リビング京都 中央版 7月9日号
18/20

(Ⅱ)実際にオープンキャンパスに出かけたとき、具体的にはどんな点に注目をすればいいのでしょう。これから参加をしたいという親子のために、学生やオープンキャンパスに参加した保護者がアドバイスをくれました。このときの体験が、より良い大学生活に結びついているようです。でチェック「現役の保育園の先生と触れ合えるのが魅力です」「保育園での楽しい記憶があるので、今度は私が子どもたちにそんな時間を届けたくて」とは、池坊短期大学・幼児保育学科1年次生の松田佐登越(さとえ)さん。昨年の夏、オープンキャンパスに参加した松田さん。「まず子どもの気持ちを理解してみようと、保育園の先生に教わりながら手遊びやゲームをしました。先生が優しかったこと、少人数制のため先生と学生の距離が近いことが印象的でした」と振り返ります。同大学の幼児保育学科は、新設されたばかり。校舎の中に「池坊保育園」があり、そこの先生や子どもたちと触れ合う機会があるのも、魅力の一つです。「学び始めると、子どもが好きなだけじゃダメなんだなと実感。不安もありますが、家族は『好きな分野で頑張って』と応援してくれています。子どもに信頼される、おもしろい先生を目指します!」直前まで「池坊保育園」の子どもたちが遊んでいたキャンパスの中庭で撮影。笑顔を絶やさない松田さんですが、実は「昨日の体育の授業で筋肉痛なんです」池坊短期大学も私も最初から好印象でした。キャパスライフは本当に楽しいです」高校は理数系。一転、「大学では哲学を学びたい」と大幅に進路を変更した高校3年生のとき、「オープンキャンパスに来たのは大谷大学だけ。その分、何回も参加しました」。そう笑う奥西文香さんは、現在、大谷大学哲学科の1年生です。「哲学を学べる大学の情報をいろいろと集めてみたのですが、大規模な総合大学よりも小規模で単一の学問領域を研究する単科大学の方が性に合っていると思って」と文香さん。母親の正美さんと一緒に初めて訪れた大谷大学のキャンパスは、「私も母もアットホームな雰囲気でいいなというのが第一印象でした」。とはいえ、昨年の今頃は、進学への迷いもあったそうです。「勉強についていけるのか不安で…。語学が本当に苦手なんです。オーると、学習支援室など学生をバックアップする体制について説明されて、これなら大丈夫かもと安心できました。その後、何度も話を聞きに行っていたので私のことを覚えてくれている先生もいて、うれしかったです」と文香さん。正美さんも、「先生方と話をする娘の様子を見ることができて良かったです。会話を重ねるたびに、大学に進学する意義オープンキャンパスをフル活用した文香さんに、これから参加する人たちへのアドバイスを求めると「志望する学科が決まっていたら、担当の教員や在籍する学生とできるだけたくさん話をしてみてください」とのこと。生の声を聞くことで、大学での学びに対する理解が深まるとか。正美さんには保護者へのメッセージを聞きました。「子どもが入学を考大谷大学「この建物は、尋源館(じんげんかん)。大学のシンボルです」と、愛知から参加した親子にキャンパスを案内。昨年はキャンパス内で迷ってしまったという文香さん。今年は、学生スタッフの一員として堂々の案内ぶりです「自分の視野が広がったのは、幅広い学びの場だったから」「幅広いジャンルの勉ッフとして活動してきま「夢に近づく勉強ができると感じて、迷いはなくなりました」幼いときから、保育士になるという夢を持っていた永井優花さん。春から京都西山短期大学・保育幼児教育コースに通っています。進学の決め手になったのが、高校2年生の夏、両親と一緒に参加したオープンキャンパスでした。「体験授業での先生の教え方が分かりやすくて、おもしろかったんです。入学したら実際にこんな授業が受けられるんだと、ワクワクしました」と優花さん。高校生から始めたばかりで不安があったピアノについては、「練習室がたくさんあり、個別レッスンをしていると聞いて、自分にぴったりだと思いました」。さらに、先輩に質問ができる時間もあり不安を解消できたそう。「自分の夢に近づくための勉強ができると感じられたことで、迷いはなくなりました」母・春美さんは「行く前は何も知らなかったので、親としては心配もありました。でもオープンキャンパス後は、夫と私の方がここがいいと背中を押していて。それは、校舎を案内してくれたり、手遊びを披露してくれた在校生の生き生きとした姿を見て、娘もこんな学生生活を送るのかなとイメージできたからです」と言います。「緑豊かで静かな環境や、絵本がたくさんある図書室にも感動しました。こんなにいいところで学べるんだなって」と話す春美さんの横で、優花さんもうなずきます。「学校生活はどうですか」という質問には、「めっちゃ楽しい! 充実しています」と即答の優花さん。春美さんも、「毎日、今日はこんなことがあってと話してくれるんです」とうれしそうです。校舎内の芝生の前で。「オープンキャンパスでは、先生方が親身に相談に乗ってくださって」と春美さん。優花さんは、「保育士になるために、いつどんな勉強をしたらいいのかがわかりました」京都西山短期大学全学科でAO入試を実施大谷大学/大谷大学短期大学部【入学センター】 TEL.075-411-8114(直通)【テレホンサービス】 TEL.075-411-8000【Eメール】 nyushi-c@sec.otani.ac.jp【URL】 http://www.otani.ac.jp/nyushi/■文学部/真宗学科、仏教学科、哲学科、社会学科、歴史学科、文学科、国際文化学科、人文情報学科、教育・心理学科 ■短期大学部/ 仏教科、幼児教育保育科〒603-8143 京都市北区小山上総町  ※本学キャンパスは大学の休日を除いて自由に見学できます。 ※自動車での来学はご遠慮ください。交通●JR・近鉄・地下鉄「京都」駅・阪急「烏丸」駅から地下鉄烏丸線「北大路」駅下車、6番口すぐ。 ●京阪「出町柳」駅から市バス・西賀茂車庫行「北大路バスターミナル」下車、6番出口すぐ。Open CampusOpen Campusスマートフォンサイトへ7/7/717日7/17日9:45~15:009:45~15:008/8/86土・7日・21日も開催8/6土・7日・21日も開催AO入試直前! AO入試・自己推薦入試の対策として、提出書類である「エントリーシート・自己推薦書」に関する講義を開講します。入試の詳細やポイントなどを聞いて疑問や不安を解消しましょう。2016■AO入試セミナー型 (対象学科:社会学科、歴史学科、人文情報学科、短期大学部仏教科、幼児教育保育科)■AO入試学科論文型 (対象学科:真宗学科、仏教学科、哲学科、文学科、国際文化学科、教育・心理学科)※詳細は大学ホームページで確認してください※詳細は大学ホームページで確認してください。7/7/717日7/17日13:00  ~13:50  ~13:5013:00  ~13:50AO・自己推薦入試対策講義開催!

元のページ 

page 18

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です