リビング京都 西南版 8月22日号
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(4)2015年8月22日(土曜日)西南第1727号お盆で親族が集まった際に、「次の法事法要をどうする?」といった話題が出た人もいるのでは。案外知らない法事法要についての基礎知識や、行う場合に心掛けたいことを専門家に教えてもらいました。法要は僧侶にお経をあげてもらう儀式のことで、法事は法要とその後の会食までを含めたものを指します。ただ、現在基本的に誰を呼んではいけない、というルールはありません。最近、法事や葬儀などで、「招かれた人の負担になってはいけないから」と、連絡をひかえがちな傾向があるように感じます。けれど、実際にお客さまとの会話の中で「このごろ家族葬が多いけれど、最後のお別れには行きたかった」といった声を聞くこともあります。法事はゆっくりと準備ができるので、葬儀のときは慌ただしくて声をかけそこねてしまった故人の「法事」と「法要」の違いは?誰を呼べばいいでしょうか?お盆で親族が集まった際に、「次の法事法要をどうする?」といった話題が出た人もいるのでは。案外知らない法事法要についての基礎知識や、行う場合に心掛けたいことを専門家に教えてもをに専門家にポイントを聞きました法事法要なごやかご友人や、ふだんは疎遠になっていた親戚にもお声がけしてみてはどうでしょう。また、小さいお子さんを連れての出席を遠慮されるケースもあるようですが、現場にいると、そうしたお子さんの笑顔で場が和むシーンをよく見かけます。無理に盛大にする必要はありませんが、幅広い年代の人が集い、亡くなった人の思い出を語れる法事は、故人がつないでくれた絆を感じられる貴重なひとときなのではと感じています。セレマ玉泉院 課長 1級葬祭ディレクター我谷(がや)良治さん教えてくれた人※記事の内容は、宗派・宗旨などにより異なる場合もあります会場はどこにすればいいでしょうか?自宅やお寺での法要の後に、食事をする会場へ、という流れが一般的です。葬儀会館であれば移動をせずに法要・会食が可能ですし、最近は料亭やホテルでも読経やお焼香をさせてもらえるところが増えています。出席者のアクセスなどを考慮して、決定しては。時期は命日の1週間前が望ましいとされていますが、曜日の都合などで皆が集まりやすい日を選んでも。土日は早くに予約が埋まりやすいので、余裕を持って会場を押さえることをおすすめします。早めに決まっていれば、出席者も都合をつけやすいもの。遅くとも1カ月前には決定しておきましょう。宗派にもよりますが、仏教の教えでは人は来世で生まれ変わり、その幸・不幸は前世の行いで決まるとされています。亡くなった人はもうこの世で善行を積めないので、遺族がその代わりに祈ることを〝追善(ついぜん)〞と呼びます。故人の極楽浄土への往生をお願いできるのは、初七日(しいつ行いますか?ょなのか)から四十九日(しじゅうくにち)の間の7日ごととされ、このとき「追善法要」を行います。四十九日または五七日(いつなのか)で忌明(きあ)けした後は、一周忌や三回忌などの節目に法要を行い、三十三回忌までというところが多いようです。は言葉の使い分けもゆるやかになり、ほぼ同じ意味で使われることも少なくありません。旬の味覚をゆったりと法要後に「秋の花ごよみ」4158円を座敷やテーブル席の個室もあり京都ガーデンパレス涼やかな緑あふれる御所のそばで、法要後の集まりを開きましょう。「京都ガーデンパレス」1階「京料理 花ごよみ」で用意される、品数豊富な「秋の花ごよみ」(4158円)。「秋茄子豆腐」や「秋鱧真蒸米粉揚げ」「栗甘露煮」など、旬の味覚を楽しんで。メインのとろ湯葉仕立ての小鍋では、遠方のゲストに京都らしさを感じてもらえそう。9月1日(火)~11月30日(月)。掘りごたつ式の座敷や、テーブル席の個室もあるので、気軽に相談を。●上京区烏丸通下長者町上ル(地下鉄「今出川」駅・「丸太町」駅から徒歩8分)、☎075(411)0404(花ごよみ)。駐車場あり。