リビング京都 東南版 7月9日号
17/20

オープンキャンパス特集保護者のための見て、体験して、納得親子で大学へ大学の雰囲気を肌で感じられるオープンキャンパス。京都の大学で次々と開催されます。この機会を利用して、保護者も一緒に出かけませんか。親子ともに納得できる大学選びができそうですよ。ここにも注目、これも参考に池坊短期大学では、「いけばなレッスン」「ブライダルプランナー体験」など、全3学科6コースで実習形式の授業を実施。憧れの職業について先生に詳しく聞けることや、当日の案内役である〝学生キャスト〟と話せることで将来像をイメージしやすいとの声も届いているとか。先生や先輩の姿から、将来像をイメージ高校生とその保護者が工作に挑戦。そんな場面もみられたのが、京都華頂大学・華頂短期大学のオープンキャンパスで開催された幼児教育学科の体験授業です。テーマは「子どもと一緒に楽しむ保育内容」。歌や手あそび、絵本の読み聞かせなど、同学科の教員によるリレー形式の授業が行われました。紙コップやストローなど身近な材料を使ったおもちゃ作りの時間は、参加者みんな、童心にかえって夢中で作業。指導教員が、「上手にできなくてもいいんです。経験しておくことが大切。どの作業が難しくて、何が面白いのか、分かっておきましょう」と声をかけます。参加した父親たちからは、「こんなふうに一緒に何かを作るのは、めったにできない体験」「スタッフとして頑張っている1回生の学生の姿が見られたのが良かった。わが子の入学後の姿と重なるようでした」との意見が聞かれました。今回で体験授業は3度目という高校3年生に付き添ってきた母親からは、「こちらに来るたびに、意識が高まっているようです」との声も。体験授業に参加すると、大学で学ぶことの意義を理解しやすくなり、その先の就職についても情報が得られるのが魅力です。体験授業で、学びの意義を楽しく理解体験授業のオープニングでは、「かたつむり」の歌を手あそび付きで合唱しました。「6月に教育実習があるので、2回生は全員、この曲をピアノで弾けますよ」(指導教員)学生スタッフによるフリートークが人気大谷大学のオープンキャンパスでは、おそろいのTシャツに身を包んだ学生スタッフが来場者を迎えます。学生スタッフには1年生から4年生まで70人以上が登録。教育・心理学科4年生の丸山美和さんは4年間活動してきた経験をもとに、「私たち学生が話をするからこそ、高校生の心にしっかりと伝わることもあると思っています」と話します。「いろいろな学生がいるので、僕たちを通して学生生活をイメージしてもらえたら」とは、社会学科3年生の溪(たに)響さんです入試対策や模擬授業、就職相談などさまざまな企画がある中で、毎回人気なのが学生スタッフによるフリートーク。今回も、高校生との熱いやりとりで盛り上がっていました。丸山さんが在籍する教育・心理学科では、小学校や幼稚園に就職した卒業生が来て、現場の話をしてくれる企画も実施されていました。「進路に迷っている高校生も多いと思いますが、オープンキャンパスに参加することで自分に合う大学、自分が学びたいことがきっと見えてくるはずです」と思いを語る二人。学生イベントは、ほかにもクラブの紹介やキャンパス見学ツアーなどが行われています。大学の魅力を発信する学生スタッフの姿と声は、高校生はもちろん保護者にとっても参考になりそうですね。丸山さん(左)と溪さんも、高校生のころにオープンキャンパスに参加。「『オープンキャンパスで先輩の話を聞いて進路を決めました』という声を聞くとうれしくなります」有栖川宮旧邸を無料拝観平安女学院大学の教育・研究・情報発信の場である、有栖川宮旧邸「有栖館」(通常非公開)。京都市観光協会主催の「京の夏の旅」の主要スポットとして特別に公開されています。同学のオープンキャンパスに参加すれば、こちらを無料で拝観できますよ(高校生と保護者対象)。学生スタッフの案内によるキャンパスツアーに参加できるのが京都西山短期大学。教室や、学びをサポートする施設などを見て回ることができる企画です。取材当日は、地域交流などにも活用される多目的室、電子ピアノ室やピアノの個人練習室、図書館などを見学。小児保健実習室では新生児の人形を抱っこする体験もできました。ツアーの最後、カフェテラスでスイーツを楽しむころには参加者と学生スタッフはすっかり打ち解けた様子。授業や入試などについて質問する参加者も。施設を実際に見たことで、大学生活が具体的にイメージできたようですね。参加者に付き添っていた保護者からは、「キャンパスがきれい」「施設と授業内容がよく理解できました」「教職員と学生の距離が近くて、雰囲気がいい」といった声も聞かれましたよ。キャンパスツアーのほかに盛り上がりをみせたのが、保育幼児教育コースの体験授業。体育・リズム室に集まった学生スタッフと参加者全員でパラバルーンに挑戦していました。パラバルーンとは、大勢で大きなシートをひっぱったり膨らませたりする遊びのこと。担当する同大学の体育専任講師・小林志保さんは、「大学の授業では、さまざまな用具を活用して、幼児期の遊びの大切さについて体験しながら学んでいます」。キャンパスツアーで校内を見学、学生と交流学生スタッフと参加者が息を合わせ、パラバルーンを膨らませます。「この室内くらいの広さでは、大勢の子どもたちが騒ぐと危険なことも。空間に対する感覚を学ぶ場にもなっています」さまざまな特典がある大学も。京都経済短期大学では、「TeaTime&特別相談会」でデザートバーが楽しめます。入試の合格ポイントを教えてもらえるほか、京都土産付きというのも魅力。西京区のマスコットキャラクター「にしきょう・たけにょん」が会場に遊びに来ます。無料送迎バスあり。デザートバーもある「TeaTime&特別相談会」(Ⅰ)幼児教育学科 歴史学科華頂短期大学食物栄養学科京都華頂大学現代家政学部 現代家政学科児童学コース生活社会学コース日本史コース京都文化コース〒605-0062 京都市東山区林下町3-456TEL:075-551-1211(入学広報センター直通)E-mail:nyugaku@kyotokacho-u.ac.jphttp://www.kyotokacho-u.ac.jphttp://www.kacho-college.ac.jp実際の大学の授業が受けられる!実際の大学の授業が受けられる!7/18月祝京都華頂大学Class Visit Day開講授業の詳細は、本学HPをご覧ください。開講授業の詳細は、本学HPをご覧ください。2016 OPEN CAMPUS 8/6(土) ・7(日)・ 12/18(日)〈授業参加型学校見学会〉事前申込不要午前10時集合

元のページ 

page 17

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です