リビング京都 中央版 2月20日号
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(12)2016年2月20日(土曜日)中央第1749号バラ科の植物であるボケは、枝にトゲを持つことも特徴。東洋的な雰囲気の美しさをもつことから、生け花の花材にも好まれるそう。寒いうちから少しずつ花をつけ始め、満開のころには境内に続く西門の参道を華やかに飾ります。「百万遍さんの手作り市」が開かれる毎月15日マンサクの名は、〝まず咲く〞。早春に、ほかに先がけて開花することに由来する、との説も。妙心寺の塔頭(たっちゅう)の一つ、退蔵院にある池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園では、紅しだれ桜などが有名ですが、この時季のマンサクにも注目してみては。「今年のアセビは例年より早め、12月から咲き始めましたよ」と真如堂・執事の竹内さん。こちらにはアセビの木が本堂の北側に20本ほどあり、樹齢は60〜70年。スズランにも似た白いつぼ形の花が、こぼれそうな様子で咲いています。3月1日(火)〜4月3日(日)には、寺宝「涅槃図(ねはんず)」の公開も行われます。約1200年の歴史をもち、「花の寺」としても知られている三室戸寺。花の少ないこのシーズンに力強く咲き、庭園に彩りを添えているのがツバキです。花期が冬の初めから春いっぱいと長いのが特徴。これから庭園で見ごろを迎える白梅とのユニークな花の形が印象的満開の花がこぼれそう白梅との競演も楽しみ朱色の花が参道に華やぎを庭園内の茶席「大休庵(だいきゅうあん)」の前のマンサク庭園内には、赤のほか、桃色、白などのツバキも樹高は1mほど。満開時には、木全体を覆うように花が咲きます花のピークは2月下旬〜3月末とのこと細長くよじれたような形の花びらがユニーク。素朴ながら、印象的な黄色い花が目を楽しませてくれます。競演も楽しみです。恒例となっているハスの植え替え風景にも、春の訪れが感じられます。には多くの人が詰めかける知恩寺も、普段は静か。散策にもぴったりです。〈住所・電話番号〉右京区花園妙心寺町35(JR「花園」駅より徒歩約7分)、☎075(463)2855〈拝観時間・料金〉午前9時~午後5時。大人500円、小・中学生300円〈住所・電話番号〉宇治市兎道滋賀谷21(京阪「三室戸」駅より徒歩約15分)、☎0774(21)2067〈拝観時間・料金〉午前8時30分~午後4時(4月~10月は午後4時30分まで。いずれも30分前に受け付け終了)。大人500円、小・中学生300円〈住所・電話番号〉左京区浄土寺真如町82(市バス「真如堂前」停または「錦林車庫前」停より徒歩約8分)、☎075(771)0915〈拝観時間・料金〉午前9時~午後4時(受け付け終了は午後3時45分)。大人500円、高校生300円、中学生200円(涅槃図の公開中は別途100円要)〈住所・電話番号〉左京区田中門前町103(市バス「百万遍」停すぐまたは京阪「出町柳」駅より徒歩約10分)、☎075(781)9171〈拝観時間・料金〉午前9時~午後4時30分。参拝無料 ※団体での拝観は、事前に連絡要妙心寺 退蔵院三室戸寺知恩寺真如堂マンサクツバキアセビボケ見ごろ:見ごろ:見ごろ:見ごろ:3月中旬まで4月下旬まで4月上旬まで4月中旬まで咲くへかれんなにがなごみそうもうすぐ春本番。街を歩けば、新芽がふくらむ木々が目に留まるようになりましたね。いち早く春を告げるかわいい花たちを見つけに、寺院を訪れてみませんか。早春の●主な配布地域=北区・上京区・中京区・下京区・左京区・南区・東山区・山科区●配布部数=193,780部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計490,040部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページではhttp://kyotoliving.co.jp無料の

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