リビング京都 中央版 7月30日号
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(2)2016年7月30日(土曜日)中央第1768号「沢ノ池」(右京区)は、江戸時代に造られたという大きなため池。標高370mの山上にあります。池の近くまで車で行けるルートもありますが、今回は高雄方面から山歩きをしながら向かうことに。出発地点は西日本JRバス「槇ノ尾」停です。清滝川にかかる白雲橋(はくうんばし)の手前の福ケ谷林道(ふくがやりんどう)を進むと、いよいよ山道らしくなってきます。要所要所に「京都一周トレイル 北山コース」の標識があり沢ノ池の方向が示されているので、それを見ながら進んでいきます。歩くこと約1時間。木々の向こうに見える空が広くなったみたいと思っていると、視界が開けるように沢ノ池に出ます。空と山を映す水面は穏やか。それを見つめながらゆったりとした時間を過ごせそうな場所です。池のほとりは平地があるので、レジャーシートなどを持参し、ここで休憩してもいいかもしれません。その後は林道に戻り、京見峠方面へ。木立の間に続く、落ち葉でフカフカの道を歩くのは快適。京見峠からは、車に気をつけながら舗装道路を歩きます。約1時間で市バス「鷹峯源光庵前」停に到着です。十四丁を越えると見晴らしの良い地点に。この眺めに、山に登った実感がわいてきます滝の水が降りかかるほこらの中には、不動明王の石像がまつられていました山頂の「金刀比羅神社」の休憩所には、ミニチュアの船がまつられています牛松山登り口。かんぬき錠を自分で開けて入りますときには、このような傾斜の強い道も西日本JRバス「槇ノ尾」停~(徒歩約1時間)~沢ノ池~(徒歩約1時間20分)~京見峠~(徒歩約1時間)~市バス「鷹峯源光庵前」停永谷宗円生家(ながたにそうえんせいか)築300年以上の武家屋敷を利用した和食店。地元の野菜と豆腐を使った同店自慢の料理を手軽に味わえるランチメニュー「むしやしない御膳」は1944円。名物の野菜の煮物や、ぶぶしゃぶなど全5品。昼夜ともに予約を。「青製煎茶(あおせいせんちゃ)製法」という、製茶の歴史上で画期的な製法を開発・普及させたといわれる永谷宗円。代々の永谷家が暮らした屋敷の跡に、建設された見学施設です。外観の見学は自由、土日は室内の見学も可。トレッキングやサイクリングを楽しむ人たちがよく利用するレストラン。スープやサラダが付いた「ハンバーグセット」(1200円)や、プリン、チーズケーキなど自家製のスイーツ(数量限定)も人気です。●綴喜郡宇治田原町湯屋谷小字空広。問い合わせは宇治田原町産業観光課=☎0774(88)6638ぐるっと雑木林に囲まれている沢ノ池は、秘境のような趣が感じられます保津川とともに亀岡盆地のシンボルとされる牛松山は、〝丹波富士〞と呼ばれています。登山口から山頂までへき亭●亀岡市千歳町毘沙門向畑40、☎0771(23)0889。午前11時30分~午後2時、午後5時~9時。木曜休●北区鷹峯船水3、☎075(494)5150。午前11時~午後5時(土日祝は午前10時30分~午後8時)※12~3月の土日祝は平日と同じ営業時間。無休参考コースふるさとバス「亀岡駅前」停(JR「亀岡」駅北口)~(バス乗車約4分)~「北保津」停~(徒歩約5分)~牛松山登り口~(徒歩約1時間20分)~金刀比羅神社~(徒歩約1時間)~牛松山登り口~ふるさとバス「北保津」停~「亀岡駅前」停参考コース参考コース湯屋谷会館(綴喜郡宇治田原町大字湯屋谷小字尾華22)~(徒歩約3分)~うじたわら湯屋谷郷の案内板~(徒歩約50分)~大滝~(徒歩約40分)~うじたわら湯屋谷郷の案内板~(徒歩約3分)~湯屋谷会館は、一丁から十八丁までを示す〝丁石〞が設置されているので、それを頼りに登るのはスタンプラリーのような気分。…とウキウキしていたのは前半のみ。実は今回紹介した4カ所のうちで、一番登りごたえがあったのがこちら。道が険しいわけではないのですが、距離が長く時間がかかる分、体力を使うので、最後は「あと、三丁…」「まだ着かないの〜」と、少々その道標がうらめしく見えたこともありました。とはいえ、それも山歩きならでは。ゆったりとした尾根道を登っていくと、途中、眺めのよい場所が2つほどあります。青空の下、亀岡市街、田園が広がる様子を一望でき、高いところまで歩いてきたんだなと実感。吹き抜ける風もさわやかです。リフレッシュできたところで、さぁ、再び出発です。緑があふれ、避暑地のような雰囲気が漂う雑木林が杉林に変わってきたら、山頂はもうすぐ。最後に大きな鳥居をくぐって階段を進むと、頂上に「金刀比羅(ことひら)神社」があります。こちらには〝保津川下りの船乗りたちの神様〞がまつられています。