リビング京都 西南版 6月18日号
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(12)2016年6月18日(土曜日)西南第1763号撮影/児嶋肇田植え前の「体験農園」。ここで子どもたちが稲作体験を行います「ホタル広場」での観賞会も企画しているとか※公共交通機関での来園がおすすめとのこと奥海印寺通長岡天神駅阪急長岡天満宮片山田西代里山公園柳谷道西山天王山駅長岡天神駅長岡天満宮京都縦貫自動車道西山天王山駅「雨水をためる調整池やヘリポートも整備。防災拠点としても活用する予定です」と話す、志水さん(左)と上村さんログハウスのような外観の管理棟は現在工事中。そのため、取材時にはこの奥の「展望広場」と「カブトムシの森」に入ることができませんでしたが、7月下旬の管理棟完成後は開放されます。ベンチが備えられた「展望広場」はひと休みするのにもぴったり。芝生の広場から、その先の住宅地まで見通せます。その裏手が「カブトムシの森」。カブトムシの好むクヌギを植え、西山山麓の自然を再現しているとか。「クヌギは成長が早いので、どんどん木が生い茂ってきます。昆虫もたくさん見られると思います」(上村さん)西山キャンプ場へ続くハイキングコースに抜けることも可能に。ここから山歩きに出発するのも7月下旬に「展望広場」「カブトムシの森」も開放カラフルな遊具に子どもたちは興味津々。「芝生が広がっていてきれい!」とお母さんたちからも好評です京都縦貫自動車道・西代トンネルの付近。工事をしているのを目にし、「何ができるんだろう」と思っていた人もいるのでは。5月29日にオープンしたのが「西代(にしんだい)里山公園」です。子どもが自然と触れ合えるスポットができましたよ。いいですね。今後は、住民による催しの開催も検討しているそうです。問い合わせは長岡京市公園緑地課公園整備係=☎075(955)3146=まで。阪急「西山天王山」駅から京都縦貫自動車道に沿って北西へ約2㎞。住宅地を抜けた先の斜面に「西代里山公園」が造られました。美しい芝生が敷かれ、後方には山が見える、のどかな空間です。「約2万2000㎡と、長岡京市内の公園としては3本の指に入る広さです」。そう教えてくれたのは、長岡京市建設交通部公園緑地課課長の志水忠弘さん。同課公園整備係の上村信悟さんによると「もともとこの辺りには田んぼが広がっていました。その里山の風景をイメージした公園です」とのこと。園内は「遊びの広場」「多目的広場」「体験農園」「ホタル広場」「カブトムシの森」といったエリアに分かれています。「遊びの広場」から東へ反時計回りに、見どころを案内してもらいました。まずは、子どものにぎやかな声が響いていた「遊びの広場」。「遊具はこのエリアに集めています。午前中は特に、就園前の小さいお子さんが多いですね」(上村さん)1歳3カ月の女の子を連れたお母さんは「楽しい遊具があって子どもも喜んでいます。家の周りにはこんな広い公園はないので、今日は少し足を延ばしてみました」。近くには別の親子の姿も。1歳5カ月の男の子がライオンの遊具に乗ったり、芝生を走り回ったり。お母さんも「初めて来た場所なので、新鮮でうれしいみたい」と笑います。ゆるやかに回る水車の隣が「体験農園」。小さな田んぼが作られています。「地元の小学校や幼稚園の子どもたちが稲作体験をするための田んぼです。訪れた人にも、かつての田園風景を感じてもらえたら」(上村さん)。6月上旬には子どもたちが田植えを実施。開花や黄金色の穂など、成長の様子を観察できそうです。「ホタル広場」には、近くを流れる小泉川の水を利用した池を設置。「小泉川にはホタルが生息していて、毎年観賞会も開かれています。園内の奥では地元の団体がホタルを養殖しているんです」と志水さん。生育環境が整えば、ほのかな光が浮かび上がる景色が見られるかもしれませんよ。長岡京市に自然と触れ合える公園がオープン●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=146,740部(2009年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計474,580部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページでは無料のhttp://kyotoliving.co.jp

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