リビング京都 東南版 3月28日号
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(5)2015年3月28日(土曜日)東南第1711号予防接種のお知らせ犬の飼い主の皆様へ狂犬病生後91日以上の犬を飼っておられる方には、狂犬病予防法に基づき、愛犬に生涯1回の登録と年1回の狂犬病予防接種が義務付けられています。飼い主の皆様は忘れずに受けるようにして下さい。詳しくは下記の動物病院まで。一ノ橋獣医科病院 ☎461-5445北区大将軍東鷹司町117植木獣医科病院 ☎464-1166北区平野桜木町4-3かもがわ動物クリニック      ☎468-1428北区小山西花池町30-1シルクシティ花・紫明1Fさくら動物病院 ☎722-0201北区上賀茂豊田町9芝動物病院 ☎492-6110北区西賀茂北山ノ森町57嶋田獣医科医院 ☎492-3925北区小山北上総町20動物病院 京都 ☎465-3330北区北野下白梅町44-1 Cassiaビル1F橡村動物病院 ☎491-2665北区紫竹上堀川町9-7みそのばし動物病院 ☎495-6145北区大宮北山ノ前町44-3三宅獣医科医院 ☎721-1102北区上賀茂桜井町35紫野犬猫病院 ☎492-0001北区紫野大徳寺町21-3杜下動物病院 ☎451-5225北区紫野西御所田町64-1クロスポイントビル1F余動物病院 ☎495-2011北区紫竹桃ノ本町21北  区南  区石堂動物病院 ☎864-0318右京区嵯峨新宮町53右京動物病院 ☎464-5255右京区鳴滝中道町2-13梅津動物病院 ☎863-2111右京区梅津西浦町26-4桑原犬猫病院 ☎881-2000右京区常盤段ノ上町2-14アップフィールド動物病院  ☎703-1011左京区高野泉町40-1オーク動物病院 ☎703-7600左京区岩倉南桑原町14かく動物病院 ☎741-8099左京区岩倉三宅町358笠井獣医科医院 ☎771-5748左京区浄土寺真如町134さわべ動物病院 ☎723-0002左京区上高野薩田町1-8セナ動物病院 ☎712-7757左京区下鴨松ノ木町52-1みやとくビル1Fとよだ動物病院 ☎723-5055左京区下鴨高木町3ドリトル動物病院 ☎702-0011左京区北白川大堂町57はたえだ動物病院 ☎781-3155左京区岩倉幡枝町680古村マンション3・4号はっとり動物病院 ☎752-3400左京区岡崎徳成町10-11ひとみ動物病院 ☎761-0122左京区吉田上阿達町37-7ふなみ動物病院 ☎721-0543左京区岩倉中町174-1山田獣医科病院 ☎781-5489左京区修学院中林町32和田獣医科病院 ☎711-1326左京区一乗寺樋ノ口町59-1左京区上京区アルマジロ動物病院 ☎821-0680中京区西ノ京樋ノ口町119 西ノ京ビル1Fおいけ動物病院 ☎211-0667中京区河原町通二条下る一之船入町537-29堀川ペットクリニック ☎813-5733中京区堀川通錦小路西北角中京区右京区さとう動物病院 ☎531-9666東山区今熊野椥ノ森町11向坂犬猫病院 ☎561-3639東山区東山安井月見町18東山区岩田動物病院 ☎594-1214山科区勧修寺福岡町220オリーブ動物病院 ☎501-2139山科区四ノ宮神田町12-5たかはし動物病院 ☎571-2229山科区小野鐘付田町105瀧澤動物病院 ☎593-2128山科区音羽山等地7みささぎ動物病院 ☎594-2292山科区御陵原西町1シュシュパルク山陵1F山科家畜診療所 ☎581-2526山科区大宅打明町17-5山科区公益社団法人 京都市獣医師会会員の動物病院アーク動物病院 ☎325-1313南区吉祥院宮ノ西町11アヤハディオ吉祥院八条店2Fみるく動物病院 ☎693-3822南区吉祥院車道町48三輪獣医科 ☎691-6993南区東九条南河辺町64めぐむ動物病院 ☎313-4655南区吉祥院中河原里北町49ゆう動物病院 ☎681-5300南区西九条東島町58-103桂坂どうぶつ病院 ☎335-3080西京区御陵大枝山町4丁目32-2タウンプラザ桂坂2F串田動物病院 ☎381-3035西京区桂徳大寺南町11ダクタリ動物病院・京都病院    ☎382-1144西京区御陵塚ノ越町20-9中村動物病院 ☎391-7153西京区上桂前田町20マック動物病院 ☎392-4866西京区川島野田町27-3よこた動物診療室 ☎335-2801西京区大枝東長町1-418ヴィラステージ豊田2F吉田獣医科病院 ☎882-2667西京区嵐山風呂ノ橋町7-1洛西動物病院 ☎332-3322西京区大枝南福西町2丁目6-1伏見区ステップ動物病院 ☎862-0122右京区梅津堤下町62チカコアニマルクリニック    ☎466-1200右京区花園木辻北町8寺中家畜病院 ☎311-3175右京区西院矢掛町13-2天神川どうぶつ病院 ☎871-1222右京区太秦森ケ東町30-3西京極どうぶつ病院 ☎325-3311右京区西京極西大丸町43本郷獣医科病院 ☎872-8764右京区嵯峨野千代ノ道町44吉田ペットクリニック      ☎881-3588右京区太秦椙ヶ本町5-7(公社)京都市獣医師会 ☎075-314-5707西京区詳しくはホームページをご覧下さい http://www.kyoto-shiju.or.jp/京都市下京区西七条掛越町65番地 アルバ動物病院 ☎432-9696上京区東上善寺町180-1カイ動物病院 ☎406-0064上京区寺之内竪町695 プリオーレ24堀川紫明1F上京どうぶつ病院 ☎415-7008上京区油小路通一条上る元百万遍町537-2京都中央動物病院 ☎821-1020下京区五条通柿本町582-3下京区<順不同>アトラス動物クリニック    ☎623-4655伏見区鳥羽町700-11かわもと動物病院 ☎642-1751伏見区深草町通町24-3京都動物センター病院 ☎612-1633伏見区久米町635-2こが動物病院 ☎602-8800伏見区東町204-1さかくら動物病院 ☎646-4100伏見区竹田七瀬川町99さと動物病院 ☎641-1238伏見区深草西浦町8丁目115 武一ビル1Fたかやま動物病院 ☎575-3555伏見区醍醐高畑町68-5 中野第二ビル1Fはせ犬と猫の病院 ☎203-2037伏見区羽束師古川町219-18ひさだ動物病院 ☎572-4177伏見区醍醐西大路町44-12ふしみ大手筋どうぶつ病院     ☎612-7000伏見区横大路三栖山城屋敷町108林屋ビル1F麻美どうぶつ病院 ☎605-6222伏見区横大路貴船36向島動物病院 ☎603-2255伏見区向島二ノ丸町380-3めばえ動物病院 ☎634-9001伏見区深草泓ノ壺町15-3アーカス伏見1F桃山犬猫病院 ☎601-3516伏見区桃山長岡越中北町13桃山の犬猫診療所 吉田家畜病院 ☎611-2444伏見区桃山長岡越中南町57-1淀動物病院 ☎631-8898伏見区淀下津町217-13第1部では「微生物化学研究所」の獣医師・矢口和彦さんが、「ワンちゃん・ネコちゃんの身近に潜む伝染病の恐怖 〜知っておきたい予防のあんなコト、こんなコト〜」と題した講演を行いました。はじめにステージ上の大スクリーンに、「病原体(病原微生物)とは」「病原体の大きさ」「どこにでもいる病原体」「感染症から身を守る」という4つのテーマが映し出されました。そして私たちの身の回りの細菌やウイルスなどの病原体がいかに小さいかなど、イメージしやすい画像を使って説明が続きます。盲導犬コーナー開始前の休憩時間にユーモラスな動物たちの姿を収めた動画がステージ上に流され、リラックスしたムードで始まった第2部。