リビング京都 西南版 4月2日号
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(2)2016年4月2日(土曜日)西南第1755号GSユアサ研究開発センター 主査 中川裕江さんGSユアサ研究開発センター 編集/内山 掲載日:04/02 出稿表:002-8 サイズ:全8 記事名:フロント2面制作森出力→編集部●●宛電池メーカー「GSユアサ」の研究開発センター主査・中川裕江さんは、約20年にわたってリチウムイオン電池の基礎研究を担当。リチウムイオン電池とは充電可能な二次電池の一種。スマートフォンやノートパソコン、電気自動車など、私たちの身近で使われています。その研究成果により、昨年は電気化学会の「女性躍進賞」(※3)を授賞しました。中川さんは1990年に同社初の女性研究職に採用されました。「研究部門の女性用制服を決めるところからのスタートでした」そんな状況を「むしろチャンス」ととらえていたと言う中川さん。「『女性にはこういう仕事』と先月1日、ワーキングマザーらが設立した「Megami」のオフィス。「できたて、ほやほやです」と、笑顔で迎えてくれたのは代表取締役社長女性研究職の第一期として、後輩が働きやすい環境づくりも「今後も、働く女性を応援するための事業を展開していく予定です」(左/小島雅子さん)。「〝働く〞ということに、一歩だけ頑張って踏み出してもらったら、みんなでドンと背中を押します」(坂本景依子さん)働く女性・働きたい女性のための事業に取り組むワーキングマザーたちせりを采配する東垣直美さん。堂々としていて、〝かっこいい〞姿です。「現場のみなさんに見守られ、鍛えてもらいました。これから私自身が次の世代を育てる存在になっていかないと」の小島雅子さんと、取締役副社長・坂本景依子さん。同社は、社員や起業家、子育て中の人などを対象に、働く女性や働きたい女性をサポートする事業に取り組んでいます。「以前、勤めていた会社には育児中の在宅勤務制度はあったものの、ママ友もおらず、親は遠方。育児の不安や悩みを一人で抱え込み、とにかく孤独でした」(小島さん)「自宅で仕事をしていると、締め切り前に限って子どもが遊びたがったり、ぐずったり。つい怒ってしまい『何のために仕事をしてるんだろう』と。そんなとき、誰かに『ちょっと見てて』と言えれば、どれだけ心強いか」(坂本さん)2人はそれぞれ、子育てをしながら働くしんどさ、企業の制度が現場の女性たちを十分にフォローできていないことを実感してきたそう。「ここにはシェアオフィスもあり、子ども連れでの利用もOK。自宅で仕事をしている人の、もうひとつの仕事場として活用してもらえれば」「働くお母さん同士がつながって、仕事や育児を学び合い、助け合える空間にしていきたいですね」育休中や産休中の会社員などのキャリアアップをサポートするセミナーも開催。一方、企業側には女性社員の福利厚生の一環としての同社オフィスの活用や、社員に結婚や妊娠といったライフプランをヒアリングし、その人に合った勤務システムなどを提案しています。「女性活躍推進法は大きなチャンスでもありますが、どう向き合っていくか女性だけではなく企業も揺れている。私たちは、双方にメリットをもたらす事業を通して、女性が真に活躍できる社会を目指します」(小島さん)朝6時の京都市中央卸売市場。第一市場のせり台に、マイクを持って立つのは「京都青果合同」唯いう前例もなかったので、好きなことをやりたいところまでやらせてもらえるなと」同時に、女性研究職の第一期として「女性には『家庭を重視したい』『仕事を優先したい』など、さまざまな事情や考え方がある。後輩たちが仕事をやりやすい環境を、自分がつくっていかないと」とも思ったそうです。現在も続く研究テーマに出合ったのは入社6年後のこと。「専門外の分野だったのでイチから勉強しました。悪戦苦闘の連続でしたが、すぐに私にとって魅力とやりがいのあるテーマになっていきました」研究部門が移転することになったときも、そのテーマを続けるために転勤を自ら決断。情熱は今も冷めず「世の中にない電池、今までにない用途を生み出したい。まるで、雲をつかむような話ですが」と笑顔で話します。「大切にしているのは、自分で自分のリミットを決めないこと。既成概念や経験にとらわれて『どうせだめだろう』とあきらめず、『必ずできる』と思える力がないと技術も自分も前に進めない。そこでの失敗は無駄でも回り道でもなく、前進や成長のための学びにつながるんです」※3 独創性の高い研究または新しい技術開発を進め、今後の活躍が期待される女性研究者・技術者の中から選考一の女性せり人、東垣直美さんです。その正面には買い手である仲卸業者がずらりと並び、東垣さんに注目。はりつめた雰囲気の中で、やりとりされる言葉や動作は記者にはさっぱり…。「私が野菜の品名、等級、数量などを伝え、仲卸業者さんは買い値を〝手やり〞という指の動きで示します。その中から高い値を付けたところに売っているんです。テンポよくかけ声を出し、正確に手やりを読み取ることで、進行がスムーズになり安定した値段につながります」と東垣さん。せり人を志したのは、先輩の姿に「かっこいい!」と憧れたのがきっかけとのこと。