野市）。地元では20回以上続くこのイベントが、昨年に引き続き大阪でも開催されます。4月20日（月）午後5時～8時、大阪新阪急ホテルで。各蔵元自慢の清酒約500種類の試飲、蔵元との交流など、日本酒好きにはたまらないイベントです。この入場券（前売り2000円）を、読者5人に。片岡物産（東京都港区）では、180年以上の歴史を持つ「バンホーテン」のココアを使った3商品を発売。お湯で溶いて冷やすだけの「SWEETS STICK チョコレート プリンの素」と、スパイスの香りが刺激的な「スティッククラブ　スペキュロス ココア 5種のスパイス」、ココアとコーヒーの香ばしさが特長の「カフェ モカ」を2個ずつセット（1288円）にして、読者8人に。片岡物産＝６０１２０（９４１）４４０※東京で開催された催しの様子長野県酒造組合＝☎０２６（２２７）３１３３■〒604-8560（住所不要）　京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp （スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可）　※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントします　オーダーメイド中敷とウォーキングシューズ専門店「異邦人」阪急桂駅前店では、異邦人が中敷きメーカーのシダス社から「２０１４年度シダス社製熱成型中敷　年間加工販売枚数世界一認定」を受けたのを記念し、３月21日（祝・土）～５月６日（振休・水）に「世界一認定感謝フェア」を開催。高機能な異邦人オリジナルウオーキングシューズが、通常価格から最大38％オフに。「メッシュ」「サンダル」など、春の新商品も続々入荷！　また、〝世界一認定記念〟のクーポン特典を利用して、シダス社との共同開発商品の異邦人オリジナルオーダーメイド中敷きも、この機会に新調しては。中敷きにも寿命があるそうですよ。　【営業時間】午前10時～午後７時　【定休日】火曜　【問い合わせ】☎０７５（３９４）４１９２。※資料請求はう０１２０（９５７）３９２（午前10時～午後５時）へ。オリジナルウオーキングシューズが通常価格からさらにお得にファミリーマート↑西口バス乗り場桂西口阪急河原町★異邦人　阪急桂駅前店リビング読者限定靴・中敷きのセット購入で2000円引き※単品は各500円引き。セール品除く。他券併用不可。クーポンは必ず持参異邦人2015/5/6までオリジナルウオーキングシューズがお買い得世界一認定感謝フェア開催2014年度シダス社製熱成型中敷　年間加工販売枚数世界一認定異邦人　阪急桂駅前店http://www.ihoujin.co.jp☎075（212）4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

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