リビング京都 中央版 10月22日号
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(2)2016年10月22日(土曜日)中央第1778号「コンビニエンスストアで、おつりをもらうときなど、『あ、黒いから見られているかも』って、気になります(笑)」「原田造園」の甲斐さんの手のこの黒い汚れの正体は〝松やに〞。甲斐さんは、庭や木々の手入れを行う造園士です。これから冬にかけて松を手入れ仕事に入るときは、濃い味のものや香りが強いものを避けるという櫻井さんはソムリエ。夫がシェフをつとめるイタリアンレストラン「イル チリエージョ」でワインサービスを担当しています。「テイスティングは毎手袋が仕事の相棒という田中さんの取材に訪れたのは「大垣書店烏丸三条店」。そう、田中さんは書店員。こちらのコミックコーナーを担当しています。手袋をはめて作業をするのは、開店の2〜3時間前。台車に山積みとなする機会が多くなると、ますます手が黒くなることが増えるのだとか。竹垣を結ぶ黒い〝染縄〞もくせもの。こちらの染料もせっけんでは落ちにくく、手が黒いまま、何日も過ごすのだそう。そんな苦労もありますが、仕事に面白みが増していると話します。京都日行います。体調がよくないとワインの味わいが分からなくなるので日々の健康管理が大切です。また味覚や嗅覚をベストな状態に保っておかないとならないので、ニンニクや激辛料理などは仕事の前には食べません」あめやコーヒーを口にったコミックをいかに素早く売り場に並べていくか―。そうした〝時間との闘い〞のなかで作業をしていると、紙で手を切るのは日常茶飯事。それをガードするのが手袋です。早くて2週間で穴が開いてしまうとは、その仕事の過酷さを物語っていますね。もう一つのパートナーのはさみは、常時、ポケットに。商品にかかっているひもやビニールのカバーをこれでカット。スムーズに作業を進めるための必需品です。「休日には、むしろ何でも食べてみます。ワインとの相性を研究したいので」と櫻井さんしないのも同様の理由。繊細な味わいを感じ取るための努力なのですね。また、化粧品や香水など身につけるものの香りだけではなく、ワインや水のグラスを拭くふきんにも配慮。無香料の洗剤を使い、手洗いをしているそう。マンションの玄関前の植え込みを剪定(せんてい)中。「独立後は打ち合わせなども自分でしますので、以前よりは念入りに手を洗うようになりました」へ来てから始めた茶道の影響なども受けながら、常に自分の造りたい庭をイメージするように心掛けていると甲斐さん。「試行錯誤の段階ですが、庭から町の雰囲気をよくしていきたいと思っています」軽々とコミックを抱える田中さん。持ち方にコツがあり、50冊くらいは持てるのだそう梅田さんの勤務先は京都市営バス梅津営業所。こちらが担当する3、100、201などの系統に乗務する市バスの運転士です。運転席の窓に近い右手が焼けているのも納得。「午前中から夕方にかけて、3系統のように東西にまっすぐ向かう乗務のときが、特に焼ける気がします。フロントやサイドのガラスは、紫外線カット仕様なのですが」。1面の写真を見ると、右腕にはめている時計の跡もくっきりついていますね。仕事中にはめているという手袋は、滑り止めとともに、同僚へのマナーとして着用している人が多いそう。「一台のバスを、乗務交代をしながら数人で使いますから」それにしても梅田さん、腕だけではなく顔も焼けていますね。やはり運転士には日焼けがつきもの?「いえ、これは趣味のランニング効果です(笑)」「京都市交通局の市バスは、運転席についている日よけのバイザーが特注で、大きいんです」。運転士の目の疲れの軽減などを考えてとのこと。安全運転につながっています     は、繊細な嗅覚と味覚が要求されます        、 ハンドルを握る右手が日に焼けます手袋にガードされ、忙しい朝を過ごす    です    と松やには、切っても切れない関係井上さんは約40年前、スイスでチョコレートやあめ細工の製法を学んだのち、33年前に洋菓子店「グラース・セゾン」をオープンしました。以来、パティシエとして数えきれないほどのケーキや焼き菓子、チョコレートを作り続けてきました。