「2008年に資格を取ったらすぐ、特に練習もしないまま『じゃ、立って』って。あのときは、崖から突き落とされたよ「入社当時、女性は男性の3倍働いて一人前と言われたこともあったんですが、私には絶対無理(笑)。そのかわり、自分ができると思ったことはとことん精いっぱいやってきました」と中川裕江さんうに感じました」そんな東垣さんのせり人初日、仲卸業のみなさんは拍手で迎えてくれたそう。「私の練習のためにと難しい手やりを出してくださったりも。仲間の一員として、みんなで育てようという温かい気持ちが伝わってきました。そんなふうに優しく迎えてもらいましたが、普段は女性扱いされていません(笑)」せりを終えた後は、生産者に当日の販売状況や翌日の発注内容を連絡。仲卸業者のニーズを伝える一方、生産者が作る野菜や新商材・生産地を開拓して仲卸業者に紹介し、両者をつなぐ役割も担っています。目標は、産地や仲卸はもちろん、その先にいる消費者にも喜んでもらうことです。産地と食卓をつなぐ〝せり人〟として、朝6時にせり台に立っています京都青果合同 季節・つま物部係長 東垣直美さんMegami代表取締役社長・小島雅子さん、 取締役副社長・坂本景依子さんGSユアサ研究開発センター 主査 中川裕江さん1「モイスト クレンジングミルク」を4人に2「メカニックデザイナー大河原邦男展」ペア招待券希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。4月8日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り天然ハーブを中心とした自然素材が原料のオーガニックスキンケアのブランド「chant a charm(チャントアチャーム)」。今春発売の「モイスト クレンジングミルク」(2700円)は、温泉水をベースにした、ハードメイクにも使えるクレンジングです。ミルクを肌になじませると、オイル状に変化してメイクや肌の汚れを包みこみ、最後は水で洗顔。この商品を、読者4人に。展覧会用新作描き下ろしイラスト(部分)ⓒタツノコプロ ⓒ創通・サンライズ佐川美術館=☎077(585)7800chant a charm(ネイチャーズウェイ)=10120(070)153佐川美術館(守山市)では、春季企画展「メカニックデザイナー大河原邦男展」を開催。4月17日(日)~6月16日(木)。大河原邦男さんは、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」といったアニメ作品で、ロボットなどのデザインを手がけました。本邦初公開の作品や貴重な資料も展示されます。この招待券(一般1000円)を2枚1組にして、読者5人に。■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントします☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは〝医師と患者のすれ違い〟がテーマ「第13回 京都府医師会 医療安全シンポジウム」4月24日(日)開催 入場無料 申し込み不要京都府医師会京都府医師会が、より安全な医療の実現に向けて共に考える場として年に1回開催している「京都府医師会 医療安全シンポジウム」(入場無料)。13回目のメインテーマは「なぜ、すれ違う 患者の立場 医者の立場 partⅢ」です。「いつまでも健康で長生きしたい」との患者の願いに、医者も応えたいと努力しているはず。同じ思いを持っていても、医療現場では両者間でさまざまな問題が生まれているのだそう。当日は、過去にも議論された〝医師と患者のすれ違い”を軸に、認知症などの事例を取り上げながら、立場の違いについてパネリストが意見を交わします。協議テーマは「医療の現場と認知症」「医療の不確実性について考える」(追加および変更になる場合あり)。意見を聞いて、それぞれの関係を考えませんか。申し込み不要、参加希望者は直接来場を。〈日時〉4月24日(日)午後1時30分~4時〈会場〉京都府医師会館3階310会議室(JR「二条」駅東側出口より南へすぐ)〈主催・問い合わせ〉京都府医師会(中京区西ノ京東栂尾町6)=☎075(354)6101。駐車場なし第13回 京都府医師会 医療安全シンポジウム「なぜ、すれ違う 患者の立場 医者の立場 partⅢ」〈日時〉4月24日(日)午後1時30分~4時〈会場〉京都府医師会館 3階310会議室〈パネリスト〉山口育子さん(ささえあい医療人権センターCOML 理事長)、岡田英子さん(医仁会武田総合病院 医療安全対策室 室長)、勝本孝子さん(洛和会ヘルスケアシステム 介護事業部 訪問看護事業課長)、竹中織恵さん(居宅介護支援事業所管理者)、芦田豊実さん(認知症の人と家族の会 京都府支部 世話人)、谷川徹さん(京都府医師会 医療安全対策委員会 委員)、岡田隆さん(京都府医師会 医療安全対策委員会 委員)〈座長〉依田建吾さん(京都府医師会 医療安全対策委員会 委員長)〈定員〉300人 ※入場無料(申し込み不要)。満席の際は入場できない場合があります
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