リビング京都 東南版 5月21日号
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(2)2016年5月21日(土曜日)東南第1759号「京都でかなえる 家づくり 2016年度版」京都リビング新聞社では、5月31日(火)に、「リビング京都」特別編集の住宅本「京都でかなえる家づくり 2016年度版」を発行。地元・京都で活躍している工務店や設計事務所の情報が詰まっています。数々の施工例を掲載しているので、参考にしてみて。希望者は電話、ファクス、「リビング京都」のホームページから申し込みを(詳しくは3面参照)。本・送料とも無料で自宅に届きます。限定5000冊。新築・リフォームのヒントがぎっしり「リビング京都」特別編集マイホーム完成後も、不動産取得税、固定資産税、火災保険料といった家にかかるお金が発生します。「おおよそ、固定資産税は10万〜20万円(※1)、火災保険料は5万〜10万円(※2)を年間で想定しておきましょう。また、住宅ローンを借り入れるなら、継続して返済していかなくてはなりません。共働きをするのか、子どもは何人育てるのか、親世代と同居をするのかなど、今後のライフプランをしっかりと考え、返せる額から借入額を算出するようにしてください」家を建てるのに必要なお金というと、建築費用や土地代が思い浮かびますが、そのほかにどういった費用がかかってくるのでしょう。「住宅購入時に必要な〝諸費用〞は、建築費の約2割を用意しておくのが建てた家に長く住み続けるには「定期的なメンテナンスが大事」と渡邊さんは話します。そのための経費の心積もりをしておきましょう。「5年〜10年目で交換の可能性が出てくるのがお風呂の給湯器。お風呂をはじめ、キッチン、トイレといった水回りも比較的早めに修理のタイミングが訪れます。設備の故障、カビの発生などが理由として挙がってきます」日光や雨、風にさらされる屋根も傷みやすい部分ですね。「塗り替えなどのメンテナンスは約10年に一度のペースで計画を」屋根の補修は足場を組まなくてはならないので、費用がかさむとか。「高所のリフォームを同時期に行えば、何度も足場を組まなくて済みます。屋根のほか、外壁、窓などがありますね。こうした家を建てた後にかかるメンテナンスの費用は30年で500万〜600万円を目安と考えておくといいですよ」(※1)土地と建物の評価額によって変わります(※2)建物の規模や建築方法によって変わります「京都府不動産コンサルティング協会」会員・渡邊博子さん教えてくれたのは…「家族がどういった生活を送るのかを想定しておくことが大切。子どもの養育費や教育費など、家計全体を踏まえ、家づくりの資金計画を立てていきましょう」理想です」とは、「京都府不動産コンサルティング協会」会員の渡邊博子さん。「諸費用は現金で支払うことになっているので、準備しておいてください。売買契約書や住宅ローン契約書にかかる印紙税は1万〜2万円。登録免許税は登記にかかる費用で、手続きの際には司法書士報酬が要ります。そのほか、工事の無事を祈るために行う地鎮祭などの費用も必要ですね」「長年生活をしていると、どうしても物は増えてしまいますよね。天井裏収納があれば、居住スペースが広く確保できるので、100万円余分にお金をかけても値打ちはあるかもしれません。ただし、天井裏収納の設置については建築基準法上の制約があります。例えば、『床面積は下の階の8分の1以内』『高さは1・4m以下』『上り下りのためのはしごは固定式ではなく折り畳み式、もしくは取り外し可能なものを設置する』などです。こういった条件をクリアしないと固定資産税がかかってしまうので注意してください」マイホームのための資金計画いつ、どんなお金が必要?5万 10万円1万 2万円3万 5万円3万4万円※各費用・時期は目安です20年目25年目以降などなどなどなどなど5万 6万円40万 50万円100万 200万円15万 30万円100万150万円10万20万円建てた後建てる前ローンの返済不動産所得税登録免許税固定資産税引っ越し代屋根の塗り替えお風呂屋根のふき替えサッシ洗面台土地購入工事5年など10年目火災保険料土地地盤調査費印紙税司法書士報酬地鎮祭解説解説解説(1カ所)エアコン、給湯器の交換30万 40万円諸費用家づくりのお金の流れ「樹脂タイプのサッシは、寒さの厳しい環境下でも省エネで快適な住環境をつくるために開発されました。腐食しにくい、加工しやすい、メンテナンスに手間がかからないといった特徴があり、今後注目が高まっていくとはしごを引き下ろすタイプの、8畳ほどの天井裏収納を設置。普段使わない物をしまっておけるよう、広さにこだわりました。費用は100万円ほど (はな)の「予算に限りはあるけれど、ここにはこだわってお金をかけたい!」。実際に家づくりを経験した読者に、そんなお金のかけどころを聞きました。渡邊さんがそのポイントについて解説してくれます。のかけどころ建築後は、長く住み続けるための費用が大切「窓を多くすると採光により電気代の節約につながります。さらに通風性が良くなり、ダニやカビを防ぐこともできます。通風性を高めるには、窓を2面以上つくり、一直線に対面させるのが重要。その土地の風向きに室内を明るくするため、できるだけ窓を多くしました。天井裏にも部屋をつくることに。これらにお金をかけたため、キッチンやトイレ、お風呂は標準仕様にしてコストを抑えました (りんご)考慮した配置にするのもポイントです。窓を多くしたときは、カーテンやブラインドの費用も計算に入れておいてください。西に窓を設置すると西日が当たって室温が上がり、夏は光熱費が高くなることも。デメリットも考慮しつつ、開放的で心地いい住まいを手に入れたいですね」思います。熱伝導率はアルミに比べて約1000分の1。断熱性に優れ、夏は涼しく冬は暖かい家が実現できます。そのほか防露性、遮音性、気密性が高いのもポイント。アルミよりもコストがかかっても、十分にメリットがあります」現在、新築の計画途中。北向きなので断熱性にこだわり、サッシをアルミより高価な樹脂タイプにする予定。性能が高いとお金もかかりますが、メンテナンスのしやすい家にしたいと思います(ポチ)お金1キリンビール「一番搾り 京都づくり」の6缶パック2書籍「信濃の戦国武将たち」を4人に希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。5月27日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切りキリンビール(東京都中野区)の地域限定品「一番搾り地元うまれシリーズ」に、京都府産麦芽を一部使用して醸造された「一番搾り 京都づくり」が仲間入りします。6月7日(火)、府内店舗や飲食店で取り扱い開始。スッキリとした中にも、うま味の広がる上品な味わいが特長。発売を記念して、350ml缶6本パック(オープン価格)を読者10人に。※20歳未満は応募不可宮帯出版社=☎075(441)7747真田信繁(幸村)の祖父・幸綱と父・昌幸をはじめ小笠原長時、村上義清、諏方頼重、木曽義昌ら戦国時代の信濃で活躍した14人の武将たち。その伝記を収めた「信濃の戦国武将たち」(2700円、宮帯出版社/京都市上京区)が発刊されました。著者は、長野県立歴史館の館長で信濃中世史研究家の笹本正治さん。この書籍を、読者4人に。キリンビールマーケティング京滋支社=☎075(353)1861■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントします
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