その井上さんの仕事と腕の長さや太さはどのような関係が? 「例えばバターケーキを焼く場合、大きなボウルに6㎏ほどの小麦粉を入れ、たっぷりの砂糖とバターを入れて、しっかりと右腕で混ぜます。だからかしら、右腕のほうが左腕より少し長いし、太いんです。同じようなパティシエも多いんですよ」右腕のたくましさは、      歴30年以上の証しクリスマスともなれば、10ℓの生クリームを何度も泡立てたり、大鍋にいっぱいのドライフルーツを刻んだりと、右腕は働きどおし。厨房(ちゅうぼう)には、甘い匂いが漂っていますが、仕事は決して甘くないようです。ケーキの材料はキロ単位。「多いときは同時に100台作ることも。スピードが肝心です」ソムリエ造園士書店員市バスの運転士パティシエ前ページのヒントで、どのような仕事かピンときましたか。皆さんの仕事はこちらです!すこれが私たちの仕事で1大人のための粉ミルク「ミルク生活」1缶2特別企画展「コレクションの愉しみ」のペア招待券希望番号と商品名、〒、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて応募を。10月28日㈮必着。ホームページは同日午前10時締め切り森永乳業(東京都港区)から、大人向けの粉ミルク「ミルク生活」(1缶360g、3670円)が新発売。乳タンパク質の一種のラクトフェリン、ビフィズス菌や乳酸菌、カルシウム、中鎖脂肪酸など大人の体をサポートする栄養素を配合。水かお湯(100cc)で同商品20gを溶かして飲み物に。甘さ控えめなので料理にも活用できます。同商品1缶を、読者5人に。「貨幣図皿」(湯浅夫妻印判手コレクション)。大阪歴史博物館=☎06(6946)5728森永乳業=10120(369)592大阪歴史博物館(大阪市中央区)では、特別企画展「コレクションの愉しみ―印判手の皿とアジアの凧―」(入館料大人600円)を開催します。12月7日(水)~2017年2月13日(月)。印判手とは印刷で絵付けをした陶磁器のこと。大阪市在住の夫婦が収集した印判手約1000点と、大阪府在住のたこのコレクターの所蔵品約400点を紹介。招待券2枚を1組にして、読者10人に。プレゼントします■〒604-8560(住所不要) 京都リビング新聞社「リビング京都」プレゼント係【応募要項】応募は、はがき・リビング京都ホームページで。※当選者の発表は発送をもってかえます。原則として商品は提供社から発送。同意のうえ応募を2次元コード対応機種のみ利用可■http://kyotoliving.co.jp (スマートフォン・ケータイは右上の2次元コードからアクセス可) ※ホームページからの場合は「Web会員」の登録が必要です〒615-8225 京都市西京区上桂森下町36-1営業時間/10:00~17:00 定休日/不定休革研究所 京都西京店1革製品修理・染め直し専門店「冬支度」は、お済みですか?コート・バッグ・ソファの修理、染直し「冬支度」は、お済みですか?コート・バッグ・ソファの修理、染直しスレ傷補修布生地張り替え傷・落書き補修染め直し料金表(価格はすべて税別)ベタベタ解消・内袋交換変色コートの染め直し財布のカラーチェンジ■バッグ(Sサイズ)………13,200円~■ロングコート…………… 26,800円~■ロングブーツ……………24,000円~■本革ソファ(トリプル)……60,000円~HERMÈS CHANEL GUCCILOUIS VUITTON PRADABALENCIAGA MIUMIUBOTTEGA VENETA etc.0120-101-996出張相談会開催!10/24㈪大国屋 白川店【雨天時中止】10/25㈫エムジー西賀茂店【雨天時中止】11/6㈰カナート 桂坂店【店内開催】11/13㈰大国屋 白川店【雨天時中止】11/20㈰カナート 桂坂店【店内開催】雨天時「開催確認」は、お手数ですが下記の電話までお問い合わせください[いずれも9:30~18:00開催します。]℡075-205-3560☎075(212)4411まで広告掲載のお問い合わせ・お申し込みは

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