リビング京都 中央版 3月12日号
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(2)2016年3月12日(土曜日)中央第1752号住む人が共同で、土地探しから住まいづくりまでシェアハウスに梁の存在感を生かし、モダンに生まれ変わった吹き抜け空間。「玄関を入ったときのインパクトと開放感が魅力です」(左:米本さん)。「靴箱だけではなく、フリーの収納スペースも入居者ごとに設けて、共有空間がモノで乱雑にならないよう配慮しました」(高橋さん)通り庭の上部は、町家特有の吹き抜け。「構造をどこまで残せるかを見極めることも重要でした」(高橋さん)※写真提供:八清キッチンにはパントリー(収納スペース)を新設し、併設する部屋の押し入れはウオークインクロゼットにアレンジ。白を基調に壁やフロアも張り替え、オシャレなLDKに変身しました。左から、黒瀬智奈美さん、小倉綾乃さん、准教授・井上えり子さんスタンダードタイプの住戸 ※写真提供/UR都市機構暮らす人が、自分に合った住まいをつくり、選べるよう、家づくりのプロセスも変化しています。その仕組みや作り手にも目を向けると、選択肢がさらに広がりそうです。集合住宅は、完成した住宅を購入するもの─。これまでの常識が変わるのが「コーポラティブハウス」というスタイルです。「家の購入を考えている人が集まり、自分たちで土地を選び購入して、各自のこだわりを反映した住まいをつくっていく。いわば、注文住宅の集合住宅版といえます」そう話すのは、右京区宇多野のコーポラティブハウスを企画・コーディネートした「キューブ」の代表取締役・天宅毅(あまやけたけし)さん。「自由度の高さだけではなく、入居者が直接土地購入や発注を行うことでコストの透明化や削減などのメリットが。完成までの過程で、入居者それぞれが意見や要望を出し、全員で話し合っていくことで、入居後の円滑なコミュニティーづくりも期待できます」壁一面の本棚、外とつながる土間キッチンなど、入居者それぞれが思いどおりの空間を実現し、「ゆるやかなつながりも気に入っています」とのことです。宇多野にある木造・低層型のコーポラティブハウス。共有スペースである中庭を中心に3棟の建物で構成、7世帯が入居しています住まいの作り方も女性の視点とフレッシュな感性で、〝団地〟に新たな息吹をコーポラティブハウス京都女子大学×UR洛西NTリノベーションプロジェクト京町家が改修後の玄関は、隣接していた部屋の壁を取り払って、ベビーカーなども収納できるシューズクロークと、温かい光がさしこむインナーテラスに快適で機能的なダイニングキッチンは、京町家の「薄暗い、寒い」イメージも一新。ちゃぶ台のある和室や坪庭がつながり、窓側にはウッドデッキを付けて蔵への動線を確保「近年、洛西ニュータウンでは入居者の減少や高齢化が進行。若い世代に魅力ある住まいをつくることが課題になっています」と、同団地を管理する「UR都市機構」の関真司さん。女性の視点や若い感性を取り入れるため発足したのが、同機構と京都女子大学家政学部生活造形学科による「京都女子大学×UR洛西NTリノベーションプロジェクト」。改修プランを同大学の学生が提案し、昨年、新たに4種類のタイプの住戸が誕生しました。同学科の4回生、黒瀬智奈美さんと小倉綾乃さんが提案したのは「整える暮らし」がコンセプト。「子育て中の世帯を想定して収納スペースを増やし、使いやすいように動線にも配慮しました」「完成したときはイメージどおりで、テンションがすごく上がりました!」笑顔で話す2人の様子に、同学科の准教授・井上えり子さんは「ものづくりの大変さや楽しさに触れ、学生自身もぐんと成長していきました」とのこと。「入居した方からは『住みやすい』と好評で、団地内からも『住み替えたい』という声や、実際に子育て世帯が引っ越してきたケースもあるんですよ」(関さん)団地に新たな魅力が生まれ、街もいきいきと変化していきそうですね。「古きよき空間に、現代的なテイストや機能性を盛り込み、より魅力的に」ウナギの寝床状の敷地、玄関から裏庭へと伸びる通り庭、頭上に重厚な梁(はり)が渡る吹き抜け。昔ながらの京町家と思いきや、玄関には複数の表札や収納ボックスが…。「ここは築90年以上の京町家をリノベーションしたシェアハウスなんです」と、同物件を手がけた「八清(はちせ)」の高橋宏太さん。シェアハウスとは、1軒の建物を複数の入居者が共有(シェア)しながら暮らすスタイルのこと。約100坪(330平方㍍)の敷地は、母屋・蔵・坪庭・裏庭などで構成されていたそう。