リビング京都 中央版 4月16日号
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◇2面に続く変化を経て、〝自分らしく〞輝いています変化と一言でいっても、自ら望んでその環境にとびこむ場合もあれば、運命のいたずら(?)により変わることも。こちらの3人はどのような変化を経験し、今、どのような充実感を味わっているのでしょう。撮影/桂伸也、舟田知史ほか イラスト/オカモトチアキ南区・YOさん北区・宮田公美乃さん6回、転居。環境の変化をチャンスと捉えました住まいだけではなく、家族の関わり方も変わりました苦手だったんです」岡山で約7年過ごした後、大阪・京都の各地を引っ越し。転居を繰り返すなかで、YOさんはある〝変化〞を決意します。「引っ越しをチャンスと思って、明るい性格になろうと決めたんです。今までの自分を知っている人は誰もいないんです「生涯の友人ができたことも、引っ越しをしたおかげです」とYOさん家族共有の収納スペースは動線を考えてリビングに入ってすぐの場所に。「今では、家族もすすんで片付けをしてくれます」バウムクーヘンを製造・販売している森美香さんは、薬剤師から菓子職人に転職しました。当時勤めていた病院の売店で手作りお菓子を販売することになった森さんの耳に、こんな患者の声が届きました。「私たちも甘いものが大好き。でも市販のお菓子は添加物が気になって…」。このとき、「こういう人たちが安心して食べられるお菓子を作ろう」と〝針路変更〞を決意したと言います。 33歳で、単身ドイツへ。2年後には職人試験に合格、その5年後には製菓マイスターの国家資格を取得。菓子店などで約9年勤務をした後、帰国。北区紫竹に開業し、この夏で9年になります。「私は昔から我が強く、人に合わせることが苦手。でもバウムクーヘンの生地には120%私が合わせます。季節や気温によって様子が変わる生地は、私以上にわがまま。絶対的に服従です」と笑顔で語る森さん。「日々、同じ仕事を繰り返すことが自分を変えるきっかけになります。生地に教えられますね」「お菓子の世界へと決めてから実行に移すまでに約1年かかりました。〝変化〞には時間も必要。でも、『コレッ』て思うのは一瞬です」と森さん北区・森美香さん「子どもの持ち物や服などが増えるにつれ、収納空間とのバランスの悪さが気になるようになっていました」という宮田公美乃さん。6年ほど前、理想の空間を実現するために整理収納アドバイザー2級と1級の資格を取得。これが〝変化〞のきっかけとなりました。「もともと片付けは苦ではなく収納技術には自信があったのですが、理論を学ぶ前と後では考え方ががらりと変わりました。〝必要なもの〞と〝好きなもの〞だけを厳選して手元に置くようにしているので、家の中にいるだけでウキウキします」また、「住環境を整えたら心にもスペースができたみたいで(笑)、気持ちに余裕ができ家族とのコミュニケーションがうまくとれるようになった」と言います。「子どもたちへの接し方も変わったかな。悪いことが起こってもくよくよせず、何ができるのか、どういう解決法があるのかを考えて教えるようになりました。整理・収納で 〝人生が変わる〞と言ってもいいくらいに、今の生活に満足しています」この春、何か〝変化〟を経験した人はいますか? 新年度のスタートにより環境が変わったり、子どもが進学したため生活リズムが変わったり―。中には、就職や転職をした人もいるかもしれませんね。そんな変化を前向きにとらえると、人生がさらに輝くかも。変化を楽しむコツ、紹介します!から。どこに転居しても、『気負わなくてもいい、自然体でいればいいんだ』と思って、前向きな気持ちを維持するよう心がけていました。そうすると、自然と良好な人間関係が築けるように。同時に、生活も楽しくなりました」約3年前、「寺社、美術館巡りを夫婦で楽しみたい」と夫の定年を機に大阪・泉大津市から南区へ住まいを移しました。近隣は高齢者が多く、若い人が来てくれてうれしいと喜ばれているそうですよ。しむしむとと、、化化化化化化化化ををかかにに活活ががキーワードは〝前向き〟より資格を取得した結果仕事の事情で夫の転勤に伴って、結婚してから6度の引っ越しを経験している広島出身のYOさん。初めての転居は、30歳のとき。住み慣れた広島から岡山へ引っ越しました。「当時はママ友との関係に気を使い、気疲れしてしまった。おとなしくて、自分を表現するのが自ら求めて薬剤師から菓子職人に。毎日繰り返す仕事が自分を変えるきっかけに2016年4月16日1756号

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