リビング京都 中央版 6月6日号
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(2)2015年6月6日(土曜日)中央第1718号高齢者が日々の暮らしで困っていることとは? その声を聞き、手助けをしている人たちがいます。生活サポート「いつも買い物に来るあの人、最近見ないな」。店員の小さな〝気づき”をシステム化したのが、新大宮商店街のポイントカード「ふえるかカード」の、一人暮らしの高齢者を対象にした「お訊ねシステム」です。スタートは2013年10月。利用者それぞれが設定した日数以上カードが使われなければ、同商店街事務所から確認の電「この前、子どもたちが来て掃除をしてくれたから、今日はいつもより多めです」。そう言って石田章さんは、近所に住む福祉委員にごみを手渡します。向日市社会福祉協議会や関係団体が協力して取り組んでいる「ご近所福祉」。ボランティアが福祉委員として、ごみ出しに困っている人をサポートします。石田さんは西向日地区社会福祉協議会に近所の福祉委員を紹介してもらいました。こうした依頼は、地域包括支援センターやケアマネジャーを通じて寄せられるのだとか。「徒歩3分ほどのごみ捨て場に行くのもひと苦左京区と同区地域ケア連絡協議会が連携して取り組んでいるのが「高齢者にやさしい店」事業です。店のスタッフが「認知症あんしんサポーター養成講座」を受講し、「高齢者にやさしい店」への登録を申請。200店以上が登録されています。目印は入り口付近に掲示してあるステッカー。「袋詰めの手伝いをする」「カウンターへの商品の上げ下ろしを手伝う」など、店ごとに可能な手助けをしています。「高齢者にやさしい店」の一つ、「いわくらゆう薬局」の四方勝教さんは、話がかかってきます。「お客さんが孤独死したと聞いたり、家がわからなくなって徘徊していた認知症の人を保護した経験から、客層の高齢化を実感。システムの導入を決めました」とは、同商店街振興組合副理事長の中村孝さん。連絡がつかない場合は地域の包括支援センターに見回りをしてもらいますが、実際に依頼したこ労。来てもらえるのはありがたいですね」と、石田さん。ごみ出しサポートをお願いしたのは、足腰が弱くなってきたからだといいます。福祉委員は「自分のごみを出すついでなので、気負わず活動しています。直接は頼みづらい、という人が多いと思うので、活動をきっかけに助け合いが進んでいけば」と話します。ある家にごみを受け取りに行くと、隣の家の人が「次からは私がやるわ」と申し出てくれたこともあったそう。ごみ出しのサポートが自然なご近所付き合いにつながるケースもあるようです。「第一に心掛けているのは大きな声で、ゆっくり、はっきり話すこと。荷物が多い人に声を掛け、タクシーを手配したりもしますね。棚はわかりやすいように配置し、文字も大きく表示しています」手押し車が通りやすいよう、通路は広めに確保。耳が不自由な人への筆談の案内も掲示されていました。「徘徊模擬訓練に参加したりと、登録店舗同士が連携した取り組みも行っています」。こうした店が増えれば、高齢者も買い物に出かけやすくなりそうです。とはまだないそう。「これまではカードを出し忘れていた、という人がほとんど。何事もな長岡京市 迷い人情報メール宇治市 れもんカフェ左京区高齢者にやさしい店向日市社会福祉協議会ご近所福祉認知症の人やその家族、地域の人が集う〝認知症カフェ”。各地域で開催されている中、宇治市では「れもんカフェ」として月に2回ほど開かれています。参加は同市民が対象で、費用は300円。予約は不要です。「認知症は誰にでも起こりうる症状」と話すのは、れもんカフェを運営する一般財団法人宇治福祉サービス公社・川北雄一郎さん。「認知症にネガティブなイメージを持つ人が多いのが現状です。カフェに参加すれば、認知症の人もそうでない人も、変わりないとわかると思いますよ」まずは同市内の病院の医師・森俊夫さんによる認知症の勉強会。「家族に迷惑をかけることを気に病む声をよく聞きます。参加者や専門スタッフに悩みを話してみましょう」と呼びかけていました。ミニコンサートの後は交流タイム。「家はどの辺り?」「すぐ近くなの認知症の人が行方不明になった場合、捜索には大勢の協力が必要です。長岡京市が「おでかけあんしん見守り事業」の一環として3月から実施しているのが「長岡京市迷い人情報メール」。行方不明者の身長、髪形、服装などの情報が登録者にメールで送られます。以前から活用している駅の張り紙は目に留まりにくいことが課題だそう。確実に情報を届けるために考えられたのが、このメールシステムです。メールを受け取ったら、家の敷地内に行方不明者が迷い込んでいないかを確認、外出時に特徴が当てはまる人がいないか目を配ります。行方不明者が発見されると「終結メール」を配信。見つかったとわかって安心した、という声も届いているようです。メールをきっかけに、近所の人と高齢者のことを話題にしたり、何か力になれないか考えてほしいとのこと。問い合わせは長岡京市健康福祉部高齢介護課高齢福祉係=☎075(955)9713=へ。で、歩いてきました。やっぱり体を動かさないと」と、仲間づくりの場になっているよう。認知症の人とどう接すればいいのか、といった相談にも対応しているとのこと。問い合わせは宇治福祉サービス公社=☎0774(28)3686=へ。いのが一番です。今では高齢者の方から『元気ですよ』と声をかけてくれるようになりました」カードを提示してもらうよう、積極的に声掛けをしているとのことお菓子と飲み物をいただきながら交流タイムを過ごします捜索願を出した家族や介護者の希望で、行方不明者の情報が配信されます「お子さんが帰省されてたんですか」「そうなんです。昨日戻っていきました」と話す石田さん(右)と福祉委員(左)。活動をきっかけに、会話も生まれています「同じような商品が並ぶので、高齢者の方にもわかりやすいようそれぞれの棚に表示をつけています」と話す四方さん誰でもなる可能性のある認知症。どのような症状なのか理解すれば、支援にもつながりそう。認知症支援店員の〝気づき〟がヒントに悩みを共有する、仲間づくりの場受信したら、身近なところに目を向けて近所のごみ出しも〝ついでに〟協力買い物のちょっとした困りごとを手助けしますその②その②その②その①その①新大宮商店街お訊(たず)ねシステム1「田中一光 美の軌跡」展のペア招待券2TaKaRaの新商品「ゼロ仕立て」を1箱希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。6月12日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り「国際現代アート展なら2015」の一環として、奈良県立美術館(奈良市)で特別展「田中一光 美の軌跡」が開催されます。6月13日(土)~7月20日(祝・月)。田中一光さん(1930~2002年)は、20世紀の日本のグラフィックデザイン界を代表するデザイナー。日本の伝統美術の影響を受けたという創作の軌跡が紹介されます。招待券(一般600円)を2枚一組にして、読者10人に。宝酒造=☎075(241)5111「JAPAN」ポスター©Ikko Tanaka 1986/licensed by DNPartcom(奈良県立美術館蔵)奈良県立美術館=☎0742(23)3968宝酒造(京都市下京区)から、「TaKaRa果汁入り糖質ゼロチューハイ ゼロ仕立て」が6月16日(火)に発売されます。果汁のおいしさを生かしながら、糖質、プリン体、甘味料、香料、着色料の5つの〝ゼロ〟を実現させたお酒です。フレーバーは、レモン、グレープフルーツ、ゆずの3種類。24本入り1箱(350mlサイズ、152円)を、読者3人に。※フレーバーは選べません■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントします

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