リビング京都 西南版 8月27日号
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(15)2016年8月27日(土曜日)西南第1771号宇治シネマ劇場「響け!ユーフォニアム」 物語の舞台は〝北宇治高校吹奏学部〟。コンクール出場を目指す高校生たちの奮闘と友情が描かれたアニメ作品です▶9月24日㈯午前10時30分~/午後2時~。前売り券800円▶会場・申し込み・問い合わせは宇治市文化センター(宇治市折居台1-1)=☎0774(39)9333〝北宇治高校吹奏楽部〟の大会出場は?「無鄰菴煎茶会」 山縣有朋の別荘で名勝の「無鄰菴(むりんあん)」。2階の座敷で、中秋の名月にちなんだしつらえや和菓子、煎茶の〝お手前〟が楽しめます。「岡崎ときあかり」連携企画▶9月17日㈯午後1時30分~6時30分。料金2000円(別途入園料410円要)。要予約▶会場・問い合わせは無鄰菴(地下鉄「蹴上」駅から徒歩7分)=☎075(771)3909茶の湯や茶会記をテーマに「ぽち袋こころ展~豊田満夫コレクション」 木綿古布コレクターとして知られる豊田満夫さんが収集した、木版刷りの祝儀袋などを展示。京の名所や祇園の舞妓(まいこ)を題材にした絵柄、しゃれっ気のあるデザインの袋など、職人技が光る多彩な内容です▶9月2日㈮~4日㈰午前11時~午後6時。入場無料。豊田さんの展示解説=9月2日午後1時30分~2時30分▶会場はアートステージ567(中京区夷川通烏丸西入ル)。問い合わせはふろしき研究会=☎075(432)2722木版刷りで京の名所や舞妓の絵柄も「第7回陽明文庫講座」 近衛家に伝わる文化財を保管する陽明文庫。所蔵品の中から、茶の湯の資料や茶会記について講演▶9月25日㈰午後1時30分~4時30分。聴講無料。申し込み先着300人。メールは定員締め切り後の申し込みにのみ返信▶会場は立命館大学朱雀キャンパス(JR・地下鉄「二条」駅から徒歩2分)。申し込み・問い合わせは東京大学史料編纂所 基礎研究(S)プロジェクト室=☎03(5841)5959、8youmei@hi.u-tokyo.ac.jp名勝の庭園を眺めながら茶会を「おいしい広告―欧米と日本の飲食物のポスターを中心に―」 19世紀末から現代にかけて製作された、欧米や日本の飲食物のポスターを紹介。食品、調味料、牛乳、茶、菓子、清涼飲料、酒などを広告する約50点が一堂に。「くすりと化粧のアラカルト」と題した展示も同時開催▶9月24日㈯まで、午前10時~午後5時。日・祝日休。一般200円、大学生150円、高校生以下無料▶会場・問い合わせは京都工芸繊維大学美術工芸資料館(地下鉄「松ヶ崎」駅から徒歩8分)=☎075(724)7924調味料や酒などをアピール袋を開くと絵柄が変わる祝儀袋オムロン パイプオルガン コンサートシリーズVol.58「ポップス」 国内外で活躍するオルガニスト・梅干野安未(ほやのあみ)さんが、京都で初演奏。J・S・バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」、「ジブリメドレー」などを披露▶9月3日㈯午後2時開演。一般1000円、高校生以下500円▶会場・申し込み・問い合わせは京都コンサートホール(地下鉄「北山」駅から徒歩5分)=☎075(711)3231パイプオルガンでジブリメドレーなど「アニメ―ター・ビール プショル醸造所」(作者不詳)経験や知識はそのままで、若く健康的な肉体に戻れたら…と願ったことはあるだろうか。そんなことは夢物語だと思っていたけれど、遺伝子操作で作り出された肉体に脳の記憶を送り込むということが、動物実験では一部成功しているという。神の領域に踏み込むと批判されそうなそういう技© 2015 Focus Features LLC, and Shedding Distribution, LLC.術を前面に押し出して、スリリングなSF娯楽作が登場した。政界や財界にも大きな影響力を持つ建築家のダミアンは、がんのため余命半年と宣告される。そんな折、ある研究所を統括する科学者から「遺伝子操作による新しい肉体に、あなたの頭脳を転送しないか」と提案される。「セルフレス/覚醒した記憶」9月1日(木)からTOHOシネマズ二条で公開もう一度別の人生を生きることを選択したダミアンだったが…。テンポの良い語り口で次はどうなるのだろうとワクワクさせるところは、ターセム・シン監督のうまさだ。何か裏がありそうな、なぞめいた研究所、ダミアンをしつこく襲う不思議な幻覚、周到に隠されていた真実。主人公が「何かおかしい」と気づくあたりから、だんだんとサスペンスの色が濃厚になり、アクションシーンも増えていく。熟年のダミアンをベン・キングズレーが、新しい肉体を得たダミアンをライアン・レイノルズが演じ、それぞれに適役である。意外にもほんわか感のあるラストシーンだ。(ライター宮田彩未)驚きの頭脳転送技術を基にした近未来SFアクション人生の大半を過ごすのは、果たして自分のうちなのか、それとも職場なのか?というところから気にせざるを得ない、このタイトル。職場が舞台の六つの短編小説が収められている本書。最後に収録されているのが表題作です。土砂降りの雨の日、すでに夕方に差し掛かったころ、直帰する外出組、特に何をするでもなく誰かの迎えを待っている後輩、さて自分もそろそろ…と思っているオニキリ。彼らが、土砂降りの雨という足止めを食らいながらも帰りたいと切実に願う描写と、途中に出会うユニークな登場人物。働くひとなら誰しも共感するであろう、職場小説。おもしろいです!新潮文庫・497円「とにかくうちに帰ります」津村記久子早く家に帰りたい。そんな気持ち、働く人なら共感できるかも紹介者大垣書店四条店小林素紀さん読者モニター募集!紙面の感想を聞かせて読者モデルなどへも協力を締め切りは9月2日(金)「リビング京都」では、2016年度下半期の読者モニターを、左記の通り募集します。2016年度上半期にモニター活動をした人の応募は不可。採用者には編集部より連絡があります。〈活動内容〉毎週発行されるリビング京都の紙面を読み、所定のアンケート用紙(A4用紙1枚)に意見・感想を書いて編集部へ。メールも可。希望者には、読者モデルなどをお願いすることも。活動終了後、謝礼(5000円)を進呈 ※アンケートの提出状況により金額が変わる場合あり〈応募資格〉リビング京都が自宅に届いている人〈活動期間〉10月1日号〜2017年3月25日号分(予定)〈応募方法〉8月27日号に対する感想などを、以下に沿って回答を。①1・2面の特集記事の感想②面白かった記事③問題を感じた記事④最近興味のあること⑤氏名⑥年齢⑦住所⑧電話番号。ファクスまたはメールで回答を〈応募締め切り〉9月2日(金)必着〈応募先〉京都リビング新聞社編集部=9075(212)8858、8mailbox@kyotoliving.co.jp〈問い合わせ〉京都リビング新聞社編集部=☎075(212)4422

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