午前11時30分~午後2時30分、午後5時~9時(LO8時30分)「秋の花ごよみ」(4158円)※料理の内容は変更の場合ありhttp://www.hotelgp-kyoto.com/「秋の花ごよみ」(4158円)先附:秋茄子豆腐 美味だし    いくら煮物椀:秋鱧真蒸米粉揚げ     葉水菜向附:活魚の二種盛り口取り:小袖寿司 柚庵焼 和え物     栗甘露煮 雲丹松風     燻鮭チーズ巻     枝豆当座煮温菜:秋の小鍋とろ湯葉仕立て 黒七味 舞茸 占地 榎木油物:揚げ出し豆腐菊花餡かけ 青唐 大根おろし御飯:白御飯壺々:ちりめん山椒留椀:赤出汁仕立て漬物:二種盛り 塩昆布水菓子:和すいーつ三種盛り落ち着いた雰囲気の座敷和洋の法要プランを用意「季節会席」は6000円・8000円会食は8人以上で個室利用が無料に御所西 京都平安ホテルある洋室を利用するプランも用意されています。幼児や高齢者が多い場合など、シチュエーションに合わせて決められるのも魅力です。法要後の会食は、旬の食材を盛り込んだ彩り豊かな「季節会席」をどうぞ。8人以上で個室利用が無料に(通常5000円)。ホテル自慢の日本庭園が見える部屋もありますよ。前日までに予約を。予算や内容については応相談。●上京区烏丸通上長者町上ル(地下鉄「今出川」駅6番出口より徒歩約7分)、☎075(432)6181(代)「季節会席」(8000円)。食事会や同窓会にも利用できますhttp://www.kyoto-heian-hotel.com/「季節会席」(8000円)前 菜:胡桃豆腐・菊花和え、鶏松    風・むかご吸い物:土瓶蒸し(松茸、鱧)お造り:季節盛りお凌ぎ:焼鴨と小蕪の栗餡掛け焼 肴:季節の肴、あしらい七種蒸し物:白身魚の徳利蒸し揚 物:吹き寄せ盛り・鳴門鱧松茸    巻き、きのこ豆腐・かわは    ぎ葱味噌射込み、いが栗見    立て 他御 飯:三色おこわ止 椀:赤出汁水 物:葡萄ゼリー フルーツ添え※6000円の「季節会席」もあり※9月1日(火)~11月30日(月)の内 容です(仕入れの都合などにより、 変更となる場合もあり)ホテル館内に仏間が設けられており、厳粛な法要が行えると好評な「御所西 京都平安ホテル」。「ご法要仏間プラン」(2万円~)のほか、祭壇の「ご法要洋室プラン」は3万円~ ※イメージ写真近江牛を堪能しませんか。休暇村近江八幡では、リビング京都読者限定で近江牛と温泉をお得に堪能できる「認証近江牛 近江牛会席プラン」が登場! 夕食には、近江牛の中でも特に品質の高い「認証近江牛」のみを使用した鉄板焼きやローストビーフなどと季節のメニューが楽しめます。全室雄大なレークビューや天然温泉「宮ヶ浜の湯」も。▼期間 9月1日(火)~11月6日(金)。9月19日(土)~22日(祝・火)、10月10日(土)・11日(日)除く▼料金 大人1泊2食付き通常1万5500円が1万3500円から、詳細は問い合わせを。入湯税150円別。土曜は2000円増し「認証近江牛 近江牛会席プラン」(イメージ)リビング京都読者限定近江牛会席プラン休暇村近江八幡http://www.qkamura.or.jp/ohmi/問い合わせ・予約休暇村近江八幡滋賀県近江八幡市沖島町宮ヶ浜☎0748-32-3138http://www.qkamura.or.jp あなたの〝パートナー〟は?支えてくれる親友、ペット、仕事道具ともに過ごしたエピソードも教えて締め切りは8月31日(月) 5人にクオカードを楽しいときも、つらいときも一緒に過ごしてくれる夫や親友、ペット。趣味や仕事の場面で、長年使い続けている自慢の道具。そんなあなたにとっての〝パートナー”について教えてください。「苦難を乗り越え、夫と店を開いた」「病気で倒れたとき、犬が助けを呼んでくれた」「若いころお金をためて買った楽器を、今でも愛用している」「母の形見のはさみを使って美容師をしている」など、〝パートナー”だと感じるエピソードも聞かせて。応募者の中から抽選で5人に、リビングオリジナルクオカード(500円分)を進呈。締め切りは8月31日(月)。〈応募方法〉ファクスかメールで以下の内容を記載して応募を。①あなたの〝パートナー”②エピソード(ともに過ごした年数も)③あなたの氏名④年齢⑤住所⑥電話番号⑦撮影を含む取材の可否〈応募先〉京都リビング新聞社編集部=9075(212)8858、8mailbox@kyotoliving.co.jp

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