リビング京都 東南版 6月6日号
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◇2面に続く地域で、個人で、できることを考えてみませんか散歩をしながら異変をチェックどういうこと「高齢者を地域で見守りましょう」。よく耳にする言葉ですが、具体的に何をすればいいのか、よくわからないという人もいるのでは。「安否確認」「生活サポート」「認知症支援」の3つに分け、さまざまな活動を紹介します。地域の一員として自分には何ができるのか、ヒントを見つけてみて。イラスト/オカモトチアキ 撮影/橋本正樹、山﨑晃治ほか新聞がたまっていたり、回覧板が置いたままになっていないかを散歩しながら確認します「一言で高齢者といっても、困っていることは人それぞれ。気軽に話せる間柄になることが理想です」とは、佛教大学福祉教育開発センターの金田喜弘さん。「高齢者は何から何まで助けなければいけない、という思い込みにも注意が必要です。ほどよい付き合い方を考えてい犬の散歩をしながら高齢者の安否確認を行う「わんわんパトロール」。長岡京市谷田自治会の老人クラブ「谷田たちばな会」で、5年前から取り組まれています。「特別なことではなく、普段の犬の散歩を通して、何か地域に貢献できないかと考えました」。きましょう。高齢者からは助けを求めるのを遠慮してしまう、という声も。助け上手、助けられ上手を目指し、関係を築いていければ」日頃のあいさつや、ポストに郵便物がたまっていないか確認するなど、まずはできることから。認知症サポーター養成講座に参加するのも一つだそう話すのは山本淳(きよし)さん。活動には山本さんをはじめ30世帯が参加し、設定された6つのルートをそれぞれが担当。一人暮らしの高齢者の家には特に注意を向け、郵便受けに配達物がたまっていないか、洗濯物が出たままになっていないかなどをチェックしといいます。「知識があれば、徘徊(はいかい)などにも戸惑うことなく対応できると思います。何かあったら、民生委員や地域包括支援センターなどに相談を」。時には専門家と連携して取り組むことも必要なんですね。そしてもう一つ大切なのが、高齢者と地域をつなぐ出会いの場をつくること。「高齢者は同世代の人が亡くなったりして、知り合いが少なくなっています。そうした場所に子育て世代や若者が参加することで、地域の協力体制の強化にもつながるかもしれません」ます。「夏なのに何日も窓が閉め切ったままの家があり、おかしいと思って警察に通報したことも。住人が倒れていましたが、一命をとりとめました」また、ある家に犬が入っていこうとするので玄関に目を向けると、住人が転倒して動けなくなっていたという例もあったそう。犬も活躍しているんですね。週に1度、自治会館に集まりメンバー同士で情報共有。「何日かあの家の人を見ていない」「昨日会ったけど元気でしたよ」と、ここで無事が確認できることもあるのだとか。「横のつながりが大切。活動を始めて、より地域が好きになりました」メンバーの家には「わんわんパトロール」の看板を設置。地域の人に活動のことを知ってもらえるよう、アイデアを出し合っています。気軽に話せる関係を目指しましょう長岡京市谷田自治会わんわんパトロールって佛教大学福祉教育開発センター講師 金田喜弘さん地域福祉の実践を通して、福祉教育のあり方や、住民の主体形成について研究。過疎・高齢化が進む北区小野郷学区のまちづくり活動をサポート教えてくれたのは地域の包括支援センターまたは社会福祉協議会へ・雨戸が閉まったまま・配達物がたまっている異変に気が付いたら・洗濯物が干したまま・夜、電気がついていない日頃の気配りを欠かさなければ、高齢者にもしものことがあった場合、素早く対処できることも。見守りのポイント見・洗濯物が干したまま齢その①守をる者安否確認2015年6月6日1718号☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブック土日祝除く午前9時30分~午後5時 1 0120(855)123リビング京都検索http://kyotoliving.co.jp/※機種によっては利用できない場合があります2次元コードからアクセス本誌送料とも京都でかなえる家づくり2015年度版Building Your Dream Home in Kyoto 2015新築・リフォームの 情報が満載!無料!好評受付中!今すぐお申し込みを!
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