講師は「京都水族館」の獣医師・大島由子さんで、演題は「京都水族館のいきもの達 〜水族館における人と動物のかかわり方をヒントに〜」です。同館の大きさや飼育する生きものの数など施設紹介からスタートし、話題は水族館の獣医の仕事へ。「『病院はあるの?』『白衣は着ているの?』と、来館者からよく質問されますが、病院はありません。あっても水族館の生きものはやって来られないので、私から出かけるでしょうね。白衣ではなく今日のようなジャンパー姿が普通で、時にはイルカショーに出ることもありますよ。水族館の獣医の仕事は幅広いです」と、ちゃめっ気たっぷりのトークに会場もさらに楽しい雰囲気になります。生きものとの触れ合いは、環境を考えるきっかけにも大切なペットを守るため、適切な予防接種を当日は、同時開催企画として「クイズラリー」や「保護犬写真展」「盲導犬コーナー」なども用意されていました。なかでも「子供のための獣医師体験教室」は、待ち時間が出るほど。「超音波で心臓を見よう」といったコーナーなどでは、子どもたちがスタッフに誘導されながら機器を使い、本物の気分を味わっていました。3月1日、「京都市獣医師会」主催の「京都動物フォーラム2015」が開催されました。「人と動物が共生できる街『京都』をめざして」をテーマに、今回で第6回。あいにく雨模様の天気でしたが、会場の「ハートピア京都」(京都市中京区)には子どもから大人まで幅広い年代の人が訪れていました。矢口和彦さん大島由子さん講演会の様子少しこわごわ、でもうれしそう。獣医師体験教室にて京都市獣医師会 http://www.kyoto-shiju.or.jp/人と動物が共生できる街『京都』をめざしてテーマは第2部第1部「京都動物フォーラム2015」当日の様子をリポートします「子供のための獣医師体験教室」などを同時開催諸外国より低いワクチン接種率昔ながらの風景の再現ゾーンも次に、イヌとネコの主な感染症の名称、その原因となる病原体名が画面にズラリと並びました。「覚えておられる方もいるでしょうが、おととし、台湾で狂犬病が発生しましたね」と矢口さん。狂犬病はいったん発症すると致死率が約100%といわれる病気。日ごろから、ペットの健康管理への関心が高い人が集まっているだけに、その話題が出ると少し空気がピリッと緊張したようにも感じられます。狂犬病以外にも、犬レプトスピラ症、猫ひっかき病、犬ブルセラ症、猫クラミジア症、エキノコックス症など、気をつけたいのが人にも感染する〝人獣共通感染症〞。そうした病気を防ぐ有効な手だてがワクチンです。ところが日本では、諸外国と比べイヌもネコもワクチンの接種率が低いそう。イヌの混合ワクチンの接種率をみると、アメリカ84%、フランス68%などに対して日本は25%程度。比較的、接種率の高い狂犬病ワクチンでも約50%にとどまっている現状があるのだとか。「これでは、いったん感染症が発生すると防ぐことが困難になります。〝うちの子のため、まわりのみんなのため〞に、どうか適切なワクチン接種を」との矢口さんの言葉に、来場者も大きくうなずいていました。プールで元気よくジャンプするイルカや、愛嬌(あいきょう)のある姿が人気のペンギン。水族館というと、イメージしがちな〝大海原〞の生きものが暮らすエリア以外にも、同館には見逃せない展示があるそう。「京の里山ゾーン」や「山紫水明ゾーン」は、昔ながらの京都の風景や生態環境を再現。今は絶滅が危ぶまれている生きものもいて、私たちと自然の関係を見つめなおすこともできます。◇  ◇  ◇立場は違えど、動物の健康を守る2人の講演。参加した人にとって、「人と動物が共生できる街『京都』をめざして」というテーマを考えるひとときとなっていたようです。●京都市獣医師会=京都市下京区西七条掛越町65 、☎075(314)5707

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