リビング京都 東南版 5月30日号
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あ◇2面に続く「京都水族館のバックヤードを見たい」。前川安澄さんのリクエストをかなえるため向かったのは、イルカをはじめオットセイやペンギンなどの餌を作る「調餌室」。夫・寛さんと、2人の娘・優妃さん、楓果ちゃんも一緒に見学です。6畳ほどのスペースを見回しての第一印象は、「すごく清潔」(安澄さん)ということ。棚などの設備もキレイに磨かれています。「これがイルカの餌なんですよ」。そう言いながらイルカ担当のスタッフ・松原由香さんが見せてくれたのが、いくつもの容器。中には、シシャモにホッケ、アジにイカ。「スーパーで売っているような魚を食べているなんて意外!」(寛さん)。個体差はありますが、1日で10〜15㌔の量を食べるのだとか。そして、量と同じく大切なのがカロリー。「効率よくカロリーを摂取しなければならないときには、サンマやサバなど脂がのった魚を多めに入れるなどの工夫をしています」松原さんの説明をさらに聞いて前川さん夫婦が驚いたのは、「イルカも胸焼けをすること」。そんなときには「人間と同じ胃薬を飲むこと」でした。「大事にされているんですね」と安澄さん。「水族館で飼育されているイルカは、野生のイルカよりもずいぶん長生きすることもあると教わりました。スタッフの皆さんの行き届いた管理のおかげだと思います」(安澄さん)容器に入っているのが餌。テープの色で、どのイルカの餌か見分けます。優妃さんに「何がおもしろかった?」と聞くと、「楓果が餌のイカに反応したこと」。「イカ食べられていいな〜って思ったんかな(笑)」と安澄さんと寛さん約2万品目の総菜が並ぶイオン京都桂川店のデリカコーナー。店内で調理されている総菜が数多くあるんですよ。「もう一品欲しいなというときにおかずを買うこともあります」。そんな小栗栖好子さんとともに調理風景を見せてもらうことに。キッチンでは、担当の仕事をテキパキと進めるスタッフの姿が。このお弁当は何時までにいくつ仕上げるかということも決められているそう。時間帯によって異なる来店者のニーズに対応しているんですね。まずは、ピザ作りを見学。「発酵の工程もここでするんですか」「1分半で焼きあがるの?」と小栗栖さん。作りたて、焼きたてのピザがどんどん店頭へ運ばれます。次は、小栗栖さんが好物というコロッケを揚げている一角へ。小栗栖さんは「けっこう暑い…」。スタッフの樋村さんは額にうっすらと汗をかきながら「特に夏は大変ですが、揚げたてを食べていただきたいですから」と話します。こうした苦労があってこそ、なんですね。取材後、食べるものを作っている場所だけに、衛生面に気を配られていることに感心していた小栗栖さん。これからも気持ちよく買い物ができそうですね。調餌室はこのイルカスタジアムのそばなので、新鮮な餌を与えることができるのです(写真提供/京都水族館)コロッケは、種類ごとに揚げ油の温度や揚げ時間が決まっているそうデリカコーナーはイオン京都桂川店の1階に大きなガス窯を使うことで、短時間でサクッと焼き上がります2015年5月30日1717号☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブック
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