リビング京都 東南版 11月5日号
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(10)2016年11月5日(土曜日)東南第1780号竹とんぼをいっせいに飛ばした人数で、「ギネス世界記録®町おこしニッポン」に挑戦。そんな企画が11月23日(祝・水)、伏見区・深草で実施されます。現在の最高記録である410人を超えようと、参加者を募集中! 本番を前に、竹とんぼ教室も開催されていますよ。世界記録10月下旬に訪れたのは、深草小学校で開かれた6回目となる竹とんぼ教室。「記録に挑戦するだけではなく、実際に昔ながらの竹とんぼを作ってほしいと思い、6月から行っています。親子で参加することで絆がより深まれば」と話すのは、「深草竹とんぼ実行委員会」の三林裕明さん。そもそも同会が立ち上がったのは1月のこと。深草商店街の恒例イベント「ふかくさ100円商店街」が10回目を迎えるにあたり、何か特別なことができないかと、三林さんをはじめ深草商店街の有志のメンバーが模索。「インターネットの動画で、熊本県で竹とんぼをいっせいに飛ばす挑戦を見て、これだ!と思いました。深草は竹の町ですし、地域の資源の活用やPRにもつなげたいです」本番を間近に控えた心境を尋ねると、「最初は挑戦することに意義を感じていましたが、いざ本番を前にすると成功させたいという気持ちでいっぱいです。ぜひたくさんの人に参加してほしいです」と意気込みも十分です。削ったり、ねじったり大人も子どもも熱中「竹とんぼ教室は毎回、思った以上に好評です。何回も来てくださっている方もいるんです」。取材の日も親子連れなど、20人ほどが参加していました。「左右の重さのバランスを整えられたらきちんと飛びますよ」など、まずは講師を務める「NPO竹と緑」、そして同会メンバーである佐々木幹夫さんが注意点を説明。紙やすりや小刀で形を整えたり、仕上げに自分の名前や好きな柄を書いたりと、約1時間、みんな夢中で作っていました。最後は外に出て、いよいよ竹とんぼ飛ばし。「わーだめだ。難しい」「やったー、見て! 飛んだよ」とあちこちから声が聞こえてきます。参加者の小学生からは「竹とんぼは見るのも作るのも初めて。難しかったけれど楽しかった」、娘と一緒に参加していた父親からは「昔作ったことがありましたが、ここまで本格的に作るのは初めてで面白かったです」などの声が。子どもはもちろん、大人も熱中していました。現在、竹とんぼ教室、「ギネス世界記録®町おこしニッポン」ともに参加者を募集中です(表参照)。問い合わせは、深草竹とんぼ実行委員会=☎075(643)2476=まで。深草商店街の有志や「NPO竹と緑」などの地元の団体から構成される「深草竹とんぼ実行委員会」やボランティアのメンバー。「一緒に記録保持者になりませんか」と三林さん(左)日時:11月6日(日)・13日(日)各日午前10時~正午 場所:深草小学校ふれあいサロン(伏見区深草西伊達町82―3、京阪「藤森」駅から徒歩約5分)申し込み:前日午後6時までに三林さん=4090(3359)9800=へ定員:25人(先着順) 参加費:300円(親子1組の場合500円)参加条件:小学生以上は保護者同伴日時:11月23日(祝・水)午後2時開場~4時30分終了予定(参加者は午前10時~午後1時30分に現地にて受け付けを)場所:深草小学校申し込み:同委員会のホームページ=http://fukakusabamboo.wixsite.com/bamboo=から ※当日参加も可能。ただし、なるべく早めに受け付けを参加費:300円(親子1組の場合500円) ※竹とんぼ教室に参加した人は無料。作った竹とんぼの持参を参加条件:小学生以上撮影/舟田知史がへに伏見でいっせいに挑戦11月6日(日)・13日(日)には作り方教室が開かれます竹とんぼ教室ギネス世界記録®町おこしニッポン手作りの竹とんぼを飛ばします。「簡単そうに見えたけれど、力みすぎるとなかなか飛ばないし、けっこう難しい」と参加者火であぶりながら竹をねじる作業。「これでできてるかな」「もうちょっと削った方がいい?」などと子どもたちから質問が参加者に飛ばし方のコツを教える佐々木さん。ギネス世界記録®では、いっせいに、そして頭より高く飛ばさないとカウントされないのが難しいところなのだとか

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