灯籠が立ち、船の安全を祈る人たちの思いが伝わってくるようでした。参拝後は、下山。あのすてきな景色にまた出合えるのが楽しみです。宇治田原町・湯屋谷の「大滝」は鷲峰山系、田原川の源流で町内最大の滝。毎年9月1日にはウナギにお神酒を飲ませて滝つぼに放す、雨乞いの神事が行われています。取材時は、発着地点の「湯屋谷会館」まで車で。同館のパーキングが利用できるので、ここに駐車し、いざ出発!少し進むと「うじたわら湯屋谷郷の案内板」があり、少し懐かしさを感じる雰囲気の街並みを抜けると山道に出ます。山道といっても、舗装されているので歩きやすいコースですよ。杉木立の間を通っていると、どこからともなく山の家はせがわ鳥の声が―。「この鳥じゃないですか」とカメラマンがスマートフォンで検索してくれました。こういう楽しみ方もあるんですね。約50分で鳥居が現れ、大きな滝と小さな滝が連なって流れ落ちている景色が目に映ります。ここが、目的地の大滝。滝のすぐそばの石段を登ると、水しぶきが飛んでくるほどの距離まで近づけます。これは涼しい!それまでの暑さが和らぐクールダウンスポットです。帰りは、来た道を折り返します。のんびりとした山歩きができました。ゆるやかな流れの田原川と杉並木。鳥居が近くなるまで、のどかな雰囲気の道が続きます右京区・沢ノ池宇治田原町・大滝亀岡市・牛松山1びわ湖バレイの「ロープウェイ利用券」2東映太秦映画村のナイター入村券をペア15組に希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。8月5日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り標高1100mに位置する「びわ湖バレイ」(大津市)に、7月22日、「びわ湖テラス」がオープンしました。琵琶湖を一望するテラスとカフェを併設。竜王町の牧場の牛乳を使ったジェラートや土山町産の近江和紅茶など、滋賀県の食材にこだわったメニューが楽しめます。びわ湖バレイの山麓と山頂を結ぶ「ロープウェイ利用券」(大人往復2200円)を2枚1組にして、読者5人に。びわ湖バレイ=☎077(592)1155東映太秦映画村(京都市右京区)では、今夏も恒例のナイター営業が実施されます。8月6日(土)・7日(日)・11日(祝・木)~16日(火)・20日(土)・21日(日)の午後5時~9時。「五山送り火イルミネーション」「光の海神社」「史上最恐のお化け屋敷」など、夜ならではの企画が盛りだくさん。ナイター入村券(当日1500円)を2枚1組にして、読者15人に。東映太秦映画村=☎0570(064)349(ナビダイヤル)■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要ですプレゼントしますこだわりが詰まった家の完成見学会7月30日(土)・31日(日)、8月6日(土)・7日(日)家事の負担を軽減する動線や機能的な造作家具にも注目ゼン・コーポレーション「理想の住まいを実現したいけれど、どう形にすればいいのか分からない」。それなら、夢をかなえた人の家を見学することから始めませんか。土地探しから施工、アフターケアまで、トータルで家づくりをサポートする「ゼン・コーポレーション」。7月30日(土)・31日(日)、8月6日(土)・7日(日)は、同社が手掛けた物件の完成見学会が実施されます。左京区に建てられたこの家は、施主のこだわりがいっぱい。キッチンのそばに洗濯スペースを設けるなど、機能的な動線で家事の負担を軽減。外から家の中を見えにくくするために、窓の位置も配慮されています。ライフスタイルに合わせて設計された造作家具といった、収納が充実している点もポイント。木をふんだんに使った内装にも、同社の技術がうかがえます。細かなところは会場で確かめてみて。詳細は左記まで問い合わせを。●右京区嵯峨釈迦堂大門町38―2、10120(863)208。午前9時~午後7時、水休(事前連絡で対応可)●●●叡山電鉄「木野」駅叡山電鉄「木野」駅叡山電鉄「木野」駅北稜高校北稜高校北稜高校幡枝八幡宮幡枝八幡宮幡枝八幡宮妙満寺妙満寺妙満寺★見学会会場広々としたLDK。2階のロフトにまで延びる棚の使い道を考えるのも楽しみhttp://www.house-zen.com/完成見学会(予約制)〈日時〉7月30日(土)・31日(日)、8月6日(土)・7日(日)午前10時~午後5時〈会場〉左京区岩倉幡枝町565-11※予約は当日でも可。上記以外の時間、日時の見学の希望は応相談☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

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