リビング京都 西南版 7月11日号
2/16
(2)2015年7月11日(土曜日)西南第1723号「地域の公民館のように、地元の人に使ってもらえる場所にしていきたいです」(末野さん)今年4月に行われた、こけら落とし公演の様子。「G・ドニゼッティ 愛の妙薬 より」第1幕が上演されました。8月23日(日)に1幕と2幕の通しの公演会を行う予定京都の工芸品やロングセラーの生活雑貨が並ぶショップ。場所は京都市下京区高倉通仏光寺下ル向日市の住宅街に現れるトタンの壁の建物。ここ「むこうスタジオ」は、若手アーティスト5人がシェアをして、各自の創作拠点にしているアトリエです。「十数年前までは、竹材を扱う会社が竹を乾燥させるために使っていた倉庫でした。美大卒業後も京都で制作をしていきたいと考えていたとき、この物件の1階を3つ、2階を2つのスペースに仕切り、アトリエとして一緒に使わないかと同級生から誘われたんです」と、代表の清田泰寛さん。清田さんは主に油絵を制作しています。卒業後の活動拠点を探している人も少なくないという美大生。作品のジャンルやテーマもバラバラの清田さんと前川紘士さんを含めた〝何となく知っている〞5人が集まり、2011年3月に「むこうスタジオ」がスタートしました。「天井が高いところが気に入りました。大きな作品を作ったときにスケール感がつかみやすいんです」と前川さんが話す通り、床から天井までは約8㍍。竹材が取り扱いやすいように建てられたことがよく分かります。今年5月には、オープンスタジオを開催。今後も同様のイベントを年1回のペースで行っていく予定だそう。今までに在籍したアーティストは10人。「経費は5等分するのがルール」(右・前川さん)、「周りが住宅なので、夜間は大きな音をたてないように注意しています」(中央・清田さん)。左は迎井英里子さん取材時は、工事のまっただ中。「カフェや骨董(こっとう)品のギャラリーなど7店舗が出店する予定。交流スペースも充実させたいです」と村田さんかつて布や絹を扱う店が並んでいた京都市・島原の下松屋町通と、大宮通の一本西の道に挟まれるようにして立つ2軒の民家。こちらを改装し、複合テナント施設にするプロジェクトが始動しています。中庭を含め、奥行き33㍍。通り抜けができる空間になる予定です。立案者は、民家に隣接する呉服店の村田敬太郎さん。嶋原商店街の理事長やカフェオーナー、デザイナー、建築士など島原を盛り上げたいという人が集まり、実行委員会を設立しました。「10年近く放置されていた空き家ですが、このプロジェクトをきっかけに新しい人の流れをつくれないかと考えました。テーマは下松屋町通に縁のある〝糸〞。itonowaというネーミングには、人と人がつながり、交流の輪を広げて文化を楽しむスポットにしたいという思いを込めています。この場所が島原のシンボルの一つになればうれしいです」。オープンは10月上旬の予定です。完成イメージ。「itonowa」は、京都市「空き家活用×まちづくり」モデル・プロジェクトの助成事業に認定されていますカフェオーナーの末野真利さんが本業とは別に試みたのが、「suenopere」。趣味のオペラを上演する舞台を自宅に作ってしまったのです!「祖母が裁縫教室を開いていた実家の地下室を使わなくなって約30年。このスペースを生かしました」出演者は、京都芸大の修了生や院生たち。「若手の音楽家を支援するためにも、今後も公演をどんどん企画していきますよ」お寺にショップとカフェが? 京都市下京区にある「本山佛光寺」の境内に昨年11月、現れたのが「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」です。「若い人に訪れてもらいたいと思っていたお寺側と京都らしい場所での出店を検討していたD&DEPARTMENTの意向が合致し、オープンに至りました。運営は京都造形芸術大学が行っており、学生が商品選定などに参加しています」と、店長の城敬之さん。雑貨や食料品を扱うショップがあるのは、かつて僧侶が住居として使っていた和合所と呼ばれる棟。向かい側の茶所にカフェ「d食堂」がつくられ、営業前には現在も法話が行われています。新しいスポットを作るために必要なのは、空き店舗や空き家だけではありません。発想を広げると、空間はもっと生かすことができるんです。そんなケースがこちら。カフェオーナーの末野真利さん「境内を散策しながらゆったりと過ごしてください」。城さんの後ろにあるのがカフェ。今後は、京都らしさを味わえるようなイベントも企画中なのだそう「境内を散策しながらゆったりと過ごしてください」。〝倉庫時代〞の面影が残る「むこうスタジオ」希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。7月17日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り1堀内周コンサートと映画上映イベントの招待券「堀内周コンサート&映画アオギリにたくして」(3500円)が、京都府立文化芸術会館で開催されます。8月8日(土)午後2時開演。第1部は、被爆体験を語り続けた女性をモデルにした映画を上映。第2部は、シャンソン歌手の堀内周さん(シャンソニエ・シュウ/京都市中京区)とピアニストの中村力さんが、平和への願い込めて公演。このペア招待券を、読者10人に。シャンソニエ・シュウ=☎075(213)32232「ウィズット殺虫剤&虫よけセット」を5人に住友化学園芸=☎03(3660)8017住友化学園芸(東京都中央区)のホームプロダクト部門ウィズットブランドから、除虫菊から抽出した天然成分の殺虫剤「ムシズバジェット ナチュラル」(680円)が新発売。これを記念して、天然ハーブのダニ用殺虫剤「ダニセーブ」(1188円)、バラの香り付き虫よけ剤「虫クンナー®お知らせリングで虫よけスプレー」(1188円)との3点セットを、読者5人に。■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントします☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは■マーケティングの初歩■価格の付け方■セルフブランディングの仕方8/25㈫10時~16時■作品を使ってのディスプレイ実習■POP・チラシの作成■イベントやネットの販売方法 など9/8㈫ 10時~16時お申込みの方は住所・氏名・年齢・TEL・作っている作品・販売の経験(対面・ネット)・インターネットをしているか(ブログ・SNSなど)を明記のうえお電話かFAXでお申し込み下さい。 長岡京市商工会☎075-951-8029、FAX075-958-2473講師 小林 れい(こばやし れい)氏■株式会社クリエイティブコバコ 代表取締役・店舗ディスプレイアドバイザー京都府長岡京市開田3丁目10-16長岡京市立産業文化会館 交通アクセス■阪急長岡天神駅より 徒歩3分■JR長岡京駅より 徒歩10分■会 場:産業文化会館 3F 第1・2会議室■講 師:小林 れい氏(株式会社 クリエイティブコバコ 代表取締役・店舗ディスプレイアドバイザー)■定員:先着20名(先着順/定員になり次第終了)■参加費:2,000円■持ち物:筆記用具。2日目はご自身の作品とPOP用ペン・紙をお持ち下さい。■カリキュラム:ハンドメイド作家のセルフブランディング&イベント出店女性のための創業塾8/25㈫・9/8㈫ 両日ともに10時~16時■主 催:乙訓地域商工会広域連携協議会■その他:ご参加の方から数名を抽選し、 11月頃にイベントに出店いただきます■日 時:至梅田イズミヤ長岡長岡京病院至大山崎派出所長岡京市役所至河原町至京都至大阪至京都至向日市一里塚幼稚園至大阪千春会病院産業文化会館JR長岡京駅阪急長岡天神駅西国街道新西国街道乙訓地域商工会広域連携協議会では、例年好評をいただいております「女性のための創業塾」を今年も開催致します。今年は実際にイベントで出店いただけるなど、非常に実践的なセミナーです。ぜひお申し込み下さい。
元のページ