リビング京都 西南版 8月6日号
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(5)2016年8月6日(土曜日)西南第1769号フラット35環境にやさしい京都の木の家づくり支援事業高齢者が住みよい家に改修する際の補助金も京都市木造住宅耐震診断士派遣事業及び京都市木造住宅耐震改修助成事業 「フラット35」は、民間の金融機関と「住宅金融支援機構」が連携して提供している、長期固定金利の住宅ローン。金融機関で契約をして資金を受け取る際に、返済終了までの金利と返済金額が確定します。市場金利が変動しても、最長35年間、金利が変わることはありません。そのため、長期にわたるライフプランを立てやすくなるのです。 そのほか、保証人が不要で保証料がかからない、繰り上げ返済をする際に手数料がかからないなどのメリットも。申込者の条件など、詳しくは「住宅金融支援機構」のホームページ(http://www.flat35.com/)をチェック。 近くの山で育った木を使うことで輸送にかかるエネルギーを削減、地球温暖化防止に貢献しようという取り組みです。 「京都府産木材認証制度」で認められた木材を、新築の場合は5m³以上、増改築の場合は1m³以上、使用していることなどが条件。上限40万円の補助金が交付されます。交付対象は、京都府の「緑の工務店」に登録している業者なので、利用を考えているなら確認を。http://www.pref.kyoto.jp/rinmu/14100029.html(京都府農林水産部林務課)。●京都市介護予防安心住まい推進事業 「京都市介護予防安心住まい推進事業」は、要支援や要介護状態となる可能性のある、65歳以上の高齢者を対象にした制度。条件を満たせば手すりの取り付けや段差の解消など、対象のバリアフリーの工事を行う場合に、費用の3分の2の金額が補助されます。上限は16万円。京都市以外の市区町でも、名称や内容を変えて実施している場合があります。●介護保険制度 要支援1・2、要介護1~5と認定された人が住む住宅について、対象の改修を行う場合に受けられる補助も。介護保険制度で条件を満たせば、改修費用の9割が支給されます。居住地の市区町に問い合わせを。 京都市では、住まいの耐震性能を調べる木造住宅耐震診断士を派遣。対象は、昭和56年5月31日以前に着工された京都市内の木造住宅です。平成28年度は診断士派遣が無料。診断の結果、安全性が低いと診断された場合には、耐震改修工事に必要な費用の一部を補助してもらえる「京都市木造住宅耐震改修助成事業」も利用可(昭和25年11月22日以前に着工された京町家が対象の助成制度もあり)。http://www.kyoto-jkosha.or.jp/sumai/taishin/index.html(京安心すまいセンター)。親戚が集まるお盆の帰省シーズン。老朽化した実家の建て替えや修理が話題に…。そんな場面もあるかもしれませんね。こうしたことは、経済的な負担が大きいので、少しでも節約をしたいもの。そこで知っておきたいのが、条件に合えば、補助金がもらえるなどの制度。その一例を紹介します。制度新築・リフォームを後押しざまなをうまくしさまて家族みんなが満足する2世帯住宅を将来を見据え、変化に対応できるよう提案バリアフリーリフォーム専門店ならではの視点が好評ですなごみシステム共働きなどで、親と同居を考えている人も多いのでは。「なごみシステム」では、親世帯と子世帯がともに快適に暮らせる家づくりに取り組んでいます。バリアフリーリフォーム専門店の「なごみシステム」。「いつまでも心地よく暮らし続けられる家を」という願いに応えるため、親世帯と子世帯の、家族一人一人が満足する家づくりを目指しています。得意とするのは、将来を見据え、体の変化にも対応できる空間の提案。例えば〝老い”への不安を軽減する、バリアフリーを考慮したアドバイスなど。誰でも何げない動作が不自由になることを想像するのは難しいもの。そんなとき、専門店の意見は参考になりそう。介護が必要な人がいる家庭の場合は、介護される人もする人も、どちらも生活しやすくなるように考えてくれます。これが評判となり、さまざまなリフォームの施工を依頼されるとか。「何かあったときに再度手を入れなくてもいいような住まいづくりをしておきませんか」とスタッフ。同社のバリアフリーリフォームはデザイン性もあると好評ですよ。「プライバシーを保ちながら、楽しく暮らしたい」「どの世代とも、コミュニケーションが図りやすい空間に」といった要望にも、ライフスタイルに合わせて創意工夫してくれるので、気軽に尋ねてみては。ポイント工事も大掛かりな変更もOK工事内容は予算に応じて多種多様。階段や壁に手すりを設置するなどのポイント工事の依頼も可。元気なうちに、移動しやすくするために間取りを変更しておくのもおすすめ。大掛かりな工事も専門店ならではの力を発揮してくれますよ。打ち合わせを重ねたうえで仕上げてくれるので、希望した通りのわが家が完成しそう。介護保険や自治体の助成金を利用した、リフォームの相談にも乗ってもらえます。●右京区嵯峨折戸町24―32 プロスパーズDC1階、10120(514)753http://www.nagomi-s.co.jp/なごみシステムJR山陰本線JR山陰本線JR山陰本線京福「鹿王院」駅京福「鹿王院」駅京福「鹿王院」駅京福「車折神社」駅京福「車折神社」駅京福「車折神社」駅フレスコ嵯峨店フレスコ嵯峨店フレスコ嵯峨店将来を見据えたリフォームの提案をしてくれる同社。福祉設備機器の相談もOKバリアフリー対応のほか、外観を町家風にリフォームすることも得意階段に設置されているのは、オリジナルのアイアン。素材など、細部までこだわった家づくりができます「ヴァニラリーフ」では住宅をはじめ、ショップや飲食店などの新築・リフォームを幅広く手掛けています。得意としているのは、施主の夢を第一に考えた、オリジナリティーのある提案です。「『こんな家にしたい』という、お客さんの憧れや思いを実現させることが一番です」とは、代表の髙倉哲法さん。希望や好みをじっくりと聞いた上で、デザインを提案してくれます。オリジナリティーや個性があり、それでいて、長く気持ちよく暮らしていけるように、居心地の良さや使い勝手が追求されている点も魅力。リクエストに応えるために、日本にない材料は海外で調達したり、インテリア作家や職人に依頼してパーツを作ってもらうこともしばしば。これまでもカントリー調、南欧風、和モダンやスタイリッシュテイストなど、予算内で数々の施主の理想を形にしてきました。〝経年変化”が楽しめる自然素材の家同社では、自然素材やその機能性を生かした家づくりも人気。無垢(むく)やケイソウ土などは、年月を重ねることで風合いが増していき、家族と一緒に家も成長するような感覚で、〝経年変化”が楽しめるそう。「シンプルな中にも遊び心を」といった声にも対応。例えば、アイアン製の手すりや取っ手、タイルやレンガ、ステンドグラスなどをワンポインリフォーム例。ケイソウ土を使った白い壁に、天井のはりが映えますトで取り入れるだけで、ほかとはちょっと違った個性が表せるのだとか。 細部にわたる提案力が満足度につながり、顧客の多くがリピーターや依頼主からの紹介です。利用者からの信頼度の高さもうかがえますね。今までに手掛けた住宅や工事中の現場見学も受け付けています。詳細は電話で問い合わせを。●左京区大原井出町398―1、☎075(744)4006施主の憧れを形にする提案力が評判リクエストに応えるために、パーツを一から作ることもタイルやステンドグラスを取り入れた、遊び心のある装飾も人気ヴァニラリーフhttp://www.vanillaleaf.com/

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