「このような大型の町家の場合、個人の住宅には広すぎたり、改修や維持管理の費用がかかりがち。複数の方が暮らすことで広さが有効に生かされ、賃料収入によってコスト軽減にもつながります」シェアハウスとして再生された町家は、蔵や坪庭、和室の一部は当時の面影を残しながら共有スペースとして活用。一方、入居者が集うダイニングキッチンは明るく開放感あふれる欧米風の空間にリニューアル。古きよき風情に現代的な機能性や感性が加わり、居心地よく、オシャレな印象です。東京から移住してきた米本和弘さんは「 〝京都ならでは〞〝ここならでは〞の空間は、他には替え難い魅力」と話します。現在、ここには男女8人が入居。「みんな一緒にご飯を食べたり、作ったり。時にはパソコンや本を蔵に持ち込んで、1人静かに過ごすことも。毎日が楽しく、充実しています」(米本さん)「京町家は年々減少しています。この建物には、京都の暮らしの土台となってきた町家の文化を、将来に継承していきたいという思いも込めているんです」(高橋さん)変わってきていますAfterAfterBeforeBefore1「すっぴんレモンC2000」1ケースを5人に2長野の蔵元が集まる「2016長野の酒メッセ」入場券希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。3月18日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り産地にこだわり、地中海産レモン果汁を使用。果汁はレモンとりんごの混合で10%。清涼飲料水「すっぴんレモンC2000」(200ml、108円)が、メロディアン(八尾市)から発売されています。〝キレイを作る〟ビタミンCをたっぷり2000㎎配合。また、タンパク質の一種のコラーゲンが500㎎入っています。この商品1ケース(24本入り、2592円)を、読者5人に。メロディアン=10120(328)750※東京で開催された催しの様子長野県酒造組合=☎026(227)3133長野県内の蔵元約60社と自慢の清酒約500種類が一堂に会する「2016長野の酒メッセ」(長野県酒造組合/長野市)が、今年も開催されます。大阪会場は4月18日(月)午後5時~8時、大阪新阪急ホテルで。試飲や蔵元との交流、きき酒会などが実施されます。当日先着1500人に瓶詰めなめ茸のプレゼントも。この入場券(前売り2000円、当日2500円)を、読者4人に。■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントしますオーダースーツの展示販売会京都教育文化センターにて、3月13日(日)まで開催3月19日(土)~21日(休・月)は京都産業会館でも実施ひらつか体にスッとなじむオーダースーツ。一着は持っておきたいですね。「ひらつか」では、「大感謝フェアーオーダースーツ展示販売会」を開催。価格は、メンズ・レディースともに1着2万7500円(税別)~。2着なら4万9000円(税別)~。2着購入すると、1着あたりの値段が安くなるのがポイントです。友達や夫婦で一緒にオーダーするのもOK。高級ブランド「エルメネジルド・ゼニア」のオーダースーツは8万3000円(税別)~。ワンランク上のオシャレを楽しみたい人にぴったりです。1着2万6000円(税別)という価格のリクルートスーツも登場。就職活動を始めるわが子へのプレゼントにいかが。同社のオーダーメイドは2年間の保証付き。購入者は、クーポン持参で特典があります。ホームページは「オーダースーツひらつか」で検索を。〈期間・会場〉3月13日(日)まで。午前10時~午後6時、京都教育文化センター(京阪「神宮丸太町」駅5番出口より徒歩3分)。3月19日(土)~21日(休・月)午前10時~午後6時(19日のみ正午からスタート)、京都産業会館8階(地下鉄「四条」駅26番出口直結)。入場無料●左京区吉田中阿達町7、☎075(751)8145。午前10時~午後6時30分、水祝休http://www.hiratsuka.co.jp/経験豊富なスタッフが対応。オーダーが初めての人も気軽に訪れてリビング読者限定2万7500円(税別) 以上購入すると1000円オフcoupon3/13(日)までと3/19(土)・20(祝・日)・21(休・月)ひらつか☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは
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