リビング京都 西南版 11月7日号
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(12)2015年11月7日(土曜日)西南第1737号ト秋が深まってくると、楽しみなのが紅葉。赤やオレンジ、黄色に葉が染まる景色が寺院の庭園で見られますね。中には、柱や窓枠などが額縁になって絵のように見える場所も。今年はそんな芸術的な紅葉を見に出かけませんか? りスポッアート白い門に閉じ込めた錦秋のトンネル廊下からめでるモミジのパノラマ奥の特等席で、柱やかもいの額におさめて床に現れる、もうひとつの秋景色赤く染まった四角と丸の窓と向き合って宇治川のほとりから、約200㍍続く興聖寺の参道「琴坂」。両側に植えられたカエデが色づいて赤いトンネルになることで知られていますが、見どころはもうひとつ。参道をのぼり切ったところにある中国風の山門をくぐったら、琴坂を振り返って。白い門に切り取られて、紅葉のトンネルが一枚の絵のようです。清凉寺の本堂と大方丈を結ぶ渡り廊下から見えるのは、池に面して建てられた弁天堂、そして色「人間の生涯」を象徴した四角い「迷いの窓」と、「禅と円通」の心を表した丸い「悟りの窓」。禅の教えを表現した2つの窓がある源光庵。紅葉の時季になると、これらに切り取られた枯れ山水庭園の木々が秋色に。隣り合う窓から同じ庭園を見ているのに、形によって印象が異なるような気が。正面に座って、じっくりと眺めてみて。紅葉した木々が床に映る実相院門跡の「床もみじ」。客殿にある滝の間の手前から庭を眺めると、開いた障子の間に見えるモミジの赤が、長い興聖寺清凉寺(嵯峨釈迦堂)実相院門跡蓮華寺源光庵宇治市宇治山田27-1☎0774(21)2040堂内の拝観は午前9時~午後5時(受け付けは4時30分まで)300円 ※琴坂と山門は拝観料不要京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46☎075(861)0343午前9時~午後4時(10~11月、4~5月は午後5時まで)大人400円、中・高生300円、小学生200円京都市左京区岩倉上蔵町121☎075(781)5464午前9時~午後5時大人500円、小・中学生250円京都市北区鷹峯北鷹峯町47☎075(492)1858午前9時~午後5時大人400円(11月は500円)、小学生200円京都市左京区上高野八幡町1☎075(781)3494午前9時~午後5時400円どっしりとした龍宮造りの山門。白い門の内側に紅葉の鮮やかな赤が際立ちます赤く色づいた木々が彩る弁天堂。建物内の写真撮影は不可「床もみじ」は好天時により美しく見えるそう。「床もみじ」を含めて、客殿内の写真撮影は不可「迷いの窓」(右)と「悟りの窓」(左)。紅葉シーズンには「悟りの窓」からはサザンカの白い花も庭の通路に下りることはできますが、庭での写真撮影は不可江戸時代、石川丈山や狩野探幽といった文化人たちが協力して、現在の場所に再興された蓮華寺。池を覆うように枝を伸ばしたモミジが彩る庭園は、その当時造られたものだそう。間近で見ても風情がありますが、書院の少し奥に座るのもおすすめ。かもいと床、柱が額縁となって、鮮やかな秋の庭を引き立てます。間磨かれて黒光りした床にも。客殿は江戸時代にこの場所に移築された建物。まさに、季節と歴史が生み出した芸術です。鮮やかなモミジが彩る庭園。廊下の柱と柱に挟まれた景色が、何枚もの写真が連なったパノラマのよう。歩きながら見るアングルを変えると、場所によって違った趣が楽しめます。トまるで絵画を鑑賞するかのようにな●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=151,250部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,040部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページでは無料のhttp://kyotoliving.